【Autumn&Winter】おしゃれで季節感のあるウエディング実例
「秋」「冬」の季節感を上手に取り入れたおしゃれなウエディングを見つけました。おしゃれにまとめるポイントは?季節感を取り入れるメリットは?花嫁たちが季節感をおしゃれにまとめるコツを教えてくれました。
【Autumn】
1/ゴールドの小物で秋の季節感を
「ふたりの思い出の詰まった東京タワーを望む空間で、ゲストに感謝を伝えたい。東京らしく、おしゃれでモダンな空間でおいしい料理を楽しんでもらいたいと準備を進めました。コンセプトは『クリア×ラグジュアリー』で、フローティングキャンドルや小物にゴールドを採用して季節感を出しました」(10月挙式/kumikoさん)
【季節感を取り入れて良かったこと】
会場の雰囲気に統一感を出せました。
【季節感をおしゃれに取り入れるポイント】
まずは自分の作りたい空間イメージを明確にし、秋っぽいアイテムやカラーの中から、理想の空間にマッチするものだけを取り入れることが大切です。
2/結婚式だけではなく秋の軽井沢も楽しんでもらいたい
「ゲストには遠方まで足を運んでいただくので、結婚式だけではなく秋の軽井沢の自然も楽しんでいただけるよう、まずは会場選びからこだわりました。ゲスト一人一人が肩の力を抜き、なるべくリラックスして過ごせるようアットホームな演出を意識して、軽井沢や会場の雰囲気に溶け込むような衣裳や装花を選びました」(9月挙式/ako_wd.2209さん)
【季節感を取り入れて良かったこと】
友人に「秋色のカラードレスだったよね」「秋っぽいお花を使っていたよね」など言ってもらえることがあり、覚えてくれていたんだと嬉しくなります。季節感を取り入れるとゲストの記憶にも残りやすいのかなと思いました。
【季節感をおしゃれに取り入れるポイント】
同じ秋婚のおしゃれな卒花さんのInstagramを参考にしました!特に装花や装飾はこだわりたかったので、素敵だなと思った画像をたくさん保存してイメージを膨らませていきました。ある程度イメージを固めておけば、フローリストが好みをくみ取って素敵な提案をしてくださるので、しっかり自分のイメージを伝えつつプロにお願いすることも大事です。
【Winter】
3/わくわくするテーマを選んでゲストと気持ちを一つに
「ナイトクリスマスらしさを出すために、装飾にキャンドルをたくさん取り入れ、クロスの色は落ち着いたネイビーで、夜の雰囲気を演出。暗い会場の中に装花の華やかさとキャンドルの灯りがより際立つようにデザインしました。『クリスマス』という誰もがわくわくするテーマを選んだことで、新郎新婦とゲストが一つになってパーティを楽しむことができました」(12月挙式/chiakiさん@chi_wd.2212)
【季節感を取り入れて良かったこと】
結婚式のテーマを徹底的に意識したことでドレスや小物なども選びやすく、納得した形の仕上がりに。ゲストに季節感のギャップを与えることなく、すんなりと世界観に浸ってもらうことができました。季節のお花を使うことで、装花の節約にも♪
【季節感をおしゃれに取り入れるポイント】
ひたすら情報収集して、自分の好きなイメージを膨らませること。例えばクリスマスでも、シルバーメインのホワイトクリスマスにするか、ゴールドメインのきらびやかなクリスマスにするか、で大きく印象が変わります。色は3色以内にまとめると、ごちゃっとせずおしゃれな雰囲気になると思います。
4/クリスマスの世界観を楽しんでもらえるおもてなし
「結婚式のテーマは『恩返し』、恩返しをするための空間演出のコンセプトは『Classic×Christmas』です。結婚という人生の節目を迎えられたことをゲストの皆さまに報告し、これまでの感謝を伝える場としてClassicなThe Wedding感を大切に。クリスマスイブ当日の式で、クリスマスパーティに来たような気分で楽しんでいただきたい、という思いからコンセプトを設定しました」(12月挙式/きららさん)
【季節感を取り入れて良かったこと】
コンセプトが明確になり、会場装花、ドレス、BGMや、細かなアイテムまでスムーズに決定していくことができました。ゲストにもChristmasの世界観を楽しんでいただけるおもてなしができ、「本当にクリスマスパーティに参加したような気分で楽しめた」、「一生思い出に残るクリスマスイブになった」と言ってもらえました。
【季節感をおしゃれに取り入れるポイント】
常に意識していたことは、会場のエントランスから受付、披露宴会場を一つの空間として捉えてコンセプトに沿った世界観を創り出すことです。装花、ドレス、ウエルカムスペース……とアイテムごとに好きな色やデザインを選んでしまいがちですが、空間全体で足し算・引き算をしながら色みやデザインのバランスを取ることで、雰囲気のある空間がつくり出せるのではと考えています。
5/冬らしい温かみでゲストがリラックスできる空間に
「披露宴のテーマは『堅苦しくなく、自分たちらしく楽しい披露宴』です。新郎新婦や会場装花を作り込みすぎてしまうと、ゲストにもそれが伝わりリラックスできないと考え、カッコつけすぎず、抜け感を感じるモノ選びを大切にしました。12月の冬婚でしたが、一大イベントであるクリスマス感は全体として採用せず、ゲストが楽しめるように少しだけ取り入れたのがポイントです」(12月挙式/マサミさん@ta.ma.wedding10)
【季節感を取り入れて良かったこと】
残った写真からも、当時の温度を感じられること!12月というわかりやすく季節感の出る時季だったこともありますが、見返すたびに室内の暖かさや、楽しさが伝わってきます。また、所々で使ったクリスマスアイテムは、大人には控えめに、子どもゲストにはわくわく感を与えられるように大きいものを用意していたので、楽しんでもらえている様子が見られて良かったです。
【季節感をおしゃれに取り入れるポイント】
直接的なアイテムとして取り入れず、カラーコーディネートや音など一見気付きにくい部分で季節感を出すことで、イメージに引っ張られすぎずにあくまで「テイスト」としておしゃれにまとめることができるのではないかと思います。
From 編集部
ふたりらしく季節感を取り入れて
思い切り季節イベントにちなんだテーマにしても、アイテムや演出にさりげなく取り入れても、ふたりらしいウエディングになります。ゲストの印象に残り、写真を見るたびに思い出がよみがえる「おしゃれで季節感のある結婚式」。ぜひ卒花実例をヒントに、素敵な結婚式を叶えてください。
構成・文/竹本紗梨 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです
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