【結婚式レポートin鹿児島県】子どもも大人もみんなが笑顔になれた一日でした
家族へ鹿児島へ愛とハピネスを届けられた結婚式
自分の夢を追い掛けて上京した新婦。念願の職場で活躍していた時に起きたのが東日本大震災だった。「落ち込んでいた時に、あなたの帰る場所はここにあるからいつでも帰ってきなさい、と言われて母の偉大さを知りました……」
その後、帰郷した新婦が、新郎と出会い迎えた晴れの日に選んだテーマは「ファミリーエンターテインメント」。「親戚や友人の子どもから、結婚式に慣れている祖母の年代まで、幅広いゲストに楽しんでもらえる一日にしたい」という願いを込めていた。
挙式ではサポート役として子どもたちが登場。披露宴でも新婦がデコレーションしたカメラを熱心に構える子どもたちの姿が。一方、新郎は日頃から情熱を傾けている鹿児島の農産物をテーブルラウンドで生かすことに。オリジナリティー溢れるゲームで老若男女の笑顔を誘っていた。
やがて訪れたフィナーレの時。白無垢で臨んだ新婦の手には挙式からずっと携えていたブーケが。「実はこれ、私の母が結婚式で使ったものなんです」。このエピソードが司会者から明かされるとゲストから驚きの声が。窓一面に桜島が広がる会場で、故郷へ戻った新婦に幸あれ、とゲスト全員が祈っていた。
挙式前のチャペルで親子のファーストルック。両家母から「わぁ、きれい」の声が
大切な結婚指輪を運ぶ大役を担った新婦姉の子どもたちをハグ
テーマカラーのブルーをフラワーシャワーやプチギフトで表現
インスタントカメラにも新婦が手を加えてかわいくおめかし
中座のエスコート役に指名したのは新婦姉。感激のあまり泣きだした姉に釣られて新婦も涙
披露宴を締めくくるオールキャストフィナーレ。和装のふたりがスタッフと並んでゲストに手を振った
式のモチーフに選んだのは星。夜空を思わせる濃紺の席次表にアクセントとして、また挙式入場前に子どもたちがまいているのも星のシャワーだった
ホワイトに金箔(きんぱく)をあしらったシンプルシックなケーキ
『桜島小みかん』のお菓子を全員に配り、さらに当たりを引いたゲストには『桜島小みかんサイダー』をプレゼント
フィナーレの衣裳は和装。新婦は白無垢姿で花嫁の手紙を読み、新郎は親の前まで進んでから子育て卒業証書を読み上げた
鹿児島県鹿児島市在住
塘 辰矢さん(31歳)
ゆりのさん(33歳)
挙式日:2019年7月7日
会場:ザ・ベイスイート 桜島テラス
招待客数:110名
結婚を前提に友人の紹介で交際スタート。2018年2月、新婦が勤務していたテーマパークでプロポーズ。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2020年3月号より転載
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