【結婚式レポートin大分県】愛する人の故郷・大分で新たな一歩を踏み出せました
親やゲストへ感謝と決意のサプライズを
新郎と暮らすために故郷の北九州を離れた新婦。一緒に暮らし始めて5年後、新郎の故郷・大分で結婚式を挙げることにした。そんなふたりが準備したのが2つのサプライズ。
まず一つは人前式で披露された『感謝のサプライズ』。新郎に続き、現れたのは新婦めい。小さな体で大きなロープを引いて歩くと、バージンロードを覆っていくアイルランナーにはふたりの幼い頃からの写真が。参列席から感嘆の声が上がると同時にチャペルの扉が開き、新婦と父が腕を組んで登場した。足元に並ぶ娘の幼き日の寝顔……七五三の着物姿……新婦父が一歩一歩じっとバージンロードを見つめながら、込み上げる涙をこらえる姿が感動を誘っていた。
大好きなゲストとの語らいを楽しむ披露宴に組み込んだのは、美容師の新婦らしい『決意のサプライズ』。中座中にヘアスタイルを大胆にイメージチェンジすることに。ロングのウエーブヘアから外はねのミディアムボブに変身してお色直し入場すると、いち早く気付いた美容師仲間から「さすが!」の声が上がった。髪型を変える、という行為は新婦にとって特別な意味を持つ。愛する人の故郷で新たな一歩を踏み出した新婦を、ゲストの温かな拍手が優しく受け止めていた。
フラワー&シャボン玉シャワーに包まれるふたり
披露宴前半はダウンスタイルで。タッセルが揺れるイヤリングも素敵
メイン席の装花は黄色の小花とグリーンで爽やかな印象。ふたりで手作りしたフラッグを高砂席の後ろに飾った
お礼の言葉を添えた手まりあめのプチギフト
披露宴後半はボブスタイルで。仲間の笑顔に囲まれて記念撮影を楽しんだ
ブートニアを贈られて目頭を押さえた父の姿を見て、気丈に振る舞っていた新婦も涙
ふたりの幼い頃からの写真をプリントしたアイルランナーを新婦めいがお披露目。新婦父は挙式後チャペルに一人残り、娘との思い出をカメラに収めた
受付に準備した手作りのウエディングツリー。結婚に必要なキーワードを色分けしてゲストに押印してもらい、人前式の結婚証明書が完成
新婦は遠方から駆け付けてくれた友人ゲストへ乾杯のグラスを掲げた
幼い頃から可愛がってくれた祖母と中座。祖母に先導される新婦はどこか幼子の表情
ケーキは3段重ねのネイキッドスタイル

大分県大分市在住
渕野剛さん(35歳)
朋美さん(26歳)
挙式日:2019年8月17日
会場:クラシカ ベイ クオーレ
招待客数:73名
2011年から交際開始。北九州と大分の遠距離交際を経て、新婦が大分へ。結婚式当日に婚姻届を提出した。
※ゼクシィ大分版2020年2月号より転載
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