30代大人花嫁が着たいドレスデザインランキング～袖・モチーフ・素材～

上半身の印象に大きな変化をもたらすのが袖の部分です。袖（スリーブ）があるかないか、どんなデザインかによって、ガラリと雰囲気が変わります。そこで、まずはスリーブのデザインについてご紹介。

１位は、袖のないノースリーブのデザインでした。中でも人気なのは「ビスチェ」。「これぞウエディングドレス」「鎖骨やデコルテを見せることですっきり見える」といった点で多くの支持を集めました。

【ノースリーブ１】ヘルシーで個性的なアメリカンスリーブ

makiさん／挙式、披露宴１着目

当初は優先順位の低かったアメリカンスリーブ。実際に試着してみたら、思いの外しっくりきてセレクト。他の人とかぶらないデザインというのも決め手になったそう。肩先が出るアメリカンスリーブは、露出バランスが程よくヘルシーな印象をもたらしてくれる。

【ノースリーブ２】骨格に合うビスチェですっきり着こなす

sakiさん／挙式、披露宴１着目

ドレスの試着前に骨格診断をして、骨格ストレートタイプの体をキレイに見せるドレスを選んだsakiさん。袖ありや首元を覆うよりも上半身をすっきり見せるシンプルなデザインが似合うため、ビスチェのデザインをセレクト。上半身がすっきりして全身のバランスもGOOD。バストラインがキレイに見えたのも良かったそう。

気になる二の腕を程よくカバーしつつも、肩先やデコルテを出すことで華奢でフェミニンなイメージをもたらすオフショルダー。ショルダーのデザインによっては上半身のアクセントになり、華やかさや動きを上半身にもたらし、「女性らしい」「かわいいデザイン」といったコメントも多数。

【オフショルダー１】程よい肌見せで、デコルテや背中をより美しく

@wedding_ktdさん／挙式、披露宴

さりげなく二の腕が隠れることと、背中やデコルテがキレイに見えるデザインがお気に入り。二の腕にはらりとかかったカッティングレースがエレガントな上半身を演出し、見る角度によってさまざまな魅力を描く。

【オフショルダー２】気になる二の腕にふんわり寄り添い、花を添える

@e_d.wd0604さん／前撮り

胸元が大胆に開いたデザインでありながら、ふんわりとしたオフショルダーが顔周りに華やかさを添える一着。ふんわりとしたシルエットとも相まって、プリンセスのよう！

腕の露出を控えたロングスリーブは、正統派の装い。アンケートでも、「クラシカルで上品」「エレガント」といったイメージがあるという声が多かったです。さらに、腕をすっぽりと覆うことで、「気になる二の腕」をカバーできるという点も好印象。ロングスリーブでも重たくなりすぎないレース素材が特に人気のようです。

【ロングスリーブ１】上質レースと肌見せバランスで王妃のような主役感

@ra_____bridalさん／挙式、披露宴１着目

贅沢な総レースと露出の少ないロングスリーブで、グレース・ケリーのような上品な王妃像を体現。ロングスリーブは試着すると肩幅が広く見えてしまったため、デコルテが大きく開いたデザインで抜け感を演出。顔周りがスッキリと見えつつ、圧倒的な気品を放つドレス姿に。

【ロングスリーブ２】繊細なレースで華やかさと品、写真映えを叶える

@mg__wdさん／挙式、披露宴１着目

透け感のある素材に、立体感のある繊細なレースが浮かび上がるようなロングスリーブは、写真映えも抜群。程よく露出を抑えることで上品な印象を、さらにレースの美しさで華やかさも実現。

ウエディングドレスのモチーフはさまざまなタイプがありますが、トップをとったのは、フリル。「花嫁さんらしい」「華やか」「かわいい」といったキーワードと共に、他のモチーフに比べて多かったのが、「プリンセス感」。ふわふわとしたフリルは年齢を越えて、女性のハートをグッとつかむ魔力があるようです。

【フリル１】花びらみたいなフリルをまとって、花のように

@osn_2524さん／前撮り

チュールのスカートに、アシンメトリーにあしらわれた花びらのようなフリル。ふんわりとしたシルエットをさらにロマンチックに彩って、360度どこから見ても華やかな花嫁姿に！

【フリル２】程よい甘さを添える、胸元のプチフリル

MASAMIさん／披露宴

なんと、ドレスを自らリメイク。肩から袖を裁断して袖とフリルを自作したのだそう。都会的な印象にしたかったものの、MASAMIさんの雰囲気には少し甘いテイストが入っているとバランスが良いと感じフリルをプラス。シンプルなソフトマーメイドドレスに華やかさをしっかりと出し、スタイリッシュな中に程よい甘さも演出できた。

トレンドのモチーフでもあるリボンがランクイン。これまでは腰にあしらわれた大きめなリボントレーンが、リボンモチーフの中でも多かったのですが、小さめのリボンがたくさん施されているドレスや袖などにさりげなくあしらったようなものまで、バリエーションが広がっています。「大人かわいい」「クラシカルな感じ」といった声が目立ちました。

【リボン１】デザイン性を高める背中のアクセント

@natsu_wd11さん／前撮り

シンプルな中に特別感のあるドレスを求めていた@natsu_wd11さん。バックスタイルにリボンがあしらわれたこの一着はデザイン性があって写真映えもGOOD。バックスタイルのショットがとてもお気に入りだったそう。

【リボン２】後ろ姿を大人かわいく彩るビッグモチーフ

@m_wedding0712さん／挙式、披露宴

バージンロードを歩くときの後ろ姿を華やかに見せたくて、リボンでバックスタイルに華やかさのあるドレスを選んだそう。リボンは甘すぎずかわいすぎないところがお気に入り。大きめのサイズなので正面から見ても、ちらりとのぞくところも素敵。

【フラワー１】花刺しゅうがさらりとした女性らしさに一役

@megu__ghwdさん／前撮り

深く開いたVネックやサイドから背中まで肌見せしながらも、繊細なフラワー刺しゅうが施され、ヘルシーで洗練されたムード。刺しゅうの柄がシースルー生地に大胆に浮かび上がり、抜け感も演出されている。

【フラワー２】動くたび煌めく３Dフラワー刺しゅう

miley_fam0820さん／披露宴２着目

透け感のある生地全体に立体的なフラワーがちりばめられた、ソフトマーメイドドレス。小さめのモチーフでスイートすぎず、洗練された印象に。フラワーにはビジューが施され、動くたびにキラキラと煌めいてゲストを魅了。

つるつるとした光沢の素材、刺しゅうやビジュー……デザインは同じでも素材が違うと、ドレスが持つ印象はガラッと変化します。

30代花嫁が選んだ素材の１位は「レース」。繊細に紡がれた模様は気品を醸し出し、女性らしく優しい雰囲気を演出してくれます。時代を越えて愛される花嫁のための素材ともいえるでしょう。

２位はシルク。美しい光沢を放つ生地感は、ひと目で上質感を感じさせ花嫁姿に品格を添えます。支持された理由には、しなやかな素材が持つ「動きやすさ」も。滑らかな動きは花嫁の所作を美しく引き立てます。

３位のビジューは華やかさを求める花嫁に支持されています。デザインで見せる華やかさよりもさりげなくアピールできるのが、大人花嫁の心をくすぐるのでしょう。照明や動きによって煌めく様子が素敵という声も目立ちました。

構成・文／小松ななえ　イラスト／EccO　D／mashroom design
※記事内のデータおよびコメントは結婚式や前撮りでウエディングドレスを着る予定があると答えた30代の女性134人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです

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