【結婚式レポートin鹿児島県】伯父と祖母は私の恩人。これから少しずつ恩返しを
祖母や伯父のエスコートで幸せな未来へ
鹿児島の離島、屋久島で育ったふたり。「友人も共通で、お互いの親族も顔見知り。大好きな人たちだけに囲まれた、笑顔いっぱいの一日にしたい」と結婚式を準備した。
大切なゲストの中でも特に、新婦が「恩人」と仰ぐのが亡くなった父方の祖母と伯父。これまでの感謝の気持ちを伝えようと、それぞれにスポットライトが当たる場面を用意した。照れ屋の伯父には挙式のバージンロードを一緒に歩いてもらうことに。新婦を新郎へエスコートチェンジした伯父は、「今日のことを一生忘れないで頑張ってほしい」と話した。一方、おおらかな性格の祖母にはお色直しのエスコート役をお願い。サプライズで指名された祖母は、昔よく叱ったりなだめたりした子どもたちが成長して顔を揃えた様子にご満悦で、みんなに手を振りながら中座へ。
「お世話になった祖母や伯父に幸せな姿を見せて安心させたい」と語っていた新婦。花嫁の手紙ではその気持ちを「これから少しずつ恩返しをしていきます」という言葉で表現。ハネムーンドライブの車から頭を出して、大きく手を振るふたりのキラキラ光る笑顔に、祖母が、伯父が、屋久島のみんなが、青空の下、両手を挙げて応えていた。
友人スピーチで「キラッキラの笑顔が魅力」と紹介された新婦。スピーチに耳を傾ける新婦の頬には一筋のうれし涙が
誓いのキスの直後、突然のハグ。新郎は驚きつつも、しっかりと受け止めた
出番の直前、「きよな、泣いちゃうかも……」と口にしていた新婦長女の聖凪ちゃん。「パパになってくれてありがとう」「ママのけっこんしきのゆめをかなえてくれてありがとう」の言葉にゲストも涙
気持ちの良い青空の下、ハネムーンドライブへ
「レンガ調のおうちのような会場なので、その雰囲気を生かせるようにDIYを頑張りました」と新婦。一家4人で手作りしたアイテムはアットホーム感いっぱい。長女が描いた家族の似顔絵や家族の手形&足形で作ったウエルカムボードで受付を飾った
新郎は長男を抱っこして挙式入場
屋久島らしく万歳三唱で締めくくった
断面ケーキはハート形で
新婦祖母は新婦をエスコートしながら、友人ゲストのテーブルに立ち寄っては、「かっこよくなったね!」「元気にしてる?」とハイファイブ!

鹿児島県鹿児島市在住
松田 拓さん(25歳)
明美さん(25歳)
挙式日:2018年2月24日
会場:エルセルモ鹿児島
招待客数:70名
新郎、新婦、長女、長男の4人家族。昨年、新婦伯父の病気が分かり、急きょ、結婚式を挙げることにした。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2018年8月号より転載
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