
結婚式の「前撮り」費用相場はどれくらい? 費用を抑える方法も!
素敵なウエディングフォトに憧れますが、「前撮りってどれくらいお金がかかるんだろう?」「おしゃれなロケーション写真は高そう」なんて心配になりますよね。そこで、前撮りのお金についてしっかり解説します。平均費用やおすすめの時期、費用を抑える方法もぜひ参考にしてください。
結婚式の前撮り費用相場はどれくらい?
スタジオは平均19万6000円、ロケーションは平均20万2000円
スタジオ撮影の平均費用は19万6000円、ロケーション撮影は20万2000円です。ロケーション撮影の方が、ロケ地までの移動時間がかかるため、フォトグラファーの出張費や撮影費などを含め、平均費用が少し高めになっています。撮影カット数や衣裳、小物、撮影時間、納品形態などこだわる内容により、10万円未満から30万円以上まで金額の幅が広くなっています。
前撮り費用を抑える方法
費用が変動する9項目を見直し、メリハリをつけて
前撮り費用の項目は主に以下の9点です。費用を抑える方法もチェックしましょう。
●撮影料:基本の撮影料。写真スタジオなどで必要なものがすべて含まれたプランを利用するとお得になることが多い。
●衣裳:着用点数やグレード、ブランドによって大きく変動する。ドレスより和装の方が高額な場合が多い。
●ヘアメイク(和装の場合は着付け料も):撮影費に含まれている場合が多いが、ヘアメイク指名料や、外部の人に依頼する場合は持ち込み料など追加費用がかかることがある。
●アクセサリー:スタジオの無料レンタルのアクセサリーだとお金がかからない。写真映え重視で、通販やフリマサイトなどでリーズナブルに購入する方法も。
●ブーケ:生花のブーケは高くなる。スタジオによっては撮影用の造花ブーケを用意している場合も。自作する場合は持ち込み可能か事前に確認を。
●撮影小物:100均アイテムなどで節約しつつDIYする花嫁も多い。
●納品データ:データ数で大きく費用が変わることが多い。納品データ数、納期、納品形態をしっかり確認。
●指名料(フォトグラファー出張費・交通費がかかる場合も):希望のフォトグラファーに指名料がかかるか確認。
●アルバム制作費:アルバムの制作をスタジオやフォトグラファーに依頼すると、金額は高くなる。総額を抑えたいなら、データのみ納品してもらって自分たちで制作する方がリーズナブル。
前撮り費用を節約しました

スタジオでの撮影以外に、セルフ写真館を利用しました。費用も抑えられ、かつ自由に撮影できるのでおすすめです。(日菜さん)

桜がバックの撮影なのでドレスはシンプルでも映えるかなと思い、追加料金の発生しないシンプルなドレスを選びました。(あいりさん)

白無垢は追加料金が無料のものを選び、色打掛とアクセサリーはフリマサイトで購入しました。(Uさん)

前撮りのブーケは式場でも無料の造花か追加料金で生花を用意してもらえましたが、造花はドレスに合うか分からないし、生花は高すぎてその日限りにはもったいなかったので、プリザーブドフラワーのブーケを外注して持ち込みました。挙式当日もウエルカムスペースにそのブーケを飾ったりと活用できてよかったです。(麻友さん)

アルバムは高いので頼まずデータ納品にして、自分で制作。その代わりに結婚式のウエルカムスペースに置くパネルを注文しました!(まなさん)
前撮り費用が安い時期や日程は?
春秋の撮影人気シーズン以外または平日を狙って
平日は安くなる(または土日祝に追加料金がかかる)ケースが多く、平日の割引額は数千円から2万~4万円まで幅があります。ホテル・式場で撮影する場合、土日でも挙式が少ない仏滅やオフシーズンなら、平日並みの金額でできることもあります。
また、桜や紅葉シーズンでロケーション撮影希望の人が多い時季は、高めの料金設定になるスタジオもあるなど、費用が季節によって異なる所も。利用者が少ない時期に打ち出される「期間限定」の格安プランなども狙い目です。
時季を選びました

休日は割高になるので有給休暇を取って平日に行いました。夜も料金が割高になりますが、夜景が撮りたかったのでそこは思い切りました!(夏鈴さん)

平日の方が1万円ほど安くなるとのことで、平日にしました。ただ予約が直前になってしまい、もっと早くからスタジオを探して予約をしていれば、早割などが適用となったのかなと今となっては感じています。(memeさん)

着物のアップグレード代や撮影場所を追加するのにもお金がかかり、初めてのウエディングフォトで、こんなにもお金がかかるのかとびっくりしました。平日限定のプランを選び、有休を取って平日の日中に撮影を行いました。(もなみさん)

費用を抑えるために価格の低い3月を選び、桜のシーズンは人気で高いので、梅の花が咲いている時季に撮影しました。(美空さん)
From 編集部
こだわるところと節約するところのメリハリをつけて
ずっと思い出に残る素敵な前撮り写真ですが、こだわり出すと際限なく費用をかけてしまいがち。撮影時期、ロケーション、データ数、衣裳、アクセサリー、フォトグラファー…etc.こだわりたいポイントと節約してもいいポイントを彼と話し合い、予算を決めて、仕上がりも費用も大満足の写真を残しましょう!
構成・文/竹本紗梨 イラスト/山本あゆみ
※記事内のコメントは2025年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー105人が回答したアンケートによるもの、記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によるものです
※掲載されている情報は2025年4月時点のものです
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