予算オーバーでも後悔なし![衣裳&料理]で卒花がこだわったこと
先輩花嫁たちが「予算オーバーしてもこだわるべき!」という結婚式のお金のかけどころ二大アイテムが、衣裳と料理。予算内でのやりくりも大切ですが、妥協して式後に後悔もしたくないもの。そこで、先輩花嫁に何にこだわって、どれくらい予算オーバーしたのか、リアルなところをお聞きしました。
予算オーバーしても満足なものって?
圧倒的に満足度が高かったのは[衣裳&料理]
下記の記事によれば、1位と2位は「衣裳」と「料理・ドリンク」。いずれも半数近くの花嫁たちが挙げていて、3位以下を大きく引き離していることからも、衣裳と料理は「予算オーバーしても後悔なしの結婚式の2大アイテム」と言えそう。ここからは先輩花嫁たちが、予算オーバーしても選びたかったこだわりのアイテムを見せてもらいましょう。
予算オーバーでも後悔なし!のアイテムランキングをCHECK
1.衣裳・衣裳小物
01/りあさん「値段を気にしていたら夫が気に入った衣裳を着た方がいいと言ってくれました」
02/ゆっきーなさん「2着ともどの角度から見ても素敵でした。好きなものを着て本当に満足」
03/佐々木まどかさん「幾重にも重なったレースの透明感。これが好きと思えるドレスでした」
04/木村モモモさん「伝統的な刺しゅうを使った白無垢。贅沢な衣裳を肌で感じる経験ができました」
05/マヤさん「ドレスに合わせて新郎衣裳もコーディネートしたくて、新郎もタキシードを2着選びました。夫も喜んでいたので正解でした」
06/ゆりちゃんさん「最初に決めていたのとは別の靴を履きたくなって買い足しました」
07/マヤさん「実物もきれいなベールでしたが、写真でも素敵で見返すたび嬉しくなります」
08/りあさん「ヘアアクセサリーやティアラは、一生に一回なので!と奮発しちゃいました」
結婚式の衣裳は一生の思い出に残るものだから、本当に気に入った衣裳を着たいのが、花嫁共通の思い。1着当たりの値段が予算より上がってしまった人や、プラン内に着たい衣裳がなく、追加料金が必要な衣裳を選んだ人、1着の予定が2着になったなど、予定より着数が増えて予算オーバーしたという人も。
でも、心から納得して選んだ衣裳は、着るだけで気分が高揚しますし、写真にも残るので、その選択の価値は一生もの。妥協せずに選んで後悔のない結婚式にしたいですね。
予算オーバーしても満足!
【新婦衣裳 約80万円オーバー】
総額約100万円。最初はレンタルで考えていましたが、心惹かれたドレスがセルドレスでした。オートクチュールなのでお直し代もかかりましたが、自分の身長に合わせた、気に入ったドレスを着れて満足しています。(はなまるさん)
【新婦衣裳 約20万円オーバー】
50万円。花柄が鮮やかな蜷川実花ディレクションのカラードレスは、どうしても着たかったので予算オーバーしても全く後悔なし。妥協して一生引きずるくらいなら安いくらい。(サリィさん)
【アクセサリーは10万円以上】
ティアラとヘッドドレス、2点で5万円以下にしたかったのですが、10万円越えになりました。悩みましたが、人気のあるティアラを購入できたし、ヘッドドレスはカラードレスに合わせてオーダーしたので、悔いはないです。(minervaさん)
【新郎衣裳で約5万円オーバー】
スーツ専門店でフロックコートを購入。値段は提携店と同程度でしたが持ち込み料金が約5万円かかりました。でも、彼のサイズと好みに合わせたオーダーメイドなので当日気持ちよく着用でき、式後はリメイクしてスーツにしたのでとても満足。(Yukaさん)
〈衣裳・衣裳小物〉卒花が「予算オーバーしても満足」な理由
・自分が本当に好きな衣裳を着たいから
・結婚式の衣裳は一生ものの思い出になるから
・写真で見返したときに嬉しくなるから
・妥協すると後悔しそうだから
・サイズが合うこと、似合うことにこだわりたいから
・素材や品質、デザインの良いものを身に着けると気分が上がるから
2.料理、ケーキ、デザートなど飲食物
01/おがちさん「アワビ、ホタテ、生ウニ等、豪華な海鮮の一皿や、伊勢エビを添えた黒毛和牛。試食してゲストに絶対食べてほしいと思いました」
02/maayaさん「ゲストはもちろん、味にうるさい祖父母も満足してくれたのでよかったです」
03/ゆりちゃんさん「肉料理を国産牛にしたことで他の料理のグレードも上がったので満足」
04/竹俣文早子さん「一番好きなシャンパンとそれに合うキャビア料理を提供できました」
05/鹿ちゃんさん「ふたりを表している完璧なデザインでしたし、ゲストの注目の的でした」
06/岡本葉月さん「写真映えも良く、皆からかわいいケーキだと褒められて満足しています」
07/千咲さん「ドリップに追加料金が必要でしたが、やりたい演出だったので後悔なし!」
08/遥さん「ウエルカムパーティのためにフリードリンクの時間を30分、前延長。披露宴スタートの前から皆でお酒を飲めてとっても楽しかった!」
「料理・ドリンクは出席してくださるゲストへのおもてなしの要だから」とこだわった結果、想定より予算オーバーしても、コース全体のランクを上げたり、特別な料理を追加したり、高級な食材を用いてもらって、納得するメニューに決めた卒花たちが多かったようです。会社関係のゲストをお招きするなどの理由で、「料理については彼の方がこだわった」という人も。
料理関係はランクを上げると、ゲストの人数分金額が上がるので、出費は必然的に大きくなりますが、ゲストの「おいしかったよ」のひと言が大満足につながったという花嫁は多く、やはり軽視できないかけどころと言えそうです。デザートやケーキは、見た目や演出に凝ることで披露宴の盛り上げ効果も期待できますよ。
予算オーバーしても満足!
【料理 約60万円オーバー】
当初、1つ下のコースにしようと思いましたが、夫が料理は豪華にしたいとこだわりを持っていたのでランクを上げました。料理がおいしかったといろいろな方に言われるので満足です。(櫻井美涼さん)
【料理 約20万円オーバー】
「料理がとてもおいしかった」との声をたくさんもらったので嬉しかったです。特にメインのお肉は一番高いお肉にしましたが、そこが良かったと思います。(ななさん)
【ドリンク 1人当たり100円オーバー】
ドリンクの基本料金に追加して、会場特製のカクテルドリンクを提供しました。式当日のおすすめとして参列者にLINEで連絡したら、披露宴で飲んでいるゲストがたくさんいて良かったです。(おにっちゃんさん)
【ドリンク 2万円オーバー】
ビールの種類変更と、ソフトドリンクの種類追加でかかりました。ソフトドリンクしか飲まないゲストもいたので、種類を増やしておいて良かったです。(B.A.さん)
【デザート 2万円オーバー】
ウエディングケーキがなかったので、デザートビュッフェにしましたが、子どもなどにも喜んでもらえて良かったです。(なるなるさん)
〈飲食物〉卒花が「予算オーバーしても満足」な理由
・ゲストが楽しみにしている料理で、「おいしかった」と喜んでもらいたいから
・料理の質や味にこだわりたかったから
・ゲストにおもてなしの気持ちを伝えたかったから
・こだわりのケーキやデザートには、演出効果や盛り上げ効果も期待できるから
From 編集部
衣裳と料理は結婚式のお金のかけどころ
予算内でやりくりするのは大事ですが、結婚式でどうしても着たい一着を見つけたら、多少予算オーバーでも、その気持ちを優先させることをおすすめします。晴れの舞台に後悔を残さないように、納得のいく衣裳選びをしましょう。
料理の場合、コース全体のグレードを上げたり、前菜やメインなど一皿のレベルを上げるなど、さまざまなアップグレード方法があります。予算に合わせてふたりで何にこだわりたいのかを考え、どんなおもてなしがしたいのかを会場に相談してみましょう。素敵な衣裳とこだわりの料理で、自信を持って式当日を迎えられますように!
構成・文/河内千春 D/mashroom design
※記事内のデータならびにコメントは、2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー63人が回答したアンケートおよび、2023年10月に過去2年以内に挙式・披露宴を実施した女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです
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