【結婚式レポートin岡山県】日本とオーストラリアの橋渡しができました
2つの国の文化や習慣を紹介しながら
新緑が美しい5月の週末。ふたりが行う結婚式は緑に囲まれたガーデンでの人前式とパーティだ。航海士の新郎は、オーストラリアから家族や友人を招待し、2つの国を結ぶことを結婚式のテーマにした。そのためか、新婦側のゲストには着物姿の女性も。ウエルカムコーナーには飛行機をモチーフにしたエスコートカード。新婦側のゲストにはカンガルー、オーストラリア側のゲスト卓には折り鶴と、両国のイメージを伝えた。
パーティでは紙製の王冠が飛び出るクラッカーをゲスト同士で引き合い、それをかぶるオーストラリアのパーティゲームでスタート。お色直し入場では、両家の家族と新郎新婦がガーデンから次々と登場。またゲストが卓ごとで写真を撮り合い、紹介し合いゲストが一つに。パーティの中盤で船をのせたウエディングケーキが登場すると多くのカメラが集まり、ファーストバイトでは笑顔を誘っていた。
パーティの後半は室内に戻って、ふたりがファーストダンスを披露。お互いを見つめ合い、ロマンチックに踊るふたりに拍手が広がる。そしてこれからオーストラリアでの暮らしをスタートするふたりに、たくさんの祝福と応援の声が掛かっていた。
誓いのキスは新婦の目をじっと見つめてロマンチックに。挙式は日本語と英語を織り交ぜて進行した
ブライズルームで行ったファーストミート。新郎は部屋に入るなり照れながら愛を言葉にしていた
ガーデン挙式では父母に手を取られて新婦が入場
隣り合うゲストとキャンディー形のクラッカーを引き抜くと、紙製の王冠が出てくるゲーム。クラッカーは新郎の母が手配してくれた
待合室に飾ったのは飛行機形のエスコートカード。受付で撮ったインスタント写真と引き換えに飾るシステム
各卓で写真を撮り合い英語や日本語で紹介し合う
新婦の妹がパスポート風にデザインしたプロフィールパンフレット
デザートビュッフェに並ぶゲストの笑顔
お色直しの入場で「come on dear!」と紹介しながら家族も入場
ファーストダンスを披露。ふたりが初めて見に行った映画のダンス場面を再現した
ケーキは日本とオーストラリアの間を船が行き交うデザイン
かわいい王冠をかぶってポーズを取る新郎の親族
オーストラリア在住
ダニエル・ジェンキンスさん(29歳)
菜津美さん(32歳)
挙式日:2019年5月11日
会場:森の邸宅 彩音
ゲスト数:40名
2016年、新婦がワーキングホリデーを利用しオーストラリアで知り合う。2つの国でデートを重ねた。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2019年11月号より転載
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