[親あいさつは自然体で]”ネコ被り”プレ花が後々困ったエピソード集
彼親への結婚あいさつは緊張する上に好感度も上げたいから、ついつい“猫かぶり”してしまうことも……。うそをつくつもりじゃなかったんだけど、後々ややこしい展開に……。そんな猫かぶりプレ花嫁の、クスッと笑える22の実話をお届けします。
“キャラクター猫かぶり”で困ったニャ
おしとやかで、しっかり者、笑顔も大切に、と脳内で親受けが良さそうなキャラを演じても、メッキが剥がれる時はやってくる……。これから長い付き合いになることを考えて、最低限のマナーは守りつつも無理をしないことが大事です。
キャラクター猫の証言
おしとやかなイメージを思い描いて、エレガントにごあいさつ。ところが彼から彼親に、私からの猛烈アタックが筒抜けでした……。すごく恥ずかしかったです。(らむこさん)
上品なおとなしいキャラで話していたのに、あまりにも出された料理がおいしくて、思わず彼に「これ、うまい!」と言ってしまいました……。(みおみおさん)
彼が「よく笑う子だよ」と紹介してくれたので、いついかなる時も笑顔をキープ。疲れました。(なぎささん)
清楚なヘアスタイルで親あいさつ。実は派手なインナーカラーをしているので、彼親に会うたび、1日だけ染まるトリートメントで黒髪に。今どき髪色で文句を言う親は少ないと思うので、最初は暗めに染めても、後々「こういう髪色やってみたいんですよね」と口にすれば「かわいいね」「似合うかも」と言ってくれそうな気がしています。(もりちさん)
彼の両親には「しっかりした女です!」と見せていたけれど、1年もすればボロが出て……。「そんなドジをする一面があって安心したよ」と笑顔で言ってもらえました。(あおいさん)
アイドルオタを隠していましたが、後に夫もライブに誘ってバレました。最初からオープンに話せば良かったですよね。(YUKIさん)
“飲みっぷり食いっぷり猫かぶり”で
困ったニャ
彼親あいさつの大舞台“食卓”にご用心!本当は少食なのに、本当は大食いなのに、本当は苦手食材なのに、飲みっぷり食いっぷりを装うと後々大変なことに……。結婚してからも彼親と食事を共にする機会は何度もあるはずなので、がまんは禁物。
飲みっぷり食いっぷり猫の証言
日頃はお酒はほどほどにしているけれど、お酒好きのご両親にうっかり「とても好き!」と答えてしまい、緊張も相まっていつもより酔っ払って気持ち悪くなる始末。そして今も、私の誕生日のプレゼントにお酒が贈られてきます……。(ちあさん)
彼親あいさつでは少食なフリ。後々、一緒に外食をした時にいつもの調子で大量注文して大食いしたら、驚かれてしまいました。焼き肉屋さんでは、網で炒め物をするかのごとくお肉をじゃんじゃんのせてしまっていた(笑)。(ぽんたろうxさん)
「料理を残してはいけない」という一心で、とんでもない量を平らげました。ワインも1人で1本空けてしまい、大食いキャラに。実は、残してもらうほど料理を提供しないと失礼と感じてしまうおうちなのだそう。その後は控えめにいただくようにしています。(ゆみぽよさん)
「〇〇食べられる?」と聞かれた食材は苦手だったけど、うっかり「食べられます!」と即答。その日は飲み込んだけれど、結婚後も頻繁にご飯を食べに行くようになり、我慢しきれなくなっています。(S.Sさん)
“スキル猫かぶり”で困ったニャ
ちょっと盛ってアピールしたデキる自分について、彼親はしっかり記憶しているもの。反対に、遠慮して実際よりスキルを低く見せたがために後悔するケースも。できないことを「できる」と言わない、得意なことは自慢せず聞かれたら答えるぐらいのスタンスで丁度いい。
スキル猫の証言
「いつも息子にご飯作ってくれてありがとうね」と言われた際、いつも自炊ではないけどそうとは言えず「はい!」と返した直後に「昨夜は何食べたの?」の質問が!彼が正直に「カップラーメン」と答えて真っ青に。(あやっひさん)
IT業界で働いているのでパソコンに詳しいフリをしたが、実は事務職なのであまりよく分からず。後々、恥をかきました。(さいもんさん)
「書道の免状を持っている」と話したら、年末に年賀状の宛名書きを頼まれました。代筆するほどうまくなかったです……。(YTさん)
話の流れから「得意料理はビーフストロガノフ」と言ってしまい、後日、披露することに!急きょ、料理教室に通いレッスン。彼親が来る日まで数週間の夕食はビーフストロガノフざんまいで彼はげんなり。(ノエポンさん)
水泳が得意な私。彼の妹も水泳をやっているけれど、自分の方がタイムが上だったなんて言えず。その後も「妹が○○大会で○位だった」と話題になるが、私の方がいい記録だったんだよな……。話すタイミングを逃してしまっています。(しょこたんさん)
“話合わせ猫かぶり”で困ったニャ
会話を弾ませようと、本当は詳しくないのに“知ったかぶり”でトークテーマに乗っかるのはご法度。すぐにボロが出てしまいます。自分があまり知らない分野の話題のときは「教えてください」のスタンスで聞き役に徹すると好感度UP!
話合わせ猫の証言
「野球は好き?」と聞かれ、ルールも知らないほど無関心なのに「はい」と答えてしまった。その後、野球トークが始まって知ったかぶりするのが大変でした……。(KYさん)
義母の推しアーティストに興味があるフリをして、一緒にYouTubeを見つついろいろ教えてもらったが、本当は1ミリも興味なし。後日、LINEでアーティストネタが送られてきたけど、ついていけなかったです。(ちっぷたんさん)
1話しか見ていないドラマを、毎回見ているテイで話を合わせてしまったがために、普段はおしゃべりの私が無口に。(KUさん)
彼父が、全然知らなかったニュースを熱心に話すので「私も見ました」とつい……。意見を求められ、シドロモドロになって困りました。(ピノさん)
“NOと言えない猫かぶり“で困ったニャ
「NO」というのは難しいけれど、受け入れられない苦手なことや結婚式、新居など大事な話こそ本音を伝えないと後々面倒な展開に。リカバリーも大変そう。義親に面と向かって言いにくいことは、彼から角が立たないように伝えてもらうのも手です。
NOと言えない猫の証言
義両親と夫は喫煙者。「吸ってもいいかしら?」と義母に聞かれニッコリ「どうぞ」と。3人にスパスパされて頭痛でぼんやりして、ろくに受け答えできずに帰りました。(もちさん)
「結婚式はうちの近くでやってね!」と言われ、反射的に「はい」と言ってしまった……。私にとっては何のゆかりもない、結婚あいさつで初めて来た場所だったので後々困ってしまいました。結婚式までに話し合いを重ね、お互いの実家の中間地点の東京で挙げました。(ねねさん)
同居は絶対NOだったのに、親あいさつの序盤でニコニコとイエスマン。すると彼の実家の隣の空き家を、ふたりのお金で買って住むという話が具体的に進んでいき、その気がないことを説明するのに時間がかかりました。(納豆さん)
From 編集部
親あいさつは自然体で、猫をかぶったら笑いでリカバリー
悪意のないうっかり“猫かぶり”も、親はしっかり記憶に刻むもの。“自然体”“等身大”を胸に、当日はリラックスして臨みましょう。“猫かぶり”してバレてしまったら繕わずに「あの時は盛ってしまいました(笑)」と笑い話にしておいて♪
構成・文/千谷文子 イラスト/別府麻衣
※記事内のコメントは、2023年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバ
ー36人と、 3年以内に彼親あいさつで猫をかぶってしまった花嫁110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年2月時点のものです
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