【結婚式レポートin鹿児島県】ふたりが出会った記念日に感謝を伝えられました
心配も愛の裏返し、結婚式の締めに日頃の思いを告白
ふたりが出会ったのは2017年7月15日。5月に同じ会場で結婚式を挙げた新郎友人夫妻の紹介だった。新婦に出会った瞬間、恋に落ちた新郎は1週間後の花火大会で「これからも毎年、一緒に花火を見に来たい」とプロポーズ。出会ってちょうど1年めの記念日に晴れの日を迎えた。
これまで縁を結んだゲストを招いて行われた披露宴。新郎は「人力車入場を、去年は僕が引いて、今日は友人が引いてくれるんです」と幸せな巡り合わせを喜んだ。新郎友人も「今日は人目を気にせず一番はしゃいでやりたい」と人力車の先導役に始まり、スピーチに余興にと大ハッスル。一方、新婦友人も愛らしい手作りグッズやキレのあるダンスでゲストを魅了した。
盛大な結婚式の裏には新郎のこんな思いが。「速すぎる展開に、周りからは心配の声もありました。多くの方にご心配いただけるということが私たちにとって幸せなこと。これからも今まで通り温かくご指導・ご鞭撻(べんたつ)ください」。深々と頭を下げるふたりをゲストの大きな拍手が包み込む。この日に備えてふたりでコツコツ手作りしたハーバリウムの席札が静かに、だけど目に見える確かな形でゲストへの感謝を伝えていた。
大島紬(つむぎ)の故郷、奄美の森を思わせるガーデンを臨むチャペルで誓いを立てた
海をイメージしたリングピローは新婦の手作り
頭頂から後頭部にかけて膨らみを持たせた髪型がクラシック。シャンデリアの光を受けてヘッドアクセが煌めいた
ふたりは共に3人きょうだいの真ん中。きょうだい全員の幼少期の写真をクイズの素材として使うアイデアは家族紹介にもなって一石二鳥
同じ会場で結婚した新郎友人が先導役。新郎と共に車を引いた友人がこの日も活躍
ふたりにとって記念すべき一日だから、誕生日を迎えたゲストにも特別なシーンを用意した
友人手作りのウエルカムボード。新郎父も「ありがたい」と写真に収めていた
手作りのテーブルガイドはせりふ付き
席札ハーバリウムをふたりで手作り。同じ物をメイン卓の装飾にも使った
応援団の余興は迫力と愛に溢れていた
ブーケプルズと西郷どんプルズで大盛り上がり
中座の瞬間、姉と妹は新婦をいたわるように両側からそっと手を添えた

鹿児島県日置市在住
深 亮太さん(31歳)
真衣さん(30歳)
挙式日:2018年7月15日
会場:Amaminosato South Villa Garden(奄美の里)
招待客数:140名
新郎友人妻の紹介で交際スタート。ふたりはたちまち意気投合し、出会って1年のスピード婚を果たした。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2019年1月号より転載
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