結婚式で「ケチるんじゃなかった(涙)」証言集~衣裳・衣裳小物編~
あらゆるアイテムにお金がかかる結婚式。かけられるお金には限りがあるので、節約できる部分は節約したいというのが多くの花嫁さんの本音じゃないでしょうか。ところが、節約しすぎたことで後々「ケチるんじゃなかった……(涙)」と後悔した卒花が多数!そこで今回は、「節約しすぎて後悔したこと ~衣裳・衣裳小物編~ TOP5」をご紹介。卒花たちの後悔の声、ぜひ参考にしてください。
卒花たちに聞いた!衣裳・衣裳小物で
節約して後悔したことTOP10
衣裳・衣裳小物に関する節約して後悔したことTOP10の内容は上記の通り。では、TOP5の詳細について見ていきましょう。
1位:ウエディングドレス(28.6%)
卒花たちが節約して後悔したものNo.1は「ウエディングドレス」。ブランドやデザインによっては高額になりがちな分、節約できる金額も大きいアイテムだけに「何とかプラン内で収めよう」と思う花嫁さんたちが多い様子。一方、節約した結果、心残りを大きく感じるアイテムともなっています。
私たちの「ケチって後悔」談
[無難なドレスにして後悔]
プラン外のドレスには可愛いデザインのものがたくさんあったけど、当時はプラン内の手頃なドレスで別にいいかと思っていた。結婚式を終えてから、一生に一度のものなのでやっぱり自分の気に入ったドレスを着ればよかったなと思いました。(ぴのさん)
[値段を気にしすぎた結果、残念なクオリティに]
お金をあまりかけないよう、式場のプラン内に収まるレンタルドレスを着用。実際に着てみると、ドレス全体に少し使用感が出ていて残念でした。(たささん)
[体にフィットしないドレスにガックリ]
袖付きのウエディングドレスが着たかったのですが、高額だったので諦めて、予算内で気に入ったドレスにオプションで袖を縫い付けてもらいました。最終フィッティング時に袖の調整をしたにもかかわらず、当日着てみたら袖部分がきつく、かえって二の腕が目立ってしまって残念でした。(saraさん)
【節約Tips】まずは着たいドレスを明確にしよう
まずは「あるものから選ぶ」という精神ではなく、「どんなドレスを着たいか」という自分の理想から明確にしよう。理想を明確にした上で、予算内で理想のドレスに限りなく近いものを選ぶようにすると満足度も高まるはず。また、ドレスをレンタルする際には、生地が古びていないか、強度や光沢はしっかりあるかなど、ドレスの状態もしっかりチェックした上で決定を。
2位:カラードレス(25.0%)
節約して後悔したもの第2位は「カラードレス」。後悔したという声で一番多く挙げられた内容が「費用を抑えるためにシンプルなデザインにした」というもの。また、節約のために「お色直し自体をカット」して後悔したという声も。
私たちの「ケチって後悔」談
[妥協しなければよかった]
ウエディングドレスに金額をかけすぎたのでカラードレスは節約してプラン内のシンプルなものに。振り返ってみて、カラードレスももう少しデザイン性があって、キラキラしたドレスを選べばよかったと後悔。(おさまるさん)
[やっぱりカラードレスも着たかった]
家族だけの小規模な式だったので、お色直しは必要ないと思ってカラードレスの着用はなしに。でも、せっかくの機会だから1着くらいカラードレスを着ておけばよかったなと思いました。(もちもちきんちゃくさん)
[安っぽい見栄えにショック]
プラン内のカラードレスで、色やデザインの種類が少なく、100%納得いくものを選ぶことができなかったし、安っぽく見えた感じがして残念だった。(たささん)
【節約Tips】お色直しをカットする場合は、その理由を明確に
ウエディングドレスと同様に、まずは「どんなカラードレスが着たいか」という理想を明確にすることが大事。予算が限られた中でも、なるべく自分の理想に近いドレスを探すことが満足の鍵。また、お色直し自体をしないという場合「節約」という理由以外にも「ゲストとの会話をしっかり楽しみたい」「ゲストと過ごす時間を多く確保したい」など、ポジティブな理由を加えることで、後々後悔する可能性をぐっと低くすることができるはず。
3位:ドレス用ベール・グローブ(10.7%)
後悔したもの第3位は「ドレス用ベール・グローブ」。こちらは、節約のために自分で探してオンラインで購入したという人が多数を占めたアイテムです。そのゆえ「ドレスとのマッチングがうまくいかずに後悔した」「実際に届いたアイテムが安っぽくてガッカリした」という声が多く挙がりました。オンラインショッピングの場合、生地の素材を見極めるのが難しいことが後悔する要因に。
私たちの「ケチって後悔」談
[ドレスと合わない素材でがっかり]
無料でレンタルできたグローブを選択。実際に着用してみると、素材がテカテカしていて、ドレスの素材と全然合っていなかった。(さくさん)
[質感やシワが安っぽかった]
節約のために手頃なベールをオンラインで購入。手元に届くとなんだかパリパリとした質感で、シワが目立つのがとても気になりました…。(riさん)
【節約Tips】オンラインで購入する場合、必ず返品OKなものを選ぼう
オンラインで購入する場合「未使用であれば返品OK」という商品を購入すると安心。そうすれば、もしも気に入らなかった場合は返品ができるので後悔のリスクも軽減。オンラインショッピングは手軽なものの、やっぱり後悔しないためには実物を手にして選ぶのが一番。実際の店舗に足を運んで自分で確かめてから購入できるのであれば、そうすることがおすすめ。
3位:ヘアアクセサリー・ヘッドドレス(10.7%)
節約して後悔したアイテム同率3位は「ヘアアクセサリー・ヘッドドレス」。後悔した理由を見てみると「そんなに目立たないから安いものでも良いと思っていたけど、実際にふたを開けてみると、結婚式当日に結構目立つアイテムであることがわかりショックだった」という声が多く見受けられました。意外と注目されるポイントを見落としていた、ということが後悔の要因に。
私たちの「ケチって後悔」談
[後日写真で見て後悔]
ティアラを選ぶ際、値段を気にして一番安いものを選択。当日の写真を見ていると、ティアラは結構目立つアクセサリーだなと思い、もっと豪華なものにしたらよかったと後悔しました。(ナツめぐさん)
[チープな質感で輝きもいまいち]
ヘッドドレスは予算を考えてあまり高くないものを選択。アルバムを見返すと、一生に一度だから他を切り詰めてももう少しランクを上げてもよかったのでは?と思った。やっぱり質のいいアクセサリーは輝きのレベルが違うと思います。(ぱんださん)
【節約Tips】写真映えするかどうかを判断材料にして決定を
ヘアアクセサリーやヘッドドレスの決定・購入をする際には「写真映えするかどうか」を強く意識して決めるのがおすすめ。値段が手頃なアイテムの中にも写真映えするデザインのものは多数あるはず。写真映えするアイテムであれば、安っぽく見えることもなく、満足いくコーディネートを実現できるはず。
3位:ネックレス・ピアス(10.7%)
同じく、節約して後悔したアイテム同率3位は「ネックレス・ピアス」。こちらもあまり目立たないアイテムだから手頃なものを購入、その結果安っぽい仕上がりになって後悔したという声が多く挙げられました。また、シンプルな美しさを狙ってアクセサリーなしにした結果、寂しい印象になってしまったという声も。
私たちの「ケチって後悔」談
[シンプルを通り越して寂しい印象に]
節約したかったことに加えてシンプルイズベストだと思い、当日はイヤリングなしに。花嫁姿を見た母親から「顔周りが寂しいよ」と言われてしまいました。(コハクヌシさん)
[当日使い物にならなかった……]
安いネックレスを見つけて購入したのですが、当日壊れてしまいました。結果、全体の豪華度が減ってしまいました。(ちゆなさん)
【節約Tips】フリマサイトを活用するのがおすすめ
ネックレスやピアスの節約方法として多くの卒花が実践した内容が「お気に入りのものを値段関係なく購入して、式後にフリマサイトで販売する」というもの。そうすることで、自分のお気に入りのアイテムを身に着けることができ、式後に販売することで出費を抑えることもできて一石二鳥。
もしくは、最初からフリマサイトをチェックし、なるべく手頃なネックレスやピアスを手に入れるというのも一つの方法。結婚式当日1回のみの着用アイテムも多く、状態良好のものを予算内で見つけることができるかもしれません。
【後悔しない結婚式にするために】
卒花たちからアドバイス
最後に、衣裳・衣裳小物に関して、卒花たちからのアドバイスをお送りします!
[とにかく複数ショップの比較を]
レンタルドレスの場合、同じ衣裳でもお店によって価格が全然違います。オーダーした方が節約できる場合もあります。とにかく比べること!これはとても大事。また、衣裳小物もほんの数時間、数十分しか着用しないので、お気に入りと似たデザインを手頃な価格で探すというのも節約の手段だと思います!(ともこさん)
[とにかく自分が気に入ったドレスや小物を選んで]
自分が気に入った衣裳や衣裳小物であれば、安い金額でも問題ないかと思います。私のカラードレスはフリマアプリで5000円でしたが、動きやすくてイメージ通りで、とってもお気に入りです。(ぽんこさん)
[いろんなショップに足を運んで満足いく選択を]
私は一番見積りが安かったショップにドレスをお願いしましたが、満足しています。安くても良いデザインがあり、サイズ直しや小物の用意などをしっかりしてくれるところはありますので、いろいろなショップを巡ってみることが重要です。(あいさん)
[プランナーさんに本音で相談してみて]
予算オーバーでも、一度プランナーさんや衣裳担当さんに相談してみたらいいです。似たようなデザインや形のもので、予算範囲内のものを提案してくれたり、値下げしてくれる場合もあります。(あおいさん)
From 編集部
衣裳は理想を追い求め、衣裳小物は映えを意識し賢く節約を
結婚式の衣裳や衣裳小物はこだわり始めたらキリがなく、どんどん費用に反映されていくので、予算の都合上、何かを諦めて節約する人がほとんど。限りある予算の中でも、衣裳はできるだけ理想に近いデザインを選ぶのが後悔をなくすポイントです。
衣裳小物に関しては「写真映え」を意識した上で選べば失敗も少なそう。また、フリマサイトを活用して気に入ったアイテムを着用しつつ節約もするなど、賢く節約する方法もぜひ参考にしてくださいね。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/黒猫まな子 D/mashroom design
※記事内のデータならびにコメントは2024年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー82人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を挙げた20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年8月時点のものです
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