【総額500万円台】の結婚式実例「何にいくら?どんな式になった?」
結婚式で、何にいくらかかったか、そのお金でどんな結婚式を叶えたかを先輩花嫁に教えてもらいました。今回は総額500万円台で結婚式を挙げた、先輩2組が登場。こだわりどころにはしっかりお金をかけつつ、削れるところは削って大満足の結婚式を挙げた2組。それぞれのやりくり術を参考にして!
【総額500万円】ゲスト80名
大聖堂でのドラマチックな結婚式
フォトグラファーを指名し、写真にこだわった
●もちゆりさん
ステンドグラスが目を引く壮麗な大聖堂を舞台に、クラシカルな雰囲気でコーディネートしつつ、サプライズでゲストを楽しませる結婚式を目指した、もちゆりさん。
こだわったのは会場選びと、写真です。会場の口コミ情報やInstagramを事前に調べ、ドラマチックな撮影を得意とするフォトグラファーを指名することに。その方のおかげで雰囲気満点の写真を残すことができ、指名料がかかっても良かった!と大満足の結果に。ペーパーアイテムは時間のなさから会場に依頼し、高くはなりましたが、手間が省けたので納得の出費だそう。
一方、予算の関係でお金をかけられなかったのは装花や料理です。とはいえゲスト卓に何もないのは寂しいので、演出のキャンドルサービスの飾りと装花の金額を比較し、お得だったキャンドルサービスの飾りを選択。料理の方は、量が足りなかったかも、と後日ゲストの感想から思ったそう。衣裳小物は新品にこだわらないことで上手に節約。中古品をフリマサイトで探したり、通販で納得のいくものを探し、クラシカルコーデが叶う小物の購入費を3万円ほどに収めました。
式当日、憧れの大聖堂での挙式は感動的だったそう。披露宴では、サプライズ感のある入場演出や抽選会を取り入れ、とりわけプロジェクションマッピングはゲストにも大好評!イメージしていた結婚式を実現できた一日となりました。
結婚式で叶ったことは?
初めからお金をかけるポイント、かけないポイントをふたりでしっかり擦り合わせてあったことで満足の行く式になったと思います。チャペルや衣裳、写真や演出など、こだわったポイントが満足いくレベルで実現できたので後悔はありません。(もちゆりさん)
[DATA]
会場タイプ:専門式場
挙式スタイル:キリスト教式
ゲスト:80名(親族20名・職場関係者5名・友人55名)
資金の内訳:ふたり(新郎新婦)の自己負担100万円/親からの資金援助150万円/ご祝儀の総額250万円
[総額500万円の内訳]
会場・音響:0円(申込時特典により無料)
料理・飲物:160万円
ケーキ:0円(申込時特典により無料)
衣裳・小物:70万円
当日美容・支度:100万円(両家親の衣裳・ヘアメイク代含む)
装花・ブーケ:50万円(ブーケトス、両親贈呈用花束含む)
演出:10万円
ペーパーアイテム:10万円
写真・ムービー・アルバム:40万円
引出物・ギフト:30万円
その他(サービス料):30万円
【総額560万円】ゲスト70名
歴史を感じさせるホテルでのおもてなし婚
特別メニューの料理でゲストに感謝を伝えた
●おがちさん
選んだ会場は、100年以上の歴史を誇るホテル。クラシックで上品な空間で、家族とゲストに感謝を伝える結婚式を目指しました。会場の決め手となったのは、おもてなしの要として重視していた料理です。当初、料理は1人当たり1万6000円ほどを想定していましたが、ブライダルフェアの有料試食会でいただいた特別メニューのおいしさが忘れられず、奮発して2万円のコースにランクアップ。試食会特典として、1人当たり1000円の値引きと、追加料金なしでシャンパンのグレードアップが付き、少しお得になったのは幸いでした。
こだわりを叶えつつ、節約にも大きく貢献したのが衣裳です。2WAYの白ドレスと、大人っぽい色で憧れていたボルドーのカラードレスをセレクト。同じショップで借りることで、カラードレスが30%OFFになり、約9万円の節約に。また新郎のタキシードは成約特典で0円。ブーケ&ブートニアはどちらのドレスにも合うデザインにし、一つで済ませました。アルバムは写真館を仕事にしている新郎の親族が破格のお値段で作成してくれました。写真の配置や順番が素晴らしく感動的な仕上がりでした。
当日の挙式では、会場独自の演出として、自分の親と、相手の親、それぞれに感謝を伝える式があり、参列者の心に残るひとときになったそう。料理のおもてなしもゲストに大好評!「感謝を伝える式にしたい」というふたりの思いが叶いました。
結婚式で叶ったことは?
多くのゲストの方から、「今までで一番良い式だった」「今までで一番豪華な料理だった」「アクセス最高で行きやすく助かった」などの感想を頂きました。私たちがこだわったポイントがゲストに喜ばれ、この会場を選んで、内容にこだわってお金をかけて本当に良かったなと思いました。(おがちさん)
[DATA]
会場タイプ:ホテル
挙式スタイル:キリスト教式
ゲスト:70名(親族20名・友人50名)
資金の内訳:ふたりの貯蓄より200万円/親からの資金援助0円/ご祝儀の総額400万円
[総額560万円の内訳]
会場・音響:40万円
料理・飲物:210万円
衣裳・小物:55万円
ヘアメイク・エステなど美容:30万円
装花・装飾・ブーケ:30万円
演出:30万円
ペーパーアイテム:5万円
写真・ムービー・アルバム:35万円
引出物・ギフト:50万円
その他:75万円
From 編集部
総額500万円なら大勢のゲストを招いてこだわりを叶えられる
総額500万円なら、大勢のゲストを招いていても、こだわりの結婚式が挙げられます。とはいえ、取捨選択はとても大事で、こだわるところと、削ってもいいところをしっかり決めて、メリハリのきいたお金の使い方をすると、満足度の高い結婚式になるはずです。
構成・文/河内千春 D/mashroom design
※掲載されている情報は2024年9月時点のものです
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