【結婚式レポートin宮城県】私たちの軌跡をたどり、幸せを実感する時間に
陸上部で始まったふたりの恋に皆がときめいた日
高校生の頃、強豪陸上部で出会ったふたり。2年生の七夕からひそかに交際は始まり、学校近くの河川敷のベンチがお決まりのデートコース。川を見ながらたくさん話した。7年の時を経て、裕仁さんは綾乃さんを再びベンチに誘い出し、「結婚しよう」とプロポーズした。パーティのふたりの席は、肩寄せ合って並んで座るソファスタイル。そこに思い出のベンチを重ね、周囲を河川敷のように緑たっぷりに飾ったのもこだわり。思い出をたどるように、新婦はウエルカムボードやフェイクケーキなど装飾に合うアイテムを心を込めて手作りした。
迎えた式当日、陸上部の仲間や恩師を中心に、ふたりと青春を共にしてきたゲストが駆け付けた。新緑のガーデンでは、アフターセレモニーにリレーで使う“バトントス”。たっぷり時間をかけて、写真撮影も行った。友人に交じって、おめかしした愛犬ココちゃんや家族も一緒になって触れ合って、早くも皆、和やかなムード。パーティでは、“二人羽織”でのファーストバイトや、陸上部仲間が盛り上げる中で行ったサプライズのメッセージなど、仲むつまじいシーンも満載。ゲストもふたりの恋の続きを見守り、淡い幸せが会場を満たした。
ふんわりたっぷりのカスミソウで彩ったバージンロードを退場。幸せそうな姿が皆の笑顔を誘う
新婦の愛犬ココちゃんがリングドッグに。背中に載せたリングピローには、手縫いの草花の刺繍をほどこした
挙式前に父母と対面。母はこの直後に涙、父は恥ずかしそうに目をそらした
ブーケトスと共に行ったのは、陸上部にちなんだ“バトントス”
ふたりの歴史を掲載したプロフィールパンフも新婦のお手製
思い出のベンチをイメージしたメイン席。多種多様なグリーンの装飾をあしらった。ゲストとの触れ合いやフォトスポットに
フェイクケーキ、ウエルカムボードなどDIYアイテムと、前撮り写真がゲストをお迎え
ふたりが出会った陸上部時代の仲間が学校で撮影したサプライズムービーを上映。その流れに乗せて、新郎が新婦へ「愛してます!」と告白
緑溢れるガーデンでゲストと撮影を満喫
ファーストバイトは、息の合った二人羽織で
父母への記念品は押し花をあしらった子育て感謝状
宮城県仙台市太白区在住
佐藤裕仁さん(24歳)
綾乃さん(24歳)
挙式日:2019年5月3日
会場:アーカンジェル迎賓館 仙台
招待客:75名
高校陸上の幅跳びの選手とマネジャーとして出会う。学生時代の千葉と仙台の遠距離交際を経て、結婚へ。
※ゼクシィ宮城・山形版2019年9月号より転載
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