【結婚式レポートin熊本県】幸せな思いと感謝の気持ちを、オペラで伝えた結婚式です

ストロベリームーンと呼ばれる６月の満月を一緒に見に行ったことをきっかけに交際が始まった。ふたりの間には娘がいて、１歳になる娘のお披露目も兼ねていた結婚式のテーマは「満月」。みんなの幸せが満ちるようにとの思いも込めて、テーマにちなんだ多彩な演出を詰め込んだ。
音大出身の新婦がこだわったのが、オペラを取り入れた挙式入場。恩師がドヴォルザークの『月に寄せる歌』を独唱する中、新婦と父が静かに歩むと、チャペルに響き渡る美しい歌声に会場中が聞き入るという感動のシーンに。結婚宣誓後はゲストの笑顔に包まれて幸せを満喫した。
披露宴冒頭は、月が浮かぶ幻想的な映像演出の下、まな娘をお披露目しながら３人で入場。中盤には、中学からラグビーを始め今も続けている新郎にちなんだ演出も。大勢の仲間たちによるメッセージ映像の上映、新郎を巻き込んで「ハカ」と呼ばれるパフォーマンスを披露すると、会場中が一気にヒートアップ。そして最後には、「自分を表現してきた歌で感謝を伝えたい」という新婦によるプッチーニの『私のお父さん』の独唱。目を潤ませて聴き入る父母への感謝の思いと新婦の美声が会場中を幸せにした。

満月を映し出すプロジェクションマッピングを駆使して、ドラマチックに披露宴入場

テーマにちなんだ木製のウエルカムボードは新郎の力作

長女・瑠華ちゃんは、新郎父に抱っこされてリングガールも務めた

音大時代の親友によるピアノ伴奏でオペラを披露。和装とオペラの取り合わせも話題に

新郎席にラグビーボール、新婦席に楽譜を飾って、ふたりらしさを表現した高砂席

挙式に花を添えてくれた音大時代の恩師。「音楽だけでなく人生を教わった」と新婦は感謝

ゲストに誓いを立てたいとアットホームな人前式に

ケーキからフルーツや和菓子まで、豪華なデザートビュッフェに、男性ゲストも思わず笑顔に

プチギフトは、手作りラベルで包んだ地元の銘菓

円形ミラーにふたりでゲスト名を手書きした席札が好評

満月をモチーフに手作りしたプロフィールブック。ふたりの思いを紹介した内容にゲストの会話が弾んだ

両家の家族はチャペル前のガーデンで記念撮影を行って、思い出づくり

Profile

熊本県熊本市在住
佐々木泰志さん（29歳）
沙和さん（28歳）

挙式日：2019年11月16日
会場：ホテル日航熊本
招待客数：144名

ラガーマンの新郎と音楽を愛する新婦。2018年4月に婚姻届を提出、同年8月に長女・瑠華ちゃんが誕生。

※ゼクシィ熊本版2020年4月号より転載

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