総額200万円台の結婚式「お金の削りどころ」「こだわりどころ」

ビーチリゾートホテルで総額250万円／ROCHIさん

「きれいな花嫁姿を写真に残したくて、２着のドレスを厳選。自分のことをよく分かっている美容師さんに出張ヘアメイクをお願いした」というROCHIさん。

イメージ通りのブーケを生花で作ると８万円しそうだったので、Instagramで見つけたフローリストにアーティフィシャルフラワー製のブーケを頼んだ（ウエディングドレス用とカラードレス用の兼用で1万8000円）。
装花は生花が多いと10万円以上になったので、グリーンとフェイクの果物を多用して3万3000円までコストダウン。
10万5500円の見積りになった生ケーキはイミテーションに変更して約4万円ダウンの6万4000円。

200万円台で憧れを叶えました

ブーケ、ケーキ、装花はゲストに至近距離で見られることもあまりないし、工夫次第で費用を抑えられそうと思いました。ただし、デザインは希望通りにしたかったので、フェイク素材を取り入れました。（ROCHIさん）

モダンな結婚式場で総額200万円／まみこあらさん

会場の一角には100均の本型収納ボックスを積み重ねたギフト、メイン卓の中央にもプチギフトのタワー。会場全体を「ギフト」のイメージにして、サンクスギフトやサプライズギフトも飾ったまみこあらさん。これらにお菓子を入れたり、箱を組み立てる作業を自分たちで行い、費用を抑えた。

ウエディングケーキはイミテーションにしたことで費用が半額に。装花は最低ランクでも、花材を「白いシャクヤクとアジサイのアナベルで」と指定し、ゲストが持ち帰りやすいようにセッティングした。
ペーパーアイテムや青バラのブーケ、ブーケプルズのギフトも花嫁の手作り。叔母や友人が着たドレスをもらって分解し、ピンクに染色して作ったフリルたっぷりのオーバードレスは、プラン内のシンプルなウエディングドレスに重ねて着用。挙式後、フリマアプリで販売したので、費用は実質０円。

200万円台で憧れを叶えました

実は会場見学時に予算をストレートに伝え、その金額をオーバーしないように、会場側と約束した上で契約しました。一方で、結婚式のテーマやこだわることもしっかり考え、最低限の金額でできるアイデアを模索。そのおかげで華やかさもありながら、最初の見積りより50万円低い金額でできました。（まみこあらさん）

シティリゾートホテルで総額200万円／吉田麻見さん

エーゲ海の島をテーマにしたホテルを選んだ吉田さん。チャペルからも披露宴会場からも海が見渡せるとっておきの空間で、ゲストにリラックスしてもらった。

家族や大切な友人たちと一緒に過ごした時間を記録するビデオ撮影にはお金をかけたが、持ち込み料なしの会場だったので、席札や席次表、メニュー表、引出物の袋をDIYして費用を節約。会場装飾に使える造花や髪飾り、アクセサリー、ブライダルインナーはフリマアプリで揃え、一般的な価格の４～５割の金額で入手した。
この他、全員WEB招待状に。希望した挙式日がたまたま仏滅で割引があったり、シュータワーを希望したら生ケーキより安価だったりして得したことも。

200万円台で憧れを叶えました

人前式では、新郎がゲストから集めた12本のバラを新婦に贈り、プロポーズをする「ダズンローズセレモニー」がしたくて、あえて挙式用ブーケは頼みませんでした。その結果お花が5000円で済んだんです。
会場から提案された親族写真のアルバムも省き、ゲスト全員との記念写真をスナップ写真のフォトグラファーに撮ってもらったら、数万円浮きました。（吉田麻見さん）

一軒家のゲストハウスで総額205万円／yumeさん

一軒家の邸宅で家族のみの食事会→人前式→友人のみの1.5次会（会費２万円）を行ったyumeさん。二部制なら「アンケートに答えて来店予約すると割引料金になる」キャンペーンが適用になり、家族・友人合わせて60人となったのに205万円で二部制が実現できた。

絶対にやりたかったのは1.5次会でのエピソードビンゴ。これはゲストが新郎新婦にまつわるクイズの答えの番号を升目に書き、新郎新婦が明かした答えと合っていたら、穴を開けていくもの。低予算でみんなが楽しめるゲームだ。
家族も友人も出席した挙式は10万円追加となるキリスト教式ではなく、無料の人前式に。席次表はなくし、席札などできるものは極力手作りした。
ちなみに、1.5次会の料理は一部と同じだが、引出物は1000円ほどの品物とチョコレートを自分たちでラッピングしたプチギフト。

200万円台で憧れを叶えました

ドレスショップでレンタルするとグローブ1100円、ベール4400～1万4000円。私がネットで買ったグローブは1000円、ベールは3000円。購入すれば式後お譲りして返ってくるお金もあるので、好きなものを買った方がお得と思いました。（yumeさん）

荘厳な大聖堂もある結婚式場で総額298万円／ぴーちゃんさん

見学した会場の中で最も見積りが低い会場を1年以上前に予約し、初回見学時の即決特典と早期予約割引適用で、最初から費用を抑える会場を選んだぴーちゃんさん。

それでも料理にはこだわり、豪華食材が並ぶ和食にして、祖父・祖母の口にも合うようにした。
持ち込み料もサービスしてもらえたので、引出物は外部ショップに注文。こちらも早期予約割引になり、会場に頼むよりも２～３割引きで手配できた。
装花は最低ランク（メイン卓5万5000円、ゲスト卓１つ6600円）でも色にこだわり、黄色やオレンジなど夏らしいカラーに。
その他、イヤリングやペーパーアイテムを手作りするなど、DIYにも力を入れた。

200万円台で憧れを叶えました

大聖堂もある素敵な会場をリーズナブルな金額で利用できたのは、予約段階での特典・割引が大きかったです。パックプランは11万6000円引き、即決割引は5万5000円。グランドピアノの使用料（2万6400円）やアルバム代（7万7000円）、地元からの送迎バス（約8万円）もサービスになり、全部で100万円相当得しました。（ぴーちゃんさん）

構成・文／渡邊博美　イラスト／moeko　D／mashroom design
※記事内のコメントは2023年８月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー66人が回答したアンケートによるものです
※費用に関しては、ご本人のお話に基づいて編集しており、時期や内容によって変わることがあります
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです

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