高見えのコツは“統一感”!結婚式のおしゃれ「卓上ペーパーアイテム」実例集
ゲスト卓に並べるペーパーアイテム、「どんな種類やデザインにしよう?」と迷っていませんか。実はペーパーアイテムを“高見え”させるコツは、装花やクロス、カトラリーなどとの統一感にあるんです。今回はそんな統一感を意識した、おしゃれ実例をご紹介します。
ゲスト卓に並べるペーパーアイテム、「どんな種類やデザインにしよう?」と迷っていませんか。実はペーパーアイテムを“高見え”させるコツは、装花やクロス、カトラリーなどとの統一感にあるんです。今回はそんな統一感を意識した、おしゃれ実例をご紹介します。
●@wd__orさん
「大人POP」をテーマに、クールさとポップさを絶妙にミックスしたテーブルコーディネート。花器や装花、中央にあしらったリボンやフルーツのレプリカは、思い切りカラフル&キッチュに。一方で、モノクロデザインのプロフィールブックやネガフィルム風の席札が、卓上にクールな引き締め感を添えて。遊び心と大人っぽさのバランスが光ります。
ペーパーアイテムは大人POPのテーマに合わせて作成。大作のプロフィールブックと、ゲストとの思い出写真を入れたネガフィルム席札が特に好評でした!(@wd__orさん)
用意したペーパーアイテム:テーブルナンバー、ドリンクメニュー、プロフィールブック、席札
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約10万7000円(ゲスト80名分)
●@meine_kleinekoさん
彼の故郷であるドイツに佇む古城を舞台にしたパーティ。重厚でクラシカルな空間を際立たせるため、卓上アイテムはあえてシンプルにまとめました。装飾テーマは「サムシングブルー」。ブルーとホワイトで統一したペーパーアイテムや装花が、清楚で気品あふれる雰囲気を演出しています。
テーマに合わせたデザインにこだわりたくて、ネットで見つけたデザイナーさんにオーダー。特に海外ゲストには、なじみの少ないプロフィールブックが新鮮だったようで、とても喜ばれました。(@meine_kleinekoさん)
用意したペーパーアイテム:テーブルナンバー、席札、プロフィールブック(メニュー表入り)、プチギフトタグ
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約8万円(ゲスト70名分)
●麗加さん
式のテーマ「大草原の小さな家」に合わせ、ナチュラルなアイテムでまとめたテーブルコーデ。色の統一感はもちろん、革のネームタグや麻素材のテーブルナンバーなど、素材にもこだわりを。ナチュラルでかっこいい、インダストリアルな雰囲気を叶えています。
ネームタグは式後も使ってもらえるようにと、一つずつこだわって手作り。手紙もシンプルでナチュラルな素材を探しました。(麗加さん)
用意したペーパーアイテム:ネームタグ、手紙、テーブルナンバー(会場手配)
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約3万円(ゲスト75名分)
●アリスさん
席札にはテーマフラワーのアンスリュームを描いたイラストを添え、プロフィールブックの表紙にはテーブルコーデをイメージしたイラストを入れて、全体に統一感を。ピンクやバーガンディを効かせたカラーリングで、モチーフもカラーもロマンチックにまとまっています。
イラストは全て自らオリジナルで描きました。大変だったけれど、描く時間も楽しい思い出に。ゲストにも「私らしい」と好評で嬉しかったです。(アリスさん)
用意したペーパーアイテム:テーブルナンバー、席札、プロフィールブック(メニュー表入り)、テーブル装飾用のイラスト
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約2万円(ゲスト45名分)
●@wd___kkさん
挙式の時期に合わせて、秋を感じるテーブルコーデに。テラコッタやボルドーを基調にした装花やフルーツ、木の実をあしらった卓上に、装花とリンクさせたシックなデザインのペーパーアイテムをプラス。落ち着きと華やかさを兼ね備えた、大人っぽい雰囲気が完成しました。
テーブルナンバーは私の名前にちなんで、花の名前で作りました。スタンドはシナモンを使ってナチュラルに仕上げています。(@wd___kkさん)
用意したペーパーアイテム:テーブルナンバー、ドリンクメニュー、プロフィールブック、席札
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約9800円(ゲスト50名分)
●@aymsparty_wdさん
カジュアルでハッピーな空間を叶えるため、テーマカラーにはイエローとパープルをセレクト。ペーパーアイテムやナプキン、装花はもちろん、装花の下に敷くテーブルマットまで、全体の色使いをトータルでコーディネート。明るく多幸感あふれるテーブルでゲストをおもてなし。
メニュー表など、会場手配も検討しましたが、差し色が欲しくて全て手作りしました。思い通りのコーデが叶えられて満足しています。(@aymsparty_wdさん)
用意したペーパーアイテム:テーブルナンバー、メニュー表、席札
ペーパーアイテムにかかった費用総額:約4500円(ゲスト62名分)
方法1:色を絞る
テーマカラーを2~3色決めて、ペーパーアイテムや装花の色を揃えると、ひと目で工夫したとわかるような統一感のあるコーデに。
方法2:テイストやテーマを決める
「ナチュラル」「クラシカル」など、どんな雰囲気にしたいかを言葉や画像でイメージ化。ペーパーアイテムも卓上アイテムも同じ方向性で集めると、ぐっとまとまりが生まれます。上級者は「大人×POP」など掛け合わせテーマに挑戦して、アイテムごとに役割を分けるのもおすすめ。
方法3:装花や装飾をペーパーアイテムにリンクさせる
テーマフラワーやモチーフを決め、そのイラストや色をペーパーアイテムに取り入れると一体感アップ。季節によって花材の指定は難しい場合もあるので、事前に会場スタッフに相談することが大切です。
共通のポイントは、ペーパーアイテムと卓上アイテムを“別々に考えない”こと。実際に並べたときの見え方をイメージしながら、会場スタッフと相談したり、画像やイラストで具体的に見える化したりすると理想のコーディネートが叶います。
「統一感を出す」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、一つ一つを別々に考えるのではなく、ゲスト卓全体をイメージすれば大丈夫。会場スタッフとも相談しながら、ふたりらしい理想の“高見え”コーディネートを叶えてください!
構成・文/齊藤亜由美 D/ロンディーネ
※費用に関しては、ご本人のお話に基づいて編集しており、時期や内容によって変わることがあります
※掲載されている情報は2025年10月時点のものです