一軒貸切で自由度MAX!「ゲストハウス&専門式場ウエディング」3組の実例集
結婚式のために造られた華やかな演出が可能な専門式場、一軒丸ごと貸切にできるおしゃれなゲストハウス。専門式場やゲストハウスではどんな結婚式が挙げられるのでしょうか?素敵な専門式場&ゲストハウスで夢を叶えた3組の結婚式をレポートします!
結婚式のために造られた華やかな演出が可能な専門式場、一軒丸ごと貸切にできるおしゃれなゲストハウス。専門式場やゲストハウスではどんな結婚式が挙げられるのでしょうか?素敵な専門式場&ゲストハウスで夢を叶えた3組の結婚式をレポートします!
ふたりが結婚式で大切にしたのは「カジュアルな雰囲気で全員が楽しめる会にすること」「家族への感謝を伝える場にすること」。
海が見える会場を何軒か見学し、ウッド調の内装や天井が高く光が差し込む明るさが気に入って会場を決定!演出は最小限にして参列者と会話する時間を多く取り、ゆっくり会話と撮影を楽しむパーティを準備した。
「両親への手紙」は式が始まる前に家族だけで。「泣く自信があったし、しっかりと思いを伝えたかった」という新婦も緊張することなく、一言一言かみしめながら、両親へ感謝の思いを伝えられた。
横浜の海と街並みを見渡せる空間で、挙式・披露宴がスタート。装花は新婦の好きな赤やオレンジをベースに明るいトーン。ケーキ入刀はなくして、新郎新婦の出身地である大阪・佐賀にちなんだおつまみビュッフェを用意した。打ち合わせで「スイーツなどにかぶりつく演出をしたい」と話したことを覚えていた担当者が、サプライズで大きなお好み焼きを準備。司会者の声に合わせてふたりでかぶりつき、ゲストから歓声が沸いた!
お色直しはお気に入りのイエローベースのツイードドレス。夜景で雰囲気が移り変わったデッキでゲストとずっと続くおしゃべりを楽しんだ。実はあまり結婚式を行うことに乗り気でなかったという新郎からの「楽しかった。挙げて良かった」という感想に、ふたりの仲がさらに深まる結婚式になった。
両親にあらためて感謝の気持ちを伝えられて、1つの親孝行ができたと思います。ドレスの相談に乗ってくれた母をはじめ、父、祖母、姉も感動から泣いている姿を見て、さらに家族への感謝を感じることができました。遠方から参列してくれた友人にも感謝しています。
会場タイプ:ゲストハウス
挙式日:2024年6月29日
ゲスト数:99名(家族、親族、友人、職場関係)
ゲストみんなに「ふたりっぽい!」と言われる結婚式にしたいと考えていたYUCKEYさんカップル。「カラフル」をテーマに、リボンや“うねうね”の装飾をたくさん取り入れた。
会場選びの決め手は、おしゃれで大きすぎないプライベート感。ピンク色のブライズルームや提携ショップのドレスのかわいさもポイントだった。
ウエルカムスペースには、真っピンクのウエルカムボード、春夏秋冬に撮った前撮り写真、ろうそく、鏡、フォトフレームも“うねうね”を取り入れて、思い切りカラフルに。装花は費用を抑えつつ、色とりどりの花瓶や布、リボンを散らしてカラフルに仕上げ、お花を持ち帰るゲストも多く大好評。
お色直しのドレスはこだわりの白!「ドレス色当てクイズは定番すぎる?」と悩んだけれど、白は珍しいのであえてやることに。新婦の推しが紫で、友人ゲストはみんな紫ドレスを予想していたそう。
披露宴のラストには、父母へ手作りのビッグサイズぬいぐるみの記念品贈呈。大きすぎて会場が少しざわついたが、感謝の気持ちを伝えて感動的なシーンとなった。
あらためて両親に今までの感謝を伝えられたのが一番良かったです。友達にも久しぶりに会えてうれしかったし、みんなが楽しんでもらえるように頑張って準備したかいがありました。
会場タイプ:ゲストハウス
挙式日:2024年11月3日
ゲスト数: 71名(家族、親族、友人、職場関係は同期や親しい同僚のみ)
「ゲストを近くに感じられる距離感で、思い出を振り返り温かい気持ちになれる和やかな結婚式」がふたりの理想。家族や親族、友人に「これまでありがとう。これからもよろしくの気持ちを伝えたい」と考えていた。
新郎側が県外からの出席だったため、会場選びで交通の利便性の良さはマスト。空港や高速道路からのアクセスが良く、歴史ある建物や庭園は特別な空間でありながらどの年代にもなじみ、リラックスして過ごしてもらえると決定した。
チャペルよりも和装婚に憧れていた新婦。牡丹の刺しゅうがあしらわれた華やかな白無垢は、江戸・明治・大正期に建てられた建物の重厚な雰囲気にぴったり。雅楽の生演奏の中、花嫁行列で入場し、両家の結び付きを大切にする神前式で、一つの大きな家族として同じ時間を共有できた。式後は月見台から餅投げを行い、和気あいあいとした空気に。
装花はオレンジと紫色を基調に、庭園を借景にして、まるで野外にいるかのようなナチュラルな雰囲気。料理は、徳島の名産品を味わえるメニューでおもてなし!すだちのドリンクで乾杯し、コース料理にも鳴門の鯛や和三盆など特産品をふんだんに取り入れた。徳島ではすだちを刺身や揚げ物にもかける人がいるため「フリーすだち」を用意して自由に使える配慮も。
ゲストに「世界で一番の式!」と声を掛けられて、「夫婦から感謝を伝えるはずが、逆に大きな愛を頂きました」と大満足の結婚式に。
コロナ下で婚姻届を提出してから1年以上経っての結婚式でしたが、参列してくださった親族や友人の顔を見て、周りの人たちに本当に恵まれて過ごしてきたことを再認識する機会となり、結婚式を挙げて良かったと心から思いました。
会場タイプ:専門式場
挙式日:2023年9月16日
ゲスト数:50名(家族、親族、友人中心。職場関係は親しい同僚のみ)
「海が見える会場でカジュアルなウエディング」「プライベート感のある会場をふたりらしく彩って」「歴史のある建物で憧れの和装婚」と、先輩花嫁には叶えたい夢があり、素敵な会場で理想のウエディングを形にしました。彼とふたりでどんな結婚式にしたいか話し合い、そのイメージが叶えられる会場をぜひ見つけてください。
構成・文/竹本紗梨 D/mashroom design
※掲載されている情報は2025年5月時点のものです