「ペアで10万円以内の結婚指輪」9選＆低予算でも後悔しない選び方

「ゼクシィ結婚トレンド調査2024（全国推計値）」によれば、結婚指輪（ペア）の平均価格は29万7000円｡6割強の人が20万～40万円の価格帯で購入しています｡とはいえ、結婚指輪は高ければ高いほどいいというものでもありません。予算が少なくても価格やデザイン､品質などのバランスを見て､ふたりが納得したものを購入すればいいでしょう｡
 
ただし、20万～40万円の価格帯がコアなため、それ以下の価格の結婚指輪はやや数が少ないという面があります｡次から少なめ予算の結婚指輪の特徴や選び方についてご紹介しますので､ぜひ参考にしてください｡また、いまはリーズナブルな結婚指輪を購入し､結婚10周年などの周年記念日に新たに記念の指輪を買うという方法もあります｡

結婚指輪に限らず、指輪は金属をたくさん使っているもの、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれているもの､細工が細かいものなどは価格が高くなります｡低予算で結婚指輪を購入するのなら、厚みがなく、幅も狭い、ごくシンプルなデザインにしたほうが､品質をあまり落とさずに手に入れることができるでしょう｡

結婚指輪でよく使用されるのがプラチナとゴールド。指輪に使用する際には､加工しやすくしたり､強度を高めたりするために、他の金属を混ぜています｡結婚指輪の場合､プラチナはPt950またはPt900（プラチナの割合が95％または90％）、ゴールドはK18（ゴールドの割合が75％）が一般的です。
 
Pt850、K14やK10などプラチナやゴールドの割合を少し下げると、指輪の価格も少し下がります｡最近は金属の価格が高騰しているため、プラチナやゴールドの含有量を下げた指輪も多く出回っています｡結婚指輪にあまりお金をかけたくないと考えているなら､金属の割合もチェックしてみましょう｡

結婚指輪は基本的にはブランドやメーカーが「結婚指輪」として作っています｡一方､「結婚指輪」として作られていないものはファッションリングとして売られています。結婚指輪はふたりが「これが私たちの結婚指輪だ」と認めるのであれば､それが「結婚指輪」として作られているかどうかは関係ありません。ですから、手頃な価格で探そうと考えるのであれば､「結婚指輪」のほか、ファッションリングにも目を向けてみるといいでしょう｡

結婚指輪は手作りするという方法も｡凝ったデザインにしたり、宝石などを付けると価格は上がりますが､ごくシンプルなデザインならペアで10万円以内で手作りできる所もあります。結婚指輪は購入しても着けない､着けられないという人は､ふたりで一緒に手作りにチャレンジして､思い出を共有するのも素敵ですね｡

次から､ペアで10万円以内の結婚指輪を、「シンプル」「エレガント」「スタイリッシュ」のテイスト別にご紹介します｡

リング一周に刻まれた彫りは羽根をイメージ｡ふたりの羽根を合わせれば､どこまでも羽ばたいていけるという意味のあるデザインが素敵です｡女性用にはメレダイヤモンドがキラリと輝き、アクセントになっています

ストレートラインのごくシンプルなデザインで､長く身に着けられます｡断面で見たときに三角の山形になる剣腕がシャープな印象で､センターの溝も程よいアクセントに｡全く同じデザインで身に着けたいというふたりにおすすめ｡

フランス語で白鳥と名付けられたこの指輪は､指に優しく添う優美なウエーブが魅力｡ウエーブに添って刻まれたラインがデザインのアクセントとなり､光を受けて輝くプラチナの美しさも最大限に際立たせます｡

二羽で一つになって飛ぶといわれる伝説上の鳥「比翼」にインスパイアされて生まれたデザイン｡柔らかなV字ラインで手をすっきりと､美しく見せてくれます｡女性用にはダイヤモンドがあしらわれ､華やかな雰囲気に。

センターにあしらわれた結び目のようなモチーフが印象的｡緩やかにカーブを描くラインも優美で､身に着けるだけで豊かな気持ちになれます｡女性用リングにあしらわれたメレダイヤモンドが指に確かな輝きを添えます。
 

指輪名の『パルマ』とはイタリア語で、「家族愛／あなたを見守る」を花言葉に持つヤシの葉のこと。ヤシの葉のような柔らかな曲線と伸びやかなラインがプラチナとゴールドで描かれています｡細身で着け心地の良さも魅力｡

ストレートなラインで手を美しく見せてくれます｡リングのセンター部分には特殊なカットが施され､きらきらと輝くのも素敵｡まるでふたりを優しい光で見守る星空のよう。どんな服装にも合わせやすく､日常使いにもぴったりです｡

平打ちのマット加工のリングは落ち着いた佇まい｡上昇したり､下降したりしながら1周ぐるりとつながっているラインが､洗練された雰囲気を醸し出します｡未来につながる強い意志を感じさせるようなデザインに惹かれます。

指輪名の『ベガ』は織姫星のこと。女性用リングには正面に見える部分の両端にそれぞれ1粒ずつメレダイヤモンドが配され､まるで天の川を挟んで向き合う織姫と彦星のよう。緩やかなウエーブラインは程よいエッジも効いていて､男性も身に着けやすいでしょう。