料理と会話が何よりのおもてなし!「レストランウエディング」3組の実例集
おしゃれなレストランを貸切にして、おいしい料理と楽しい時間でゲストをおもてなし。人気のレストランで素敵な結婚式を叶えた3組のカップルの実例を詳しくレポート!レストランの魅力をさらに生かすコツやみんなが楽しい時間を過ごせるアイデアをぜひ参考にしてみてください。
おしゃれなレストランを貸切にして、おいしい料理と楽しい時間でゲストをおもてなし。人気のレストランで素敵な結婚式を叶えた3組のカップルの実例を詳しくレポート!レストランの魅力をさらに生かすコツやみんなが楽しい時間を過ごせるアイデアをぜひ参考にしてみてください。
式のテーマは「北海道・冬・雪」。
試食に訪れたレストランで「この料理でゲストをおもてなししたい」と感じたふたり。かわいらしく温かい雰囲気に包まれて、親しい人たちと距離の近い結婚式をしたいという希望にもぴったりの会場だった。フランス料理だがシェフがイタリアン出身で、大人数の結婚式で出すのが難しいパスタもメニューにあり、北海道食材の希望を叶えてくれるのも魅力。プリフィックスコースでゲストが好きなメニューを選べるようにした。
レストランから車で5分ほどの教会で式を挙げて、その後レストランで披露宴。食事と会話を楽しむため、友人スピーチや余興、花嫁の手紙はなくし、ゆっくりとコースを味わってもらうプログラムを考えた。
雪だるまや北海道らしいウエルカムエゾリスがゲストをお出迎え。コットンフラワーを取り入れた装花が冬らしさと温かみを演出した。ブーケはイエローのドレスに合わせて、あえて夏の花のヒマワリで、笑顔あふれる明るいパーティに彩りを添えた。
ふんだんに北海道食材を使ったメニューと雪だるまモチーフのウエディングケーキに、「今まで出席した結婚式の中で一番料理がおいしかった」「新郎新婦と一緒に食事できてよかった」「北海道らしい料理がぜいたくだった」とゲストも大満足。メニュー選びが初対面のゲスト同士が話すきっかけにもなり、おいしい料理で会場みんなの一体感が生まれた。
何よりもおいしい食事をゲストに喜んでもらえたこと、一緒に食事を楽しむことができて最高に幸せでした!私たちは食事がおいしいことが一番のおもてなしだと思っていたので、喜んでもらえて心からうれしかったです。
挙式日:2023年12月2日
ゲスト数:18人(家族、親族、友人、知人)
料理ジャンル:フレンチ
「We'll be living in color」を全体テーマに、人生で起きる出来事や感じる気持ちを色に見立て、「さまざまな色にあふれた人生を送ろう」という互いやゲストへのメッセージを込めた。さらに1日のキーワード「家族を考える時間」「混ざり合う人生」「色と個性」を設定し、お互いの個性を大事にしながら、より色彩豊かでカラフルな人生にしていければという思いを大切に。
目指したのは、アットホームで自由なウエディング。親族紹介からスピーチまで全て新郎新婦が行い、親族へはアペリティフパーティで軽食を用意。友人の二次会への移動負担を減らすべく会場でアフターパーティを開催した。
フランスで100年以上の歴史を持つ名店の東京店で、選んだ決め手は「絶対的な自信を持ってゲストに料理を出せること」。いつかゲストが再び訪れたときに「あの時の味だね」と思い出してもらえるようにスペシャリテの入ったコースを選んだ。
招待状は各家庭や友人のイメージ色でDIY。レストランならではの自由度の高さを生かし、ブーケやドレスは持ち込んでふたりらしく。中座の際は食事の邪魔をしないように、プロフィールブックと連動した「プロフィールラジオ」の音声を流した。
テーブルラウンドで新郎新婦それぞれがゲスト卓に着席し、ホームパーティのように気張らず食事と会話を楽しみ、誰にとっても心に残る素晴らしい一日となった。
レストランならではの繊細で本格的な料理が提供され、ゲストにも大変好評でした。シェフのこだわりが感じられる一品一品は、特別な日をより素晴らしいものにしてくれました。
挙式日:2024年8月24日
ゲスト数:50人(家族、親族、友人)
料理ジャンル:フレンチ
家族だけで沖縄にて挙式を行い、都内でアフターパーティを開催したChikaさんカップル。親しい友人と共通の上司のみのパーティなので、カジュアルでアットホームな会場を検討し、ゲストへのおもてなしとして「料理がおいしいこと」は何よりも譲れなかったのでレストランで行うことにした。
ゲストの服装はスマートカジュアルにして、ネクタイやジャケットの色は自由、ヒール以外でもOKに!会費制で事前振り込みにして、招待状はwebで公式SNSでアナウンスと、ゲストが気軽に出席しやすいように工夫した。
当日は歓談がメインのプログラムで、新郎新婦が直接お出迎え。季節の花をふんだんに飾ってボリュームを出し、どうしても使いたい花材はアーティフィシャルフラワーも織り交ぜて華やかに。料理は全て試食し、好みが分かれる食材は避けてゲストみんなが楽しめるように、コースを組み合わせて予算内に抑えつつ豪華にアップグレードした。フレンチレストランらしく、ケーキではなく、スズキのパイ包みで入刀!デザートビュッフェを味わいながら、親しい人たちと和やかで楽しい時間が流れていった。
ゲストへのおもてなしとして料理やドリンクはこだわりたいと思っていました。料理がおいしくて、コース料理を組み合わせられる点も良く、パーティ後にはゲストから料理を褒めていただきました。
パーティ実施日:2024年10月5日
ゲスト数:40名(友人、共通の上司)
料理スタイル:フレンチ
大切なゲストを美食でもてなした3組。どの結婚式も素敵で、ゲストに強い印象を残しました。結婚式に出席してうれしいのは、幸せそうな新郎新婦の笑顔を見ること、ふたりと会話できること、おいしい料理を味わえることではないでしょうか。お気に入りのレストランや特別な料理でゲストをおもてなししてみませんか?
構成・文/竹本紗梨 D/mashroom design
※掲載されている情報は2025年5月時点のものです