実例でわかる!ウエディングドレスの生地・素材の種類や特徴
ウエディングドレスと言えばどんなドレスを思い浮かべますか?そしてそのドレスのことを、言葉で説明しようとしてみて下さい。「あの、なんか、つるつるした生地の……!」となったプレ花嫁さんも安心してください。この記事ではウエディングドレスの生地や素材の基礎知識をお伝えします。これを読めば、試着の時にきちんとあなたの希望を伝え、運命のドレスに一歩近づくことができるはず。
ウエディングドレスと生地の関係って?
デザインが同じでも素材や生地によって印象が大きく変わる!
例えば、同じキャミソールタイプのドレスでも光沢感のあるサテン素材(画像1枚目)ならさらっとシンプルな印象になりますが、ざらっと感のあるジョーゼット素材(画像2枚目)なら高級感が漂う印象になります。こんなふうにデザインは同じでも素材が違えば印象が大きく変わるんです。
それでは、早速ウエディングドレスの素材の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
【シルク素材】光沢があり高級感もたっぷり
上品な光沢があり、動くとより魅力的に見える素材です。軽くて柔らかいため着心地もよく、ウエディングドレスの定番の生地と言っても過言ではありません。サテンよりも重厚感があるため、より上品な印象を与えたい花嫁さんにおすすめです。
シルク素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]シルクのウエディングドレスは上品な印象なので、露出が多くないデザインにも相性がぴったり。小ぶりのアクセサリーと組み合わせればさらに洗練された大人スタイルに。
[2枚目]上質なミカドシルクのウエディングドレス。太めのロールカラーデザインとクラシカルな素材で高級感たっぷりな印象に。
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【サテン素材】滑らかでつるりとした触り心地
光沢感があって、滑らかでツルツルとした触り心地の素材です。つやっとした見た目から、ウエディングドレスに使われるとエレガント&ゴージャスな印象を与えます。シルクよりも吸水性がなく、引っかきなどにも弱いので取り扱いに注意が必要です。
サテン素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]ざっくりVネックのサテン素材のウエディングドレス。光沢感がある生地なのでロケーション撮影の時にも光に輝き、抜群の存在感を醸し出す。
[2枚目]
つやととろみのある質感のスレンダードレス。肌なじみがよく、動きやすいドレスでゲストとの距離感もいつも通り!
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【レース素材】クラシカルで優雅な印象
繊細なデザインが特徴的な素材です。クラシカルで優雅な印象を与えるので肌見せに抵抗感のある人にもおすすめです。レースのデザイン次第で大きく雰囲気が変わるのもポイントです。
レース素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]総レース素材で上品な印象のウエディングドレス。シンプルに見えがちなマーメイドシルエットもレースで一気に華やかな印象に。
[2枚目]クラシカルなレース素材のウエディングドレス。長めのトレーン×レースでドレスの存在感もしっかりあって◎。
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【チュール素材】ボリュームたっぷりで華やか
透け感のある軽やかな素材です。レースのようなデザイン性はなく、メッシュ素材とも呼ばれています。ボリュームがあり華やかな印象を与えてくれます。体形カバーができるのも嬉しいポイントの一つ。
チュール素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]チュールに刺しゅうをあしらったウエディングドレスを身にまとえば一気に優雅な雰囲気に。チュールの軽やかさが空気をたっぷり含み風に舞うのも素敵。
[2枚目]ボリュームの出やすいチュールをさらにふんだんに使ったウエディングドレス。体のラインを拾わない分、大胆な肌見せでスタイルアップに。チュールの良さが存分に表現された一着。
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【シフォン素材】ふんわり柔らかく手触りも抜群
薄くてふんわり柔らかい素材です。うっすらと肌が透けることもありますが、そこまで透け感は強くないため、上品な印象を醸し出すことができます。重みのある生地と組み合わせて動きのポイントとしてウエディングドレスに使われることも多い生地の一つです。
シフォン素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]軽やか素材のシフォンのロングスリーブドレスは動くたびにひらひら舞ってキュートなので前撮りのロケーション撮影にもぴったり。
[2枚目]ヘルシーなセパレートドレスもシフォン生地なら可愛らしさだってキープできちゃう。ボリュームが出過ぎない素材だからこそ、すらっとスレンダーの形との相性も抜群。
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【オーガンジー素材】半透明で軽やかな光沢感
半透明で軽い光沢のある素材。シフォンよりも透け感があり、光に当たるとより美しく見えたり、動きが出やすい生地なのでガーデンウエディングをする花嫁さんにもおすすめです。
オーガンジー素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]柔らかいオーガンジーをたっぷり使った一着。スカートやフリルに使われることの多いオーガンジー素材は動きが出やすいので写真映えも抜群。
[2枚目]動きが出やすいオーガンジー素材のエンパイアドレス。さらに軽やかなチュールと組み合わせたこのドレスは風になびいたり、光を受けて輝いたりと外でのウエディングシーンにぴったり。
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【ジョーゼット素材】ざらっとした質感で適度な重み
表面がでこぼこしていて、ざらつきのある素材です。適度な重みがあり、体によくフィットするのでラインをきれいに見せたい花嫁さんに合う生地です。動いたときにドレープができやすく、存在感があるのもポイント。
ジョーゼット素材のドレスはこんな感じ!
[1枚目]ほどよい重みと肌触りの心地よいジョーゼットのドレス。着ていて心地よい素材を身にまとい、お気に入りのカチューシャを合わせたら日常の延長のような気分に。
[2枚目]ストンとしたシルエットのドレスもジョーゼット素材なら体のラインをきれいに見せてくれる。生地の立体感とビーズ刺しゅうの掛け合わせでより華やかな花嫁に。
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From 編集部
素材や生地のことがわかると運命のドレスに出会いやすくなる
普段はなかなか馴染みのない素材で作られていることが多いウエディングドレス。うまく説明できなくたって当たり前なんです。だけど、素材の名前をほんの少し知っていたり、特徴をほんの少し理解していると、ドレス選びの時に最短で運命のドレスに出会うことができることも。「全然覚えられない!」という方は、気になる生地の画面をスクリーンショットをしておくのもおすすめです。
取材・文/奥野瑞歩 監修/福崎香織
※掲載されている情報は2023年9月時点のものです
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