
【自然な笑顔の作り方】写真映えも叶うポイント&練習方法
カメラを向けられると緊張して笑顔が引きつる、写真が苦手……と、結婚式のスナップ写真に不安を抱える花嫁さんも多いはず。そこで、自然な笑顔のポイントやセルフトレーニングについて、笑顔のエキスパートでブライダル向け講師も務める島田ひろみさんに教えてもらいました。可愛い、きれい、ナチュラルなど、あなたの魅力を引き出す笑顔の作り方をお届けします。
INDEX
自然な笑顔を作るポイントとは?
力みのない目元&口元を意識しましょう
自然な笑顔は、リラックスした状態で表れる表情が理想です。特に目元や口元に力みがなく、ナチュラルであることが重要。そもそも笑顔が不自然に見えてしまう理由として「目が笑っていない」「口角だけ上がり力んでいる」「目が小さく写る」などが挙げられるので、気を付けましょう。
笑顔の作り方のコツ

魅力的な自然な笑顔を引き出すには表情だけでなく、その瞬間の楽しさや嬉しさといった感情を持つことも大切。例えば、彼とツーショットを撮る際、「楽しいね!」「照れるね!」と声に出すのもリラックスできるのでおすすめ。語尾に「ね(母音:え)」を付けることで、口角も上がりやすくなりますよ。(島田さん)
自然な笑顔を作る、3つのポイント
★Point1
【目は見開かず、キラキラした瞳を意識】
口も目も一緒に笑うことで自然な笑顔を引き出します。少し目を細めるくらいでも可愛い笑顔に。レンズの奥を見るイメージにするとナチュラルな目元になりやすいのでおすすめです。
★Point2
【口元は上の歯8~10本が見える逆三角形に】
下顎にある口角下制筋(こうかくかせいきん)を使って、口を「い~」と開いた四角い口元は顔がこわばって見えます。頬の高いところから上げると力まず自然な逆三角形の口元になります。
★Point3
【姿勢を整えて、全身リラックスさせる】
体の凝りやストレスがたまると顔の筋肉も固くなり、笑顔がぎこちなくなる原因に。背筋を真っすぐ伸ばして耳と肩の縦ラインが揃うように心がけましょう。心身の不調が整い自然な笑顔を作りやすくなります。
自然な笑顔を作る
セルフトレーニング&マッサージ3選
次からは、自然な笑顔を作るためのトレーニング&マッサージのやり方をご紹介。どれも隙間時間を使って簡単にできるので、ぜひ取り入れてみて♪
Lesson1【頬筋リフトアップ】
頬から口角をキュッと引き上げて、自然な笑顔に
頬を上げることで口角も引き上がる。さらに目の下の筋肉も上がって、目にも表情ができて、顔全体でナチュラルに笑っている印象になれます。
How to……
[1]口を閉じたまま口角を上げてニコッとする。その後、親指と人さし指で丸を作って頬に“たこ焼き”が作れる位置にそっと人さし指を添えてサポートする。人さし指を添えた位置の筋肉を使って、口角を引き上げる意識を持つこと。
[2]「に~」と声に出しながら頬を引き上げ、5秒間キープする。両頬を同時に上げるのが難しい場合には、片側ずつ引き上げてもOK。
[3]もう一度「に~」と声に出しながら、さらに頬を引き上げ、上の歯8本以上が見えるぐらいニカッと笑う。この状態を5秒間キープし、口元を楽にする。3セット行う。
笑顔の作り方のコツ

頬が上がっている・口元が逆三角形・目が笑っている、という3つのポイントを意識してトレーニングを。慣れてきたら、人さし指のサポートなしで行いましょう。(島田さん)
Lesson2【目のワイパー運動】
生き生き笑顔になる、目元のむくみ&たるみケア
ワイパーのように視線を動かす目の運動。スマホの見過ぎなどによる目元のむくみ&たるみを改善し、表情を明るく自然な笑顔を引き立たせてくれる。
How to……
★おでこや眉毛を動かさないようにしてしっかりと目を見開く。難しい場合には、手でおでこを覆って固定して行って。
[1]背筋を真っすぐ伸ばして椅子に座る。目を見開き、遠くを見つめるのが基本。まずは目線だけを左に向ける。
[2]ゆっくりと目線だけ真上に移動させる。
[3]ゆっくりと目線だけ右に移動。その後、真上→右に戻す。この動きを3セット行い、まぶたを閉じて目を休ませて。
笑顔の作り方のコツ

車のワイパーの動きを目線で表現することを意識して、ゆっくりと眼球を動かすのがポイント。眼球を支えている筋肉が気持ちよくストレッチされていることを感じながら行いましょう。まぶたや目線が下がらないように気を付けて。(島田さん)
Lesson3【口角上げマッサージ】
自然な笑顔に欠かせない上がった口角を作る
表情筋は動かして鍛えるだけでなく、マッサージでしっかり“ほぐす”ことで、口角がスムーズに上がりやすくなります。いつでもきれいな笑顔に。
How to……
★マッサージする位置は、小鼻の脇から耳の辺りにかけて頬骨に沿う位置を6カ所ほど。
[1]テーブルに両肘を突き、軽く手を握り第2関節、または手のひらの付け根を小鼻の横に当てる。ゆっくり3秒かけて、頬骨の内側を押し上げる。このとき頭の重さを使うのがポイント。奥歯は食い縛らず、リラックスすること。
[2]同様に3秒かけて、手のひらの付け根を顔から離す。[1]~[2]を耳の辺りまで繰り返しながら3セット行う。
笑顔の作り方のコツ

心の中で「1・2・3」と数えながら圧をかけて離す、というリズムを心がけて。深い場所にある筋肉までじんわりと圧をかけるイメージで行うのがポイントです。(島田さん)
先輩花嫁にインタビュー!
自然な笑顔を作るために気を付けたこと
〇〇で自然な笑顔になりました♪

手鏡を高砂席に持ち込んで、歯に食べ物が詰まっていないかをチェック。写真撮影の前に鏡を見ることができたので歯を気にして口を開けて笑えない、ということがなかったです。(もりもりさん)

彼の顔を見ているときが、一番自然な笑顔が出やすいんです。なので、少しでも緊張すると思ったら、彼の顔を見るようにしていました。(さやさん)

いつ写真に撮られているかわからないので、常に笑顔を意識していました。誰かの話を聞いてるときも、口角だけは上げるように気を付けました。(美希さん)

とにかく楽しむこと!そのためにも式前日までに、夫の親戚や友人にも会って仲を深めました。式当日は自然な笑顔になれたと思います。(ゆかりさん)
From 編集部
写真写りで後悔しない!自分らしい自然な笑顔を習得しましょう
自然な笑顔の作り方を知っておくことで、前撮りや結婚式をはじめ、新婚旅行、親族との集まりといった、さまざまな写真撮影シーンで自信が持てるはず♪写真撮影を満喫するきっかけになれば嬉しいです。

島田ひろみ 印象マネジメント講師、ウオーキング&ポージングスタイリスト
印象を左右する表情や所作などに関する専門知識を持ち、ゼクシィ本誌をはじめ、数々のメディアで活躍。これまで2万人以上に美姿勢エクササイズ、歩き方、写真の撮られ方などを指導する。現在、都内ホテルにてブライダルレッスンも担当。誰もが気軽に身に付けられる印象づくりの“美メソッド”が人気を集める。
構成・文/岸田雅子 イラスト/pai
※記事内のコメントは、2025年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー44人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年4月時点のものです
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