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義理の親とのお付き合い、どうしてる?~連絡・帰省・母の日etc.最新調査~

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結婚とともに始まる、彼の親とのお付き合い。日常のやり取りや季節の行事などなどその時になって「これってどうする?」と不安になりがちなトピックについて、新妻たちへのアンケートとリアルコメントをご紹介。みんながどのように対応しているか、ぜひ参考にしてください!

義親との連絡状況は?

上記データの内訳をみると、「定期的に連絡をする」割合は義母に対しては17%、義父では9%。「要件がある時だけ」では義母に対しては32%、義父は20%と、義母への連絡頻度の方が高くなっています。

注目したいのは 「主に夫が連絡する」の割合が最も多いことです。内訳をみると対義母では40%、対義父は49%で、ほぼ半数が義父への連絡は夫が行っているという結果でした。義親とのコミュニケーションや連絡は、妻から積極的に働きかけるというよりも、流れに任せて行う人が多いのかもしれません。

理想的な連絡頻度は?

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【月1回が適度では】
義実家への連絡頻度は要件がある時だけで、月1回程度。義実家との距離にもよりますが、これ位がお互いに気を使わなくて良い程度の回数でベストだと思う(かえるさん)

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【2~3カ月に1回程度】
今は月1回頻度で連絡していますが、季節の変わり目に連絡するくらいの頻度もちょうど良いのでは。気にかけている感じが伝わると思います(Ricoさん)

連絡する際の話題は?

子どものことと日常のことは気負わずやり取りできる内容。夫が親との連絡を取らないタイプであれば、折に触れて様子を伝えるのも良さそうです。

また妻から義母への連絡頻度を調べたところ、“月1回”と回答した割合が定期的な連絡をする人で43%、要件がある時だけ連絡する人で34%とそれぞれで最も多数。そして要件がある時だけ連絡する人について次に多く占めたのは“2~3カ月に1回” という回答で28%でした。要件の有無に関わらず1~3カ月に1回は何かしらの連絡を取る人が多いといえます。

連絡手段はメッセージアプリでのやり取りが義母で73%、義父で56%と圧倒的多数。気楽にやり取りできるからこそ、連絡しやすいといえそうです。

どんなことを話す?

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【様子を気遣う連絡を入れます】
要件がなくて連絡することはめったにないかもしれないですが、あんまりにも間隔が空いてしまったときは「元気ですか?!」みたいな感じで送ることはあります(彩奈さん)

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【ちょっとした話題で連絡】
日常のささいなことや家事のアドバイスを主に伺っています。たまに夫の面白い話を送っています(ぽにょさん)

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【お礼はスピーカーフォンで】
贈り物を頂いた時に、夫とふたりで揃ってお礼の電話を。良い印象を持っていただけてるのではと思います(おがちさん)

義親に報告していることは?

夫婦の環境によって報告内容は変化するものですが、「報告することはない」という回答が32%おり、親と結婚した自分たちの生活の距離を保つ傾向が見られます。

「住居や転居のこと」と「夫の体調」の割合の差が開いていることから、『大きな変化になること』を伝えるとの声が多く挙がりました。

報告したことは?

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【生活環境の変化は伝えます】
妊娠出産引越しなどはマストだと思います。また私の転職も伝えました。夫と家計を支え合っているためその影響は彼にも及ぶからです。義母は息子のことは知っておきたいのではと考え、個人的なことだけれど伝えました(千春さん)

誕生日はどうする?

義母に対しては「プレゼントを贈る」が42%と最も高く、義父に対しては34%と義母と比べると低い数値。義父で最も高い割合を示したのは「特に何もしない」で、45%という結果でした。お祝いについては女性の方が重視されるようです。

予算として最も多かった金額帯は、両者とも3000~5000円未満で義母の場合は35%、義父は33%。次に多いのは1000~3000円未満で義母は24%、義父は25%。3番目は5000~1万円未満でそれぞれ21%でした。

誕生日祝いについては夫家族のこれまでの習慣があるため、それに従ってどうするかが決まっているケースも多数。また夫側に兄弟姉妹がいるなら足並みを揃えた方が良い場合もあるので、どうするかは夫と決めるのが良いはず。

誕生祝いの代わりのフォローは?

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【夫家族の習慣に合わせてます】
夫の家族は誕生日など特にお祝いする習慣がないようなので、何もしていません。その代わり、義実家に帰る時には必ず手土産を持っていくようにしています(かえるさん)

最も重視するお祝いは?

親のお祝い事で重視するものを調査したところ、誕生日を優先する割合が高いものの、「祝うものはない」との声が多数という結果。義親に対し「こうであらねば」といった気構えはあまりなく、無理なくお付き合いできているのかもしれません。

1位 特に祝うものはない……37%
2位 誕生日……29%
3位 母の日・父の日……18%
4位 還暦・古希など長寿のお祝い……16%
5位 結婚記念日……1%
   その他……1%

母の日、父の日はどうする?

母の日・父の日に何らかのお祝いをする割合は誕生日よりも低い傾向にありますが、誕生日に何もしない代わりに、ここでお祝いをするという声も少なくありません。母の日・父の日は全国的イベントであり、贈り物が選びやすく期間も限られるためアクションを起こしやすい一面もあるはず。

お祝いの予算は3000~5000円未満の割合が最も多く義母に対しては43%、義父は40%。次に多いのは1000~3000円未満で義母35%、義父36%で、義父母ともに1000~5000円未満の金額帯を7割が占めています。

誕生日と比べると予算は低いものの、両家分となれば無理のない結果だといえますし、母の日・父の日は誕生日と比べて気楽にお祝いしやすいともいえそう。みんなが一斉に盛り上がる日だからこそ「おめでとう」のひと言を伝えるだけでも喜ばれるはずです。

お祝いはどうしている?

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【誕生日ではなく、父・母の日にギフトを】
義親の誕生日は、夫が気が向いたらお祝いをしています。私自身は誕生日には何も渡さず、父の日、母の日にのみギフトを用意。義実家、実家どちらもまとめて一律にお渡しできるからです(あこさん)

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【メッセージは夫の名前で】
母の日のギフトは毎年花と決めていて、父の日はコーヒーなど、その時に父たちが喜びそうなものを考えて贈っています。そして、メッセージを添える時は必ず夫の名前で送るようにしています(ゆりちゃん)

義親からの訪問状況は?

義親から新居への訪問回数については、「ほぼなし」回答を除くと「年に数回」派が多数。義親宅との距離が車や電車で片道30分の距離であったとしても、訪問回数は月1~2回程度のようです。
また訪問目的は、「孫に会うため」が37%と最も多く、次いで「その他」が21%、「ふたりとの交流」が15%と続きました。
それぞれの生活を大事にしている印象がありつつも、子どもが生まれる前と後では行き来する頻度は変化しそうです。

また上記データで最も多くを占める「ほぼなし」の内訳は、義母で32%、義父で37%。訪問頻度は義母の方がやや高い傾向がみられます。

帰省するのはいつ?

タイミングは、多少時期をずらすことも含め年末年始の帰省が多数。4位はシルバーウイーク、5位は春のお彼岸と続きました。しかし最も多かったのは長期休暇では義親宅を訪問しないというケースで、その割合は50%。帰省は必須だと考えない層も多いようです。
日常の忙しさに加え、義親宅までの交通費、滞在時の気遣いなど、帰省はふたりの生活にそれなりに影響を与えるものでもあります。長くお付き合いを続ける上でも、心地よくいられる帰省スタイルを考えたいですね。

帰省タイミングは?

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【年末年始と、お盆が目安】
年末年始の帰省と、お盆かお盆が行けなかったら別で調整して帰省。特に義親から連絡が来たら、会いたいという意味と捉え、予定を立てるようにしてます。あまり多すぎず少なすぎずの訪問回数が良いのでは(ぱんさん)

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【年に一回、無理のないように】
特にタイミングは決めず年1回程度訪問します。共働きで義親宅も遠方なので、無理のない範囲で予定を立てるようにしています(Mさん)

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【夏休みはそれぞれが実家へ帰省】
年末年始には、両家揃って集まりご飯を食べて親睦を深めていますが、他はタイミングや義親の要望に応じて予定を立てています。夏休みは夫と私、それぞれの実家へ帰宅し、それぞれの家族の時間を重視しています。(りーちゃんさん)

義親宅に滞在時のお手伝いは?

「お手伝いはしない」派が圧倒的多数!お手伝いを申し出ても、義親が「ゆっくりしていて」と遠慮するケースが多いようでした。それでも実施率が高い手伝いは食事回りですが、手間がかかるだろう食器洗いよりも配膳の方が多いのは少し驚きです。義親の立場としては「気を使わせたくないし、こちらも気を使う」、妻側も「台所は立ち入ってほしくない場所でもあるから」と、双方が気を使っている様子もうかがえます。
ちなみに5位は「食材の買い物」と「掃除・片付け」でそれぞれ6%でした。

義親宅でどう過ごす?

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【甘えるところは甘えさせてもらいます】
義親宅で手伝うのは、食事の準備・後片付けくらい。私が気を使いすぎると、義親も気を使って落ち着けないようなので、甘えるところは甘えるようにしています(みずきさん)

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【外出は楽しい滞在のきっかけに】
食事の配膳、食後の片づけを夫と一緒にやるようにしています。過ごし方としては、あいさつを心がけ、また、ずっと家にいるのではなくどこかに出かけることで一緒に楽しめて良いと思います(おがちさん)

義親と一緒に旅行することは?

義親と旅行をしたという声は少数という結果。行くとしたら2~3日程度で温泉等の国内旅行を組んでいるようです。旅行実施率は少ないものの、「義親が費用を出してくれた」「仲が良くなった」等のメリットもあるとのこと。常に行動を共にする旅となると敬遠したい気持ちもちらついてしまいますが、機会があればどんな時間になるのか行ってみても良さそうです。

義親との旅行で良かったことは?

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【子どもへの目が行き届いてラク!】
子ども連れで義親と旅行をしましたが、子どもを見る目が多いことが何よりラク。私たち夫婦ではまだ分からない“子育て経験者の目線”で見てもらえ、とても助かりました(yunnoさん)

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【気を使うも、良い時間に】
義親たちが計画を立ててくれて1泊2日で旅行へ。気を使ったが、義親からのもてなしたいとの気持ちが伝わり、嬉しかったです(Мさん)

From 編集部

夫婦で、お互いに無理のない距離感を探ろう

先輩カップルたちの義親との関係性を見てみると、大半が自らに負担をかけすぎることなく、“自分たち”と“義親”のラインをしっかり引いてお付き合いしている様子がうかがえました。一方で義親側も、息子夫婦への干渉は控え気味な印象です。それぞれの関係性によって互いが心地よくいられる距離感は異なるので、焦らず頑張りすぎず、双方にとってちょうどいいお付き合いを夫婦で築き上げたいですね。

構成・文/弘中栄美 イラスト/ふち  
※記事内のデータは、2024年9月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー59人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を実施した20~30代の女性220人を対象にしたマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年11月時点のものです

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