プロポーズ時とは限らない!婚約指輪が輝いたイベント実例
婚約指輪はプロポーズの時だけに渡すものだと思っていませんか?実はプロポーズ以外の婚約・結婚イベントで贈られて、心に残ったというカップルがたくさんいるんです。素敵な実例エピソードをご紹介します。
Episode1/前撮りでプロポーズシーンの夢を叶えて
結婚後に彼がやっと日本に入国できて、前撮りする前のタイミングで婚約指輪を贈られたという亜沙美さん。
【婚約指輪を着けて前撮りしてよかったことは?】
婚姻届を一緒に出せず、結婚後初めて会い、まだ結婚指輪も購入できていなかったので、婚約指輪がとても大切なものに思えました。結婚後に彼がくれた初めてのプレゼントでもあったので、指輪を着けて念願の前撮りをすることができてとても幸せでした。指輪を贈るシーンを前撮りでどうしてもやりたくて、夢が叶ったようでした。
【婚約指輪を目にするとどんな気持ち?】
ふたりで選びに行った時のことや、遠距離で大変だった時のことを思い出します。また、彼の国では婚約指輪を買うことはあまりないようで、なぜ私が婚約指輪を欲しいのか、なぜ私にとって婚約指輪が重要であるのかを説明して、最終的に指輪をもらったので、彼の覚悟や私を思う気持ちを感じます。(亜沙美さん)
前撮りで婚約指輪を撮影するには?
前撮りは、婚約指輪をきれいに写真に残す絶好のチャンス!納品までにかかる期間を見越して、前撮り日から逆算して1~2カ月前には婚約指輪を決めておくと◎。フルオーダーの場合はさらに日にちに余裕を持って。前撮りを依頼するフォトグラファーに、婚約指輪を着けたショットや指輪だけの写真も撮りたいと伝えておきましょう。
Episode2/両家顔合わせで指輪を披露して彼の本気度が伝わった
婚約指輪は自分で選びたくて、プロポーズ時はお花だけもらい、後日ふたりで選びに行ったというねねさん。
【両家顔合わせで披露できてよかったこと】
顔合わせでカジュアルな結納のようなことをしたので、結婚に対する本気度を婚約指輪で証明できました。
【婚約指輪を目にするとどんな気持ち?】
婚約指輪は安いものではないので、彼の覚悟を受け取った気持ちでした。彼は、私の喜ぶ顔が見られるのを楽しみと思ってくれていたようです。ハーフエタニティで結婚指輪と重ね着けしてもオシャレなデザインなので、普段から遊びに出かける時は重ね着けをして楽しんでいます。(ねねさん)
顔合わせで披露する方法は?
親あいさつや顔合わせで婚約指輪を披露すると、ふたりの結婚への覚悟が伝わり、親としても嬉しい気持ちに。結納というスタイルではなくても、顔合わせプログラムに、家族紹介・記念品の披露・写真撮影を入れておくと、婚約イベントらしさが増して盛り上がります。顔合わせの日程を決めたら指輪の用意も始めましょう。
Episode3/ブライダルフェアのタイミングで一緒に購入
「今年のクリスマスプレゼントはお財布が欲しい」と彼に10月ごろ伝えたら、「今年は婚約指輪だよ」とプロポーズの予告をされたぼにさん。クリスマスに間に合うように、一緒にブライダルフェアに行ったそう。
【ブライダルフェアで一緒に選んでよかったことは?】
自分でカラットやカラーなどを選んだセミオーダー品で、誰も店頭で試着していないところが気に入っています。彼も「サプライズだと全然違うデザインを選んでいたので、選んでもらって喜んでくれて良かった!」と嬉しそうでした。
【婚約指輪を目にするとどんな気持ち?】
事前に自分で選んで一緒に買いに行ったので、プロポーズ時のサプライズはなかったけれど、やはり嬉しくて彼に感謝の気持ちでいっぱいでした。指輪を見ていると頑張って資金を用意している彼の姿が浮かんで、そんな彼をずっと大切にしたいという気持ちや、私を大切に思ってくれているという喜びが強くなります。ディナーデートやパーティなど特別な時だけでなく、癒やされたい時も家で眺めています。(ぼにさん)
婚約指輪はサプライズじゃなくてもOK?
突然のプロポーズは憧れのシーンではあるけれど、ずっと身に着ける高価で特別な指輪だからこそ、デザインやダイヤを自分で見て選びたいという花嫁は多いはず。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、婚約指輪の決定者は妻(16.7%)とふたり(36.1%)の合計が、夫(46.6%)を上回っています。指輪のデザインにこだわりがある人は、結婚を意識し始めたら「サプライズは嬉しいけれど、指輪はふたりで選びたい」とお付き合いの時からアピールしておくとスムーズです。
Episode4/前倒しで指輪を贈ってもらい花嫁の父に結婚を報告
お父さまが倒れた時に、彼が「早く結婚を報告してあげてほしい」と予定を前倒しして指輪を贈られたという采佳さん。先に結婚を決めていたので、一緒にショップに行って予定より早く購入することになったそうです。
【もらったときの気持ちは?】
一緒に選んだ指輪だけど、あらためて花束と一緒に受け取ると「幸せになれるんだ……」と実感が湧きました。彼は「喜んでいる顔を見ると、勇気を出して購入してよかった」と思ってくれていたそうです。
【婚約指輪を目にするとどんな気持ち?】
婚約指輪をもらえるタイミングは限られていて、やっぱり大切な思い出になるのでもらってよかったと見るたびに思います。前撮りや後撮り、披露宴でも活躍しました。普段使いできる大きさのダイヤを選んだので、結婚指輪と重ねていつでも一緒にお出かけできます!(采佳さん)
プロポーズ前に一緒に選んでもOK?
「婚約指輪を買いに行く=プロポーズ」のようにも感じますが、もちろん先に用意してOKです。結婚を意識したお付き合いをしていて、正式なプロポーズの前にふたりで指輪を選ぶのは、ずっと一緒にいたいというお互いの気持ちの確認にもなって素敵な流れですね。
Episode5/熱海旅行でジュエリーショップに誘って
あらたまって“プロポーズ”となると重いので、普段通りのイベントの旅行中がベストかな……と思い、旅行中に「指輪を買いに行こう!」と彼女を誘ったWAMAXさん。
【旅行中に婚約指輪を買いに行った理由は?】
彼女に切り出すきっかけになるイベントが旅行しかなくて、熱海に旅行している時にジュエリーショップに行きました。「このタイミングで?」と彼女は驚いていましたが、とても喜んでくれました。
【婚約指輪を渡した時の彼女の反応は?】
ドキドキワクワクする!と言っていました(笑)。同僚にいじられると照れていますが、気に入って普段からずっと着けてくれています。(WAMAXさん)
旅行でテンションが上がった勢いで!
普段はサプライズや演出が苦手なカップルでも、「旅行」は非日常感でテンションが上がるイベント。指輪を贈りたい、贈ってほしいと思っているなら、旅先のジュエリーショップを覗いてみると、お互いに素直な気持ちで婚約指輪について話せるかもしれません。その後も指輪を見るたびに、特別な旅の思い出がよみがえってきそうです。
Episode6/フォトウエディングでエンゲージカバーセレモニーを
プロポーズされた後、当時コロナ下で一緒に指輪を見に行く予定がなかなか合わなかったと話すきらきらさん。フォトウエディングの前にようやく指輪を選びに行けたそうです。
【フォトウエディングで婚約指輪を着けてよかったことは?】
ふたりで話し合った結果、式は挙げず、写真だけ残すことにしました。彼が贈ってくれた婚約指輪は本当に大切な宝物で、絶対写真に撮っておきたくて。エンゲージカバーの演出をして、彼が指に着けてくれるところをきれいに写真に残すことができました。
【婚約指輪を目にするとどんな気持ち?】
世界一幸せ!婚約指輪はプロポーズの時じゃなくても、気持ちが伝わるからいつでもいいと思います。(きらきらさん)
エンゲージカバーセレモニーで活躍!
最近注目の挙式演出「エンゲージカバーセレモニー」は、指輪交換のときに結婚指輪の上に婚約指輪を重ねてはめてもらうことで、「幸せにふたをする」という意味があります。人前式やフォトウエディングなら全く問題はありませんが、キリスト教式の場合は式中の演出が可能か、プランナーさんを通じて司祭者に確認してもらいましょう。前撮りや後撮りでエンゲージカバーセレモニーの写真を残すのも素敵です。
Episode7/仕事以外の外出時に何げないおしゃれとして活用!
お互いに仕事上の制約で結婚指輪すら着けられないため、婚約指輪の必要性をあまり感じていなかったという@iku_bridalさん。高価な婚約指輪よりも、普段使いできるおしゃれな指輪を贈ってもらうことにしたそうです。
【婚約記念品として指輪を選んだ理由は?】
プロポーズの際に彼から、指輪を一緒に買いに行く券を渡されました。婚約指輪はなしにして、その代わり、婚約記念品としておしゃれなファッションリングを買ってもらいました。ちょっと婚約を意識した一粒ダイヤです!
【指輪を目にするとどんな気持ち?】
結婚指輪を購入した帰りに、ショッピングついでに立ち寄って、私が欲しいものをその場で購入してもらいました。とてもかわいくてお気に入りです。高価ではないため安心して日常使いができるし、結婚指輪と別の指に着けることで、両手でおしゃれが楽しめます。(@iku_bridalさん)
仕事などで指輪を着けられないときは?
婚約指輪は「ダイヤ付きのゴージャスな指輪」と決まっているわけではありません。婚約の記念として、ふたりのライフスタイルに合ったアイテムを選べばOK。指輪以外にも、ネックレス、時計など、形にこだわらず、これからずっと大切にしたいアイテムを選びましょう。
From 編集部
プロポーズ以外のタイミングでも心に残る思い出を!
「婚約指輪はあまり着けないかも」「お金もかかるし彼に欲しいと言えない」と思っている人もいると思いますが、もし婚約指輪に興味を持っているなら、活躍するシーンは想像以上にたくさんあります。プロポーズ後でも結婚式後でも大丈夫。指輪への思いを彼に話してみてはいかがでしょうか。
構成・文/竹本紗梨 イラスト/itabamoe
※記事内のデータおよびコメントは、2023年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー36人が回答したアンケート、および、3年以内に婚約指輪を贈った・贈られたことがある20~40代の220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年3月時点のものです
- プロポーズ
- 婚約指輪
- 指輪の選び方
- 結婚決まりたて
- ふたりらしい
- ダイヤモンド