【結婚式レポートin北海道】たくさんの愛を注いで大きな幸せを育んでいきます
ふたりの心と両家に生まれた一つになる実感
壁一面に広がる日本庭園をバックに行った人前式。新婦母手作りのリングピローを手に新郎のめいたちが指輪を届けるなど、両家の協力で誓いの時間に一体感が生まれた。
森や自然が好きなふたりが“夫婦の木”“幸せの木”と呼ばれるオリーブの木を用いて行ったのは、海外の結婚式の伝統的な儀式であるプランティングツリーセレモニー。ゲストが鉢に土を入れ、ふたりで水を注いだ小さな木。二つの家が一つになることの象徴でもある木を「今も大切に育てています」と新郎新婦。
一緒に暮らし始めて年月が長くなると、改めて思いを言葉にするのが照れくさい面も。だからこそ未来に向けて新郎が自分で考えたこの日の言葉に、新婦は感激した。
「ふたりの大事な時間や将来の家庭像のこと。彼の誓ってくれた言葉が素敵で、思わず涙が出そうになりました」
お互い仕事が忙しく、家族や友人のたくさんのサポートがあって迎えることができた結婚式。大切なゲストにおいしい料理とお酒でゆっくり過ごしてもらえたことが、ふたりにとっての喜びになった。
「素敵な人たちに恵まれて私たちは幸せだなと感じました。少しずつ皆さんに恩返ししていきたいと思います」
挙式の退場は緑の葉を使ったリーフシャワーの祝福を受け、扉が閉まる瞬間のクロージングキスでゲストを沸かせた
リングガールのめいの頭には、新婦手作りの花冠。バスケット形のリングピローほか和装のボールブーケや髪飾りも新婦母が手作りしてくれた
折り紙、ラタンボール、造花で作った廊下のつるし飾り
新郎のおいの乾杯で、和とナチュラルをテーマにしたパーティがスタート
挙式後は庭園でゲストとの時間を満喫
特製のだるまケーキに夫婦で目を入れ、友人へサンクスバイトを行った
高砂席は作らずベンチシートでゲストと距離の近い空間に
挙式入場前に新婦から父へ感謝の気持ちを伝えるサプライズビデオを上映。「涙をこらえている父の隣で、私の方が泣いてしまいました」
北海道札幌市在住
山田拓人さん（26歳）
愛菜さん（26歳）
挙式日：2018年5月20日
会場：エルム ガーデン
招待客：73名
大学時代に出会い、交際５年のうち４年間の同居期間を経て婚姻届を提出。新郎は消防士、新婦は看護師。
※ゼクシィ北海道版2018年12月号より転載
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