婚約指輪は英語でなんと言う？贈るときの英語メッセージ＆刻印も紹介♪

日本では「エンゲージリング」という呼び方が一般的な婚約指輪ですが、実はこれ、和製英語。英語の「engage」は「婚約する」という動詞で、海外で「engage ring」と言うと、違和感がある表現として受け取られます。英語での正しい表現は「engagement=婚約」という名詞を使った「engagement ring」が一般的です。

海外には婚約指輪と似た指輪で「promise ring」というものもあります。こちらは「将来を約束する指輪」で、必ずしも婚約を意味するわけではありません。どちらかというと、「カップルの深い絆」を示す指輪として贈り合うようなイメージです。

結婚指輪を指すものとして「マリッジリング」という言葉もよく耳にしますが、これも和製英語の一つ。英語では結婚指輪に関して「wedding」という表現を使用するのが主流で、正しい表現は「wedding ring」や「wedding band」となります。
 
ちなみに、婚約指輪は「結婚の約束」を形にした指輪であるのに対し、結婚指輪は「結婚後、夫婦であることの証し」として身に着ける指輪となります。

「ブライダルリング」は、結婚にまつわる指輪全般を指します。英語にも「bridal ring」という言葉はありますが、日常会話ではあまり使われません。「ブライダル（bridal）」は「花嫁に関する」「結婚式のための」といったニュアンスがあり、どちらかというとセレモニーや式典寄りの印象が強い言葉。
 
そのため、日本でも海外でもブライダルリングは婚約指輪と結婚指輪を合わせた総称として使われることが多く、冠婚葬祭の場面やジュエリー業界でよく目にする表現といえます。

婚約指輪を贈る最大の目的は「結婚の意思」を形として見せることです。言葉に加えて目に見える指輪を贈ることで「一緒に未来を歩む覚悟」を形にして伝えることができます。婚約指輪は、結婚の始まりを象徴するアイテムともいえます。

「けじめ」として婚約指輪を贈る人も少なくありません。ふたりの人生における大切な節目を、婚約指輪という形で残すことができます。また、家族や友人に結婚を報告する際にも、婚約指輪があることで「しっかりとけじめをつけている」という印象を与えることができます。

もちろん、婚約指輪は大切な彼女に喜んでもらえる特別なプレゼントでもあります。「指輪を差し出されながらプロポーズされる」というシーンに憧れている女性も多いはず。婚約指輪は、そんな幸せな記憶も贈ることができるアイテムでもあります。

婚約指輪の内側に刻む短い英語のメッセージは、主に贈り手からのメッセージであることが一般的。限られたスペースゆえにシンプルな一文であることが求められますが、短くてシンプルだからこそ、強い意思を伝える・感じることができるのが魅力。
 
定番の「Forever love」や「With you」といった言葉をはじめ、表現はさまざまありますが、自分にしっくりくる表現の刻印をぜひ意識して。そうすれば、受け取った相手が日常でふと目にしたときに、あなたからの愛をより実感することができるはず！

クラシックで使いやすい、王道の刻印フレーズ。

愛の深さや情熱を伝えるロマンチックな言葉がこちら。

「けじめ」や「誓い」のニュアンスを強く出したい人におすすめ。

少しカジュアルな表現がふたりらしい場合は、ぜひこれらの表現も参考に。

婚約指輪を渡す際、メッセージカードやメッセージ入りのデザートプレートも併せて贈ってみてはいかが？婚約指輪に刻印したテキストより、少し長めの言葉を添えることができ、より気持ちを伝えることができます。
 
英語の表現を加えたい場合のサンプルがこちら。定番から少しユニークなものまで紹介しているので、自分の気持ちにぴったりのものをぜひ選んでみてください。

王道のプロポーズフレーズ。シンプルだからこそ心に響く一文。

愛の深さをしっとりと表すフレーズ。より特別感を演出したいときに。

これからの結婚生活や未来に視点を向けた表現。誓いの言葉としてぴったり。

照れくささを和らげつつ、気持ちを伝えるフレーズ。思わず笑顔になるひと言。

少し文学的でアーティスティックな言い回し。印象的なメッセージに。

肩肘張らずにサラッと伝えたいときにおすすめ。自然体な気持ちが伝わります。