料亭じゃなくてもOK!「顔合わせ食事会」は自由でいいんです♪
婚約時の顔合わせ食事会は、料亭などでかしこまって行うのが決まりだと思っていませんか?今は、場所も食事もスタイルも形式にこだわらず、自由な発想で選ぶ人が多いようです。先輩花嫁たちの実例エピソードをヒントに、ふたりらしい顔合わせ食事会を開いてはいかがでしょうか。
料亭じゃなくてもいいんです♪
家族の好みや雰囲気に合わせてOK
両家の家族が初対面であるケースが多い顔合わせ食事会。これから長いお付き合いになる相手だからこそ、歴史のある料亭で懐石料理など、マナーや格式を考えて場所やメニューを選ぶ人が多いですが、大切なのは両家の家族が親しくなること。家族の食の好みやアレルギー、両家が望む雰囲気を考えた結果、中華料理やフレンチ、イタリアン、郷土料理のお店などを選んで満足だったという声が多く集まりました。
料亭以外のお店を選びました
【中華料理】
対面席でかしこまりすぎる場にしたくなかったので、横浜中華街の老舗で、円卓のある個室にしました。緊張して会話が全然できないのでは集まる意味がないと思ったので。(まみさん)
【イタリアン】
どちらの親もカジュアルな雰囲気で行いたいということで、両家からアクセスのいい池袋で探して、ランチのできる半個室のあるイタリアンで実施しました。(どんぐりさん)
【カニ料理】
義母がお肉嫌い、義父が野菜嫌いで、特別感のある食事というとカニしか思い浮かばなくて(笑)。(くまこさん)
【釜飯店】
お互いの両親から堅苦しくない会が良いと希望があり、行きつけの釜飯店にしました。立地が両実家の中間地点にあり、カジュアルさがちょうど良かったです。(茉莉花さん)
【おでん屋さん】
彼のお母さんのお知り合いでおすすめのおでん屋さん。半個室でカジュアルな雰囲気が良かったです。(@misa_petit.floralさん)
食事だけじゃなくてもいいんです♪
両家の記念に残るイベントにしてOK
顔合わせ食事会は、食事だけでお開きにしなくてもOKなんです。遠方から集まっている場合など、一緒に観光すると素敵な思い出に。「ここの景色を見せたい」「記念に残る日にしたい」という思いが届くはずです。
イベントを取り入れました
【山登り】
新婦側の地元で行い、地元を代表する景色が見られるホテルで和食ランチを食べて、食後にホテルから程近い地元の山に登って一緒に景色を見ました!(NAさん)
【イルミネーション】
福岡と長崎の遠距離でしたが、彼の家族が「長崎に行くよ」と言ってくれたので、イルミネーションで有名な施設のホテルのレストランで顔合わせをして、みんなでイルミネーションを見ながら散歩しました。(ねるみさん)
【祖父母へのあいさつ】
しゃぶしゃぶ店で顔合わせをした後、婚姻届に記入して、車で移動し彼の祖父母にあいさつに行きました。結婚式の前にお会いできて良かったです。(るうさん)
【観光】
みなとみらいが思い出の場所なので、ランドマークタワーにあるお店を選びました。どちらの家族もみなとみらいのエアキャビンに乗ったり、観光したり、楽しんでいる様子が面白かったです。(スギモトさん)
家族みんなのお祝い事にしてもいいんです♪
婚約や誕生日祝いの演出を取り入れてもOK
食事をするだけではなく、婚姻届の記入や婚約指輪の披露をプログラムに入れたり、家族のプロフィール入りしおりを用意したりして場を盛り上げたカップルがたくさんいました。その他にも、両家のおめでたい日として家族の誕生日などをお祝いしたというケースも。
お祝いを取り入れました
【彼の誕生日祝い】
大人になってから男性が両親と誕生日を祝う機会はなかなかないと思って、2家族で彼の誕生日ケーキをデザートの最後に囲みました。表紙にふたりで編んだ水引の飾りを付けた家族プロフィール入りのしおりも好評でした。(もこさん)
【弟妹の就職・入学祝い】
きょうだいも一緒に、高級焼き肉店でワイワイとした雰囲気の顔合わせ。彼の妹の就職祝いと、私の弟の大学入学祝いのデザートプレートをサプライズで用意して、みんなでお祝いしました。かわいいきょうだいへの気持ちを、どちらの親も喜んでくれました。(りんさん)
【還暦・真珠婚式のお祝い】
彼の母が60歳、私の両親が結婚30周年だったので何かお祝いしたいと思い、婚約指輪と時計を披露した後に、記念のプレゼントを贈りました。彼の母は「年がばれちゃう」と照れていましたが、結婚式の時だと1年後になってしまうので、家族みんなでお祝いできて良かったです。(たんたんさん)
自宅でもいいんです♪
肩肘張らずアットホームなムードでOK
「これから長い親戚付き合いになるから」と、自宅での顔合わせを選んだ人も。「料理の準備が大変そう!」と思う人もいると思いますが、気軽なパーティ感で、フランクに話ができたというエピソードも。
自宅で顔合わせをしました
コロナで顔合わせや結婚式を延期しているうちに、妊娠・出産。生後1カ月の息子もいるし、彼の父母が遠いところに住んでいるので、自宅での顔合わせにしました。お茶とお菓子を用意して、息子のお披露目がメイン。軽装で堅苦しくなくほのぼのとした雰囲気で行えました。(Yさん)
両家ともかしこまった形が苦手だったため自宅でラフな形で実施。デリバリーのピザとケーキで気軽な会になりました。(しらさん)
結婚前から彼と同居していて、両家の親を招く形にしました。ふたりで料理を作って振る舞い、暮らしぶりを見て安心してもらえました。(KIRIさん)
From 編集部
両家の親睦を深めることができればOK
婚約の食事会といえば、きちんとした場所じゃないと、と考えがちですが、何よりも大切なのは両家の家族の気持ちです。「かしこまらない雰囲気で」「お互い緊張しないお店で」「お相手の家族と親しくなりたい」という希望があれば、その気持ちを大切にして両家族に合う食事会を開きましょう。両家の距離が近づき、これからのお付き合いにつながれば大成功です!
構成・文/竹本紗梨 イラスト/佐々木千絵
※記事内のコメントは2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー49人が回答したアンケート、および過去3年以内に結婚した20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです
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