
エタニティリングの後悔しない選び方【先輩花嫁の本音付き】
「永遠」という意味を持つエタニティリングは、結婚の記念に手に入れる指輪としてはまさにうってつけ。でも、「結婚指輪としては派手過ぎるかも、日常的に身に着けて大丈夫かな?」と心配している花嫁さんもいるかもしれませんね。先輩花嫁の体験談も参考にして、後悔しないエタニティリングの選び方を探ってみましょう。
エタニティリングとは?どんな指輪?
エタニティリングとは、ほぼ同じ大きさのダイヤモンドをリングの上に一列に並べたデザインの指輪のこと。ダイヤモンドが途切れなく並ぶ様子から、エタニティ(永遠)という名がつきました。全周にわたってダイヤモンドをあしらうフルエタニティと、半周のみのハーフエタニティがあります。
エタニティリングを選んで後悔? 先輩花嫁の本音
結婚指輪としてエタニティリングを選んだ人に、後悔したポイントがあるかどうか聞いたところ、「華やか過ぎて不祝儀の席で着けづらい」「家事などをしているとダイヤモンドが外れないか気になる」「将来指が太くなったら、サイズ直しができない」などが挙げられました。
エタニティリング、ここが後悔

【普段使いしづらくて後悔】
家事の時などは、汚れや傷が付くのではないかと心配。着けたり外したりするのが少し面倒です。(足かくかくあいらさん)

【ダイヤモンドがはずれないか心配で後悔】
何かの拍子にダイヤモンドが外れてしまうのではないかと、気になって仕方ありません。(諭吉さん)

【サイズ直しができなくて後悔】
年齢を重ねるにつれて指がふっくらとしてきました。エタニティリングはサイズ直しができないので、将来、身に着けられるのかどうかちょっと心配ですね。(やまおさん)

【年を取ると似合わなくなるのでは?と後悔】
もう少しシンプルなデザインの方が、年を取った時も使いやすかったかなという気がしています。存在感があるので、他の指輪とのコーディネートが難しいと感じています。(りりさん)
エタニティリングを選んで大満足!こんなにメリット&魅力があるんです
エタニティリングを選んで後悔したという声よりも断然多いのが、エタニティリングを選んで大満足!という意見。多くの人がその魅力として挙げていたのがデザインの素晴らしさです。エタニティリングと一口に言っても、ダイヤモンドの留め方によって雰囲気が変わるので、好みのものを選ぶ楽しさがあります。また、後悔ポイントとして挙げていた「普段使いのしやすさ」については、意外なことに普段使いしやすいと考えている人も少なくありません。
エタニティリング、ここが満足!

【デザインが素敵】
シンプルで飽きのこないデザインだと思います。ダイヤモンドのキラキラを見るたびにテンションが上がります。(ぴかそさん)

【普段使いしやすい】
日常的に身に着けていても、それほど派手な感じはしません。服装も選ばず、他のアクセサリーとも調和しやすいので着けやすいです。(こはぞうさん)

【傷が目立ちにくい】
ハーフエタニティですが、表側はダイヤモンドが隙間なく並んでいるので、傷は全くありません。地金部分は手のひら側になるので細かな傷くらいなら全く気になりませんね。(ゆうこさん)

【重ね着けしやすい】
普遍的なデザインなので他の指輪とも合わせやすいし、婚約指輪との重ね着けではより一層輝きが増すところもいいなと思っています。(ゆままさん)
エタニティリングの後悔しない選び方
では、先輩花嫁の本音の声を踏まえて、エタニティリングの特徴を理解しながら、後悔しない選び方を探ってみましょう。
日常使いのしやすさを重視するなら「ハーフエタニティ」がおすすめ
半周のみにダイヤモンドがあしらわれたハーフエタニティは重量が軽く、隣の指への当たりも気にならないものが多いため、日常使いに適しているといえます。また、ダイヤモンドが飾られている面を手のひら側に持ってくると、シンプルなリングに見えるので、指輪を目立たせたくないシーンでも安心。さらに、ハーフエタニティはサイズ直しができるものが多く、指が太くなっても対応できるのも嬉しいところです。
ダイヤモンドが外れそうと心配なら「レール留め」がおすすめ
エタニティリングは、ダイヤモンドの留め方によって雰囲気が異なる上、おすすめの着用シーンなども異なります。以下に代表的な留め方をご紹介します。
【レール留め】
レール状の枠(地金)でダイヤモンドを挟んで留める留め方です。ダイヤモンドがすっきりと収まり、引っ掛かりも気になりません。目立ち過ぎないエレガントな佇まいで、日常的に身に着けるのにもいいでしょう。結婚指輪としてずっと身に着けることを考えているのなら、このタイプがおすすめ。
【爪留め】
4本の爪で1つのダイヤモンドを留める方法(4爪留め)と、1つの爪で隣り合うダイヤモンドを留める方法(共有爪留め)があります。ダイヤモンドの美しさが際立ち、華やかな雰囲気が特徴。結婚指輪として身に着けるのであれば、一つ一つのダイヤモンドがあまり大き過ぎない方が日常的に身に着けやすいでしょう。
【彫り留め】
リングの地金を彫り起こした爪でダイヤモンドを留めます。爪留めよりは高さが低く、ダイヤモンドもしっかり留まります。ダイヤモンドの輝きを楽しみつつ、安定感もあるのが魅力です。
長く美しく身に着けるには、日頃のお手入れが大切
エタニティリングは傷や汚れが心配という声がありますが、リングがダイヤモンドで覆われているために、傷はあまり気にしなくても大丈夫。汚れに関しては、ダイヤモンドの輝きが鈍くなってきたと感じたら、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に指輪を浸し、柔らかなブラシなどでこすり洗いをします。軽く水洗いして柔らかな布で拭き、乾燥させればOK。定期的に購入店で超音波洗浄してもらうのもいいでしょう。
From 編集部
エタニティリングの特性を把握して、後悔のない指輪選びを
理想のエタニティリングを選ぶには、エタニティリングの特性をよく知ることです。さらに、自分がどのようにしてそのリングを身に着けるかもイメージしてください。ずっと着けて外さないのか、外出時だけ着けるのか、あるいは休日のみなのか……。それによって、どんなエタニティリングがふさわしいかが見えてきます。一口にエタニティリングといっても、雰囲気は千差万別。ショップでじっくり試着して、後悔のないエタニティリンクを見つけてください。
取材・文/粂 美奈子 イラスト/寺澤ゆりえ 構成/金子朱里(編集部)
※記事内のコメントは、2024年12月に過去10年以内に結婚指輪としてエタニティリングを購入したことのある女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2025年1月時点のものです
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