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結婚式スタイル
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みんなの「結婚式テーマ」何にした?演出&アイテムにどう生かした?

「自分たちの結婚式はどんな式にしようかな」「ゲストにどんな気持ちを伝えようかな?」そんなことを考え始めたあなたは、“ふたりの式のテーマ”を考えるところから始めてみませんか?テーマを決めることで、準備がスムーズに進むだけではなく、ゲストに強い印象を残すことができるなどメリットがたくさん。今回は“テーマ”を式の演出やアイテムに生かした9組の実例をご紹介します。

【Theme1】「樹」

“樹”の下にゲストが集っているような空間を実現

テーマを演出やアイテムに活かす

●樹さん

「プロポーズの場のチャペルの名前が“樹”でした。『大地にしっかりと根を張って、空高く枝葉を広げていくように』と、両親が想いを込めて付けてくれた私の名前に由縁のある漢字で、運命的なものを感じ、テーマを即決。

“樹”という漠然としすぎず、ある程度関連性があるものが思い付くテーマにしたので、グリーン、枝葉、自然…など素材やカラーに生かせるアイデアが浮かんできました。披露宴会場のテーブルは、シンボル的な大きな“樹”を真ん中に置き、熱帯感のある葉で装飾。“樹”の下にゲスト皆が集っているような空間になりました」

テーマを決めて良かったことは?

一つの物語のような世界観が生まれました
花嫁

テーマを決めたことで、一つの物語のような世界観が生まれたと思います。私たちは少人数婚でもあったので、オールディムービー(式の仕度から最後までを撮影、編集したダイジェストムービー)をお願いしたのですが、特に映像に世界観が反映されていたように思います。(樹さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
3月/ホテルでキリスト教式
●ゲスト数
13名
●テーマを生かした演出やアイテム
ウエルカムスペース/ドレスカラー/ブーケ/引出物/フォトブックの色/会場装花・装飾/ウエディングケーキなど

【Theme2】「大草原の小さな家」

会場から挙式、披露宴が終わるまですべてを統一された世界観に

テーマを演出やアイテムに活かす

●麗加さん

「『海外の農場のような、自然に囲まれたところでナチュラルな結婚式をしたい』と思っていました。見つけた式場は、“欧米の農場”をテーマに世界観がつくられていて、お手洗いのドアノブ一つをとっても、細部までこだわり尽くされており、私が求めている世界観とマッチ。式の準備を進める中で、“大草原の小さな家”の世界観が頭に浮かび、“素朴でアットホームな空間で、陽気で楽しく温かい家族の愛に包まれて、最後は感動できる結婚式”を実現したいと思い、演出や装花、ヘアなどあらゆるところでテーマを表現しました」

テーマを決めて良かったことは?

自分の頭の中のイメージをどんどん具体化できました
花嫁

テーマを決めるまでは自分の頭の中のイメージを具体化するのがなかなか難しかったのですが、決めてからは、どんどん具体化することができました。自分のつくりたい世界観を何一つ妥協せず、時間を惜しまず向き合ったことで、結婚式という一日のすべてを最高の時間、思い出にすることができました。(麗加さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
7月/ゲストハウスで人前式
●ゲスト数
75名
●テーマを生かした演出やアイテム
会場/音楽/ブーケ・花冠/装花/ドレス/ヘア/リーフシャワー/席札/ウエディングケーキ/リングピローなど

【Theme3】「沖縄・野球」

ふたりがこよなく愛するものがテーマ。会場が一体になる演出も

テーマを演出やアイテムに活かす

●美旺さん

「元野球部の新郎、元ソフトボール部の新婦。野球がきっかけで仲良くなった私たちふたりがこよなく愛する野球と沖縄をテーマに。家族やゲストも野球関係者が多く、みんなに楽しんでもらえると思いました。アフターセレモニーでは、新婦はブーケトス、新郎はDIYしたバットでバッティングトス。披露宴で行ったストラックアウト大会は、幼い頃試合の応援に来てくれた祖父母に見てほしくて企画。ドラフト会議風にアナウンスを入れて、ゲストを選出しました。余興の琉球舞踊でも会場中が一体に。ゲストからも『テレビ番組を見ているかのように楽しい式だった!』なんて嬉しい言葉をかけてもらいました」

テーマを決めて良かったことは?

ゲストみんなも楽しめる、ふたりらしい結婚式に
花嫁

野球が私たちの原点なので、結婚式をすると決めた時から野球の要素を取り入れたいと考えていました。テーマを決めると、演出や小物などをテーマに沿って考えることができていいと思います。自分たちの好きなものをテーマにすることで自分たちも楽しいし、ゲストのみんなも楽しんでくれて、私たちらしい結婚式になったと思います。(美旺さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
5月/結婚式場でのキリスト教式
●ゲスト数
86名
●テーマを生かした演出やアイテム
演出/プロフィールブック/エスコートカード/ドレスなど

【Theme4】「桜・映画・京都」

ふたりが出会った場所、付き合うきっかけをテーマに

テーマを演出やアイテムに活かす

●美喜子さん

「私が好きな“桜”、共通の趣味“映画”、私たちが学生時代を過ごした特別な場所“京都”という3つのテーマを設定しました。オープニングやプロフィールなどのムービー類は、某映画や番組のパロディー風にふたりで制作。桜は、モチーフとしてあらゆるアイテムにテーマを反映させました。桜のミニブーケを持った新郎新婦のおいたちに先導されて入場。京都らしさを一番感じられる会場付近は、例年であれば桜が咲く時期でゲストにお花見も楽しんでほしかったのですが(今年は開花時期が遅かった)、会場装花を桜にしていたことで『ひと足早いお花見ができてよかった』という感想をもらいました」

テーマを決めて良かったことは?

選択肢を絞りやすくなり、式に統一感が出ました
花嫁

結婚式の準備は細かいことをいろいろと決めていく必要がありますが、テーマを決めることで選択肢を絞っていくことができました。テーマに沿ってアイテムを選ぶことで全体的な統一感が出たこと、招待状なども桜の便箋にしたので、友人からいただいたご祝儀袋も桜柄が多くうれしかったです。(美喜子さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
3月/ゲストハウスでの神前式
●ゲスト数
48名
●テーマを生かした演出やアイテム
演出/ペーパーアイテム/ブーケ/ヘア/ネイル/リングピロー/会場装飾など

【Theme5】「海外キッズの子ども部屋・HAPPY」

大人も子どもも日常を忘れて楽しめるワクワクする空間を実現

テーマを演出やアイテムに活かす

●瑚波さん

「私たちは日頃からHAPPYに過ごしたいと思っており、昔からPOPでカラフルな空間が好きだったので、この日だけは大切なゲストにも私たちのカラーに染まってもらいたいとテーマは“海外キッズの子ども部屋”と“HAPPY”に。会場装飾もカラフルでPOPを意識し、楽しい子ども部屋風に。ブーケトスならぬボールトスをキャッチしたゲストにはカップラーメンブーケとフェイスパックブーケをプレゼントし、プロフィールブックなどのペーパーアイテムもアメリカンな雰囲気に。随所に遊び心を取り入れました。『ふたりらしいね!』と多くのゲストに言ってもらえました」

テーマを決めて良かったことは?

ふたりの好きがたくさん詰まった空間で、お祝いしてもらえて良かった
花嫁

小物を集めたり、デザインを決める際にテーマがあることで統一しやすかったです。HAPPYは日頃から心掛けていることでもあり、結婚準備期間中ももう一度それを見つめ直すこともできました。テーマに沿って、アイテムや色使いを考えることができ、ふたりの好きがたくさん詰まった空間で大好きな人たちにお祝いしてもらうことができて幸せでした。(瑚波さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
6月/結婚式場でのキリスト教式
●ゲスト数
83名
●テーマを生かした演出やアイテム
演出/ペーパーアイテム/ギフト/会場装飾など

【Theme6】「旅と縁(円)」

結婚を新たな旅ととらえ、これまでの出会いや縁(円)を式全体で表現

テーマを演出やアイテムに活かす

●まどかさん

「結婚を新たな旅ととらえて、旅行が好きな私たちを表現。加えて、これまで出会った大切な人たちへの感謝を縁(円)で表現したくて、このテーマにしました。パスポート風の招待状と、搭乗券風のゲストカードを用意。プロフィールブックは、時刻表風にしました。また、会場にいながらも旅を感じてもらえるよう、ふたりで訪れた土地のご当地グッズを飾りました。ウエルカムドールは、ふたりが好きな旅番組に登場した高崎だるまと大分の姫だるまを用意。『すごい凝った演出でめちゃくちゃ楽しんだよ』などのうれしい声をゲストからたくさんもらいました」

テーマを決めて良かったことは?

準備がスムーズになるだけでなく、すべてに意味を持たせられた
花嫁

テーマを決めることで、使いたいアイテムやカラーなどが絞り込めて、準備がスムーズになりました。それだけではなく、用意したアイテムや演出にもそれぞれに意味を持たせられたことが良かったなと思います。(まどかさん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
10月/レストランでの人前式
●ゲスト数
会場33名、オンライン22名
●テーマを生かした演出やアイテム
装飾(ご当地グッズなど)/演出/ウエディングケーキ/ブーケ/ネイル/ペーパーアイテムなど

【Theme7】「mode move」

すべて一貫してテーマに沿って創り上げることで世界観、統一感を表現

テーマを演出やアイテムに活かす

●万悠さん

「会場との打ち合わせを経て決定した“mode move”というテーマは、『お互い影響を受けてプラスに変わった』『今を充実させるための変化を大事に』『シンプルな世界にアクセントを』といった意味が込められています。

テーマカラーはモノトーンをメインに、ゴールド、落ち着いた色みのピンクにし、結婚式全体に統一感を出しました。オリジナルの結婚式ロゴは、あらゆるところに使用しオリジナル空間に。写真に写る機会が多い高砂席は、写真映えを意識し、ソファ周りも立体的に装飾してもらいました。式ではあえて余興を入れずに、ゲストと触れ合う時間を増やしあいさつと感謝を伝えました」

テーマを決めて良かったことは?

テーマ(軸)が決まると、それに沿ってすべてが決まっていきます
花嫁

ただ好きなものを詰め込むのではなく、進行、装飾、料理などすべて一貫してテーマに沿って創り上げていくことで、世界観、統一感が表現できます。また、具体的にテーマに落とし込むほど、担当プランナーやデザイナーとのイメージ共有もスムーズに進められました。(万悠さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
11月/結婚式場での人前式
●ゲスト数
70名
●テーマを生かした演出やアイテム
装飾/招待状/結婚証明書/演出など

【Theme8】「みんなへの感謝」

ゲストに感謝を伝えることを考え、丁寧なおもてなしを

テーマを演出やアイテムに活かす

●咲良さん

「コロナや妊娠・出産により結婚4年目でようやく式を挙げることができました。自分が親になり、子育てという新たなステップの中で周囲の人に支えられていることを実感し、改めて感謝を伝えたいと思いテーマを“みんなへの感謝”としました。ウエルカムアイテムやムービー、演出に力を入れ、前半後半各1回ずつラウンドを入れて一人一人に丁寧に『ありがとう』を伝えました。普段は恥ずかしくて伝えられない感謝を、結婚式だからこそ伝えることができて良かったです。ウエルカムボードや結婚証明書は宮大工である新郎の会社の商品にしました」

テーマを決めて良かったことは?

挙げたい式が明確になり、準備に取りかかりやすかった
花嫁

準備や余興の有無、演出などテーマを決めることで準備に取りかかりやすかったです。大切な親にも式の演出に参加してもらい、鏡開きもゲストと共に。一人一人に丁寧に“感謝”を伝えることを大切にしました。ゲスト参加型にした結婚証明書は、承認の証として指印を押してもらいました。大きな古時計のように、うれしいことも時には悲しいこともふたりの大切な時間を刻んでいきたいという思いを込めています。(咲良さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
2月/レストランでの人前式
●ゲスト数
81名
●テーマを生かした演出やアイテム
装飾/装花/結婚証明書/ウエルカムボード/演出など

【Theme9】「T&M MAGIC」

1つの大テーマと5つの小テーマで「琴線に触れる」サプライズをちりばめて

テーマを演出やアイテムに活かす

●美紀さん

「T&Mはふたりのイニシャル。お客さまの琴線に触れる接遇を“MAGIC”と呼ぶ社内用語があり、ゲストの琴線に触れるサプライズをちりばめようという思いで大テーマを設定。それぞれの頭文字から5つの小テーマをちりばめました。“Music”は互いが幼い頃から楽器をやっていることなどから。“Airline”は航空業界に勤務していることなどから。“Gratitude”は感謝をゲストへ伝える場にしたいという思いから。“Irreplaceable”は“かけがえない”の意。式を通じてゲストにかけがえない存在であることを伝えました。そして最後の“Commit”では“こんな夫婦になります”を言葉や演出でコミットしました」

テーマを決めて良かったことは?

結婚式で何をゲストに伝えたいかが明確になりました
花嫁

式をやるにあたって「なぜやりたいのか、何をしたいのか」をひたすら話し合いました。やりたい理由が1つに定まらなかったので、大きなテーマ1つと小さなテーマ5つに。テーマを決めることで、一つ一つの準備に意味を持って取り組むことができました。テーマに沿って準備を進めることで、迷った時の指針になったので、最初にテーマを決めるのがおすすめです!(美紀さん)

【WEDDING DATA】

●挙式月と式のスタイル
4月/結婚式場での人前式
●ゲスト数
75名
●テーマを生かした演出やアイテム
演出/ペーパーアイテム/ドレス/余興など

From 編集部

結婚式テーマで一体感UP!ゲストも喜ぶ式が実現

結婚式のテーマを必ずしも無理に設定する必要はありませんが、決めることでメリットもたくさん。「統一感や一貫性が出る」「テーマに沿えば演出やアイテムが考えやすい」「ふたりらしい式が実現でき、ゲストにも記憶に残りやすくなる」など、たくさんのメリットを卒花から教えてもらいました。

テーマ決めに迷う人は、「ふたりの好きやこだわり」「式の季節」「色」「花」「マインド(どんなことを伝えたいか)」などから考えてみると、テーマの形が見えてくるかもしれませんよ。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2024年9月時点のものです

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