結納にいい日はいつ？ 縁起のいいお日柄やタイミングを紹介

平均の開催時期は挙式の10カ月前

「ゼクシィトレンド調査2024（全国推計値）」では、結納の平均実施時期は挙式の10カ月前という結果でした。挙式の13カ月（1年以上）前が21.5％、６～８カ月前が29.9％で、婚約してから半年～１年後に式を挙げる人が多いようです。結婚式準備も考えると、式の半年前ごろまでをめどに結納の予定を立てるのがおすすめ。両家の親など参加者の都合を確認して、日程を調整しましょう。

結納の日はどうやって決めた？

親あいさつから３カ月後、結婚式の６カ月前。「おめでたいイベントなのでお日柄のいい日に」と話して大安の日を選び、その中から早いタイミングで両家の予定が空いている日に決めました。（sayuさん）

結婚式の７カ月前に決めました。彼の両親がお日柄を気にするということだったので大安の日を選び、遠方から飛行機で来られる土曜日になりました。（真由さん）

親あいさつの１カ月後、結婚式の８カ月前。お日柄などは特に気にせず、彼の母が手術を控えていたため、親へのあいさつが済んだ後すぐに行いました。（カスタードさん）

大安、友引、先勝（午前中）がおすすめ

結納を行うのによい日は、大安・友引・先勝がおすすめです。逆に結納を行うのに向かない日は仏滅とされています。しかし今は気にしない人も増えており、ふたりや家族がお日柄にこだわらないのであれば、参加者の都合優先で決めましょう。縁起にこだわる人がいるなら大安・友引・先勝（午前中）から選ぶと安心してもらえます。

お日柄は気にした？

両家共に「お日柄が良い日に越したことはないよね」という考えでしたが、希望しているお店で都合の良い日が先勝だったため、昼食の時間帯にして14時までに終わるように設定しました。（memeさん）

仏滅じゃなければ良いかなくらいに思っていて、結納は先負の日に。昼から食事会だったのでお日柄的にはちょうど良かったと思います。（友紀子さん）

ちょうど大安の日曜日があったので、そこで行うことになりました。（minoriさん）

空いているのが赤口の日だけでしたが、仏滅でなければ気にしませんでした。（さきさん）

万事に吉で慶事に良い日といわれている

大安や仏滅という「お日柄」をよく耳にしますが、もともとは中国発祥の占いを基にした日付の吉兆についての考え方です。仏教も神道も無関係なので、普段から気にしていない人は神経質になる必要はありません。

今は結納の日に行うケースが多い

結納返しを行うのは、「結納当日」「結納の3週間後～結婚式の2週間前」「引っ越し（同居開始）日」など、地域の風習やそれぞれの家によって異なりますが、今は「結納当日」に贈るケースが多いようです。両家のスケジュール調整も一度で済み、お互いに婚約記念品を贈り合う形式になります。両家で考え方が異なると、結納当日に戸惑ってしまうので、事前に結納返しについても親の考えを聞いて、両家で擦り合わせておきましょう。

結納返しはいつ行った？

しきたりなどが難しくてわからなかったので、会場のホテルの人に相談して、結納当日に結納返しも行いました。（カスタードさん）

彼に贈りたいと思っていた品物がなかなか手に入らず、結納の半年後に行いました。（お赤飯さん）

構成・文／竹本紗梨　イラスト／moko.
※記事内のデータおよびコメントは2025年２月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー90人が回答したアンケート、ならびに「ゼクシィ結婚トレンド調査2024（全国推計値）」によるものです
※掲載されている情報は2025年4月時点のものです

• 結納・食事会
• 結婚決まりたて
• きちんとしている
• 家族の絆
• 安心したい
• さくさく読む