【結婚式レポートin北海道】心から楽しんでもらえる私たちならではのおもてなしを

好きなダンスも音楽も一緒で、価値観が似ている新郎新婦。海外アーティストのワールドツアーのようなドキドキ感をゲストに味わってほしいと映像、BGM、アイテムの細かなディテールは、徹底してライブ風にこだわった。
パーティを盛り上げたケーキセレモニー。母とのラストバイトは寂しく感じ“家族はこれからも家族だ”とずっと続いていく意味を込めてお互いの父と行うことに。ファーストバイトをもじって“ファースト介護”と題し、新郎新婦が両家の父にケーキを食べさせるユニークなセレモニーとなった。「ゲストの目にも新鮮に映ったようで、嬉しい反応を頂きました」とふたり。
ライブを意識したこだわりは、準備段階からスタート。招待状はふたりの写真をジャケットにした空のCDケースを送り、結婚式のエンディングで流す曲はふたりで相談しながら歌詞を考え、新郎が作曲。当日は大階段を生かしたライブさながらのパフォーマンスでオープニングを迎え、ゲストの心を躍らせた。お見送りで渡したプチギフトは、ふたりが作詞作曲した歌のCD。ゲストの手にあるケースに感謝の思いが込められたCDがセットされ、この日限定の幸せなライブが完結した。

アフターセレモニーはバブルシャワーの祝福

レコード盤を活用したメッセージボード

チャペルで行った人前式。賛美歌ではなくみんなが知るアーティストの代表曲をセレクトし合唱。「チャペル中に全員の歌声が響き、心が一つになるのを肌で感じました」と新郎新婦

新婦友人代表スピーチ後、新郎友人にお願いした“友人代表スムージー”。数種の具材を準備し、即興で作ってもらった祝福の味は「だいぶ苦かったです（笑）」とふたり

大階段を見た新郎のアイデアで生まれた“中西内閣発足”の演出。役職に合う大臣をゲストから選出し、任命書を手渡した後、階段に並んで記念撮影を行った

プチギフトのＣＤと招待状として送ったオリジナルケース。出欠は返信はがきではなく、特別なＱＲコードを作りライブ同様の申し込み方法にした

伝えきれない思いは手紙に書いて、一人ずつ手渡した

前撮りや当日もメイクをしてくれたメイクアップアーティストの姉と中座

入場演出や映像でもライブ感を盛り上げた

Profile

東京都在住
中西亮太さん（27歳）
麻由さん（25歳）

挙式日：2017年9月30日
会場：京王プラザホテル札幌
招待客：100名

北海道出身のふたり。大学時代に同じダンスサークルに所属し、活動を通して絆を深め交際５年後に結婚。

※ゼクシィ北海道版2018年8月号より転載

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