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[最新調査] お色直し、みんなどうした?~着数・和洋etc. 実例SNAP付き~

結婚式当日、花嫁にとってもゲストにとってもお楽しみの一つといえば、お色直し。そこで、卒花の皆さんに、着用した衣裳の点数や組み合わせについて調査しました!さらに実例SNAPでは、なぜその組み合わせにしたか、かかった費用などもご紹介します。

発表!最新のお色直し事情

イラスト

お色直し時間を考慮した、ウエディングドレス+カラードレスが定番!

結婚式で着用した衣裳は平均2.2着。最も多いのは2着着た人で64.7%を占め、続く1着のみの人は16.3%に。

パターンとしては、ウエディングドレスとカラードレスの組み合わせが約6割を占めました。この組み合わせが多かった理由として、次のような声が上がっています。

「たくさん着たかったけれど、前撮りで和装を着たし、披露宴ではゲストを待たせたくなかったので、ウエディングドレスとカラードレスに」(みほさん)

「オーソドックスな組み合わせでずっと憧れていた」(みみこさん)

「和装も興味がありましたが、チャペルがとても素敵だったので、空間と挙式スタイルに合わせて和装は諦めました」(みぃさん)

ゲストとの時間を大切にするために、和装に比べて時間がかからないカラードレスをお色直しの衣裳にしたという声が多数。また、挙式スタイルや会場の雰囲気に合わせて、定番スタイルだからという理由も上がっていました。

続いて、実例SNAPで、お色直しパターンとその背景や理由について詳しく見ていきましょう。

公開!卒花さんのお色直しSNAP
【王道パターン編】

CASE01. 動きやすく会場装飾に映える白×カラー

デザイン

●あやかさんのお色直し

【1着目/ウエディングドレス】
ドライフラワーいっぱいの挙式会場に合わせて、インポートの個性的なデザインを検討。シルエットは定番のAラインでありながら他とはかぶらないワンショルダーがお気に入り!

【2着目/カラードレス】
こちらも会場の雰囲気に合うナチュラルなデザインと妖精のティンカーベルのような淡いグリーンのカラーリングの一着に。ボレロ、スカートの繊細な刺しゅうも魅力的で、ゲストとたくさん話したかったので動きやすいボリューム感も決め手。

なぜこのお色直しパターンに?

ゲストとの時間を大切にしたかったから
あやかさん

和装をしたいという夢は前撮りで叶えたので、会場の雰囲気にも合う洋装がよいと思いました。当日は何よりゲストとの時間を大切にしたかったので、お色直しにかける時間を極力短くし、たくさん動けるようなデザインを選びました。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/2着
■お色直しパターン/ウエディングドレス⇒カラードレス
■会場タイプ/ゲストハウス
■挙式スタイル/人前式
■手配方法/会場提携の衣裳サロンでレンタル
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約50万円

CASE02. 花嫁の今だから着られて変化を楽しめるカラードレスへ

デザイン

●akinoさんのお色直し

【1着目/ウエディングドレス】
大人っぽく都会的なホテルだったので高級感のある一着をセレクト。挙式会場の天井のミラーや窓に映る夜景の輝きにも負けない、ビジューやビーズをあしらった、ソフトマーメイドの美ラインが空間に映えた。

【2着目/カラードレス】
深い青紫の装花とも相性のいいネイビーで、グレーや白が基調の会場や夜景にもピッタリ。光沢のあるタフタ素材のため、照明によって見せる表情が変化し、シックで大人っぽい印象に。

なぜこのお色直しパターンに?

今だからこそ着られる組み合わせに
akinoさん

和装も着用したかったのですが、和装は肌見せが少ないため年齢を重ねても写真で残せると思い、ドレス2着にしました。和装を着用するなら白無垢と思っていましたが、ゲストにとって変化を楽しめるお色直しにしたいと思ったので、カラードレスを選択。また、彼の「自分に和装は似合わなそう」という意見があったのも後押しに。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/2着
■お色直しパターン/ウエディングドレス⇒カラードレス
■会場タイプ/ホテル
■挙式スタイル/人前式
■手配方法/会場提携の衣裳サロンでレンタル
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約70万円

CASE03. 王道の組み合わせに憧れて!白はアレンジで2WAY

ラフ

●かなさんのお色直し

【1着目/ウエディングドレス】
挙式は二の腕を隠せる一方、ボディメイクで仕上げた肩甲骨が見えるロールカラーに。3Way仕様だったので、披露宴では付属のレースロングスリーブにアレンジ。細見えするAライン、動くたび煌めく水晶の刺しゅうや軽さもお気に入りだった。

【2着目/カラードレス】
ずっと憧れていたラベンダーのドレスを着用。色みはもちろん、胸元から入るレースの具合も、シルエットも、後ろのリボンもすべて理想通りで運命の一着だったそう。

なぜこのお色直しパターンに?

どうしても着たいカラードレスを軸に
林さん

もともとラベンダー色のカラードレスが絶対着たいと思っていたので2着の組み合わせにしました。たまたま衣裳サロンで出合ったウエディングドレスがロールカラー、ロングスリーブ、ビスチェの3WAYで着られるタイプ。せっかくなので、挙式と披露宴で袖を付け替えて、アレンジを楽しみました。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/2着
■お色直しパターン/ウエディングドレス⇒カラードレス
■会場タイプ/ホテル
■挙式スタイル/キリスト教式
■手配方法/会場提携の衣裳サロンでレンタル
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約55万円

【こだわりパターン編】

CASE04. 運命を感じたウエディングドレス2着

ラフ

●野口圭奈さんのお色直し

【1着目/ウエディングドレス】
シンプルだけど、取り外し可能なロングトレーンが花を添える一着。モダンな挙式会場と窓に映るガーデンの雰囲気にもピッタリ。スレンダーなシルエットやデコルテ周りが華奢に見えるオフショルダーもお気に入り。

【2着目/ウエディングドレス】
夕方からの披露宴だったので、よりカジュアルなデザインに。チュールのスリーブにビジューやパールが付いた素材がナイトパーティに映えた。ガーデンに出たり、ゲスト卓を回ったりしたので、スレンダーラインでトレーンが短めだったのも良かったポイント。

なぜこのお色直しパターンに?

諦めていた1着にたまたま空きが!
野口さん

最初はカラードレスを探しましたが、気に入ったものが見つかりませんでした。ウエディングドレスはもともと着たかったものが予約で埋まっていて諦めたのですが、後日空きが出たため、2着目のお色直し衣裳として着用することにしました。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/2着
■お色直しパターン/ウエディングドレス⇒ウエディングドレス
■会場タイプ/ゲストハウス
■挙式スタイル/キリスト教式
■手配方法/会場提携の衣裳サロンでレンタル
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約55万円

CASE05. ウエディングドレスと思い入れのある振り袖を

ラフ

●佐々木 優佳さんのお色直し

【1着目/ウエディングドレス】
チャペルや大階段に映える、広がりのあるシルエットの華やかなドレスに。シンプルなフロントとギャップのあるバックスタイルの大きなフリルも特徴。会場限定のドレスだったことも決め手に。

【2着目/振り袖】
黒の地色に金糸の刺しゅうが鮮やかに映える振り袖は、成人式で祖母から贈られた大切な一枚。かんざしのような生花のヘアアレンジで華やかさを添え、花嫁らしい装いに。

なぜこのお色直しパターンに?

大切な振り袖をお披露目したいから
佐々木さん

1着目は挙式スタイルに合わせてウエディングドレスに。お色直しは周囲の人から和装が似合いそうという声があったことと、祖母からプレゼントされた振り袖がとても素敵でみんなにも披露したいと思っていたので和装に。祖母の望みでもあったので、最初から披露宴で着ようと決めていました。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/2着
■お色直しパターン/ウエディングドレス⇒振り袖
■会場タイプ/ゲストハウス
■挙式スタイル/キリスト教式
■手配方法/ウエディングドレスは会場提携の衣裳サロンでレンタル、振り袖は持ち込み
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約50万円

CASE06. 白無垢、色打ち掛け、ウエディングドレス、母と同じ3着

ラフ

●あやかさんのお色直し

【1着目/白無垢】
自然光が降り注ぐ真っ白なチャペルでの神前式では白無垢を。光の当たり具合で淡い色が映え、柄行きもキレイに見えると思ってセレクト。幼い頃から母の写真を見て憧れていた角隠しを着用した。

【2着目/色打ち掛け】
ブラウンが基調の披露宴会場に映える色鮮やかな色打ち掛けを合わせた。地色は淡いベージュで落ち着いたトーンでありながら、大きめの花刺しゅうが引き立って、さりげなく華やかな装いに。

【3着目/ウエディングドレス】
色打ち掛けとはまた印象を変えたくて、シンプルでありながらおしゃれに見えるデザインを検討。チュール生地に刺しゅうされたリーフ柄のレースと、フワッと広がるスカートのラインが愛らしい一着。

なぜこのお色直しパターンに?

白無垢⇒色打ち掛けがスムーズにできるから
あやかさん

幼い頃から写真で見ていた母の結婚式での着用順が、白無垢→色打ち掛け→ウエディングドレスで、憧れがあったのだと思います。また、和装→和装は掛け下はそのままで羽織る打ち掛けだけ掛け替えればよいため、あまり時間がかからないというのも後押しに。

【お色直しDATA】

■結婚式当日の衣裳着数/3着
■お色直しパターン/白無垢⇒色打ち掛け⇒ウエディングドレス
■会場タイプ/ゲストハウス
■挙式スタイル/チャペルでの神前式
■手配方法/会場提携の衣裳サロンでレンタル
■結婚式当日の衣裳トータル費用/約70万円

From 編集部

「着たい!」と空間とのバランス、過ごし方を考えて

花嫁さんにとって思い入れの深い衣裳。ウエディングドレスとカラードレスの組み合わせが多いようですが、和装との組み合わせや2Wayアレンジなどでお色直しを楽しんだ人も。「着たい衣裳」を選ぶだけでなく、時間配分や会場との相性、さらにはゲストにも楽しんでもらえるように……など、考慮すべきポイントはさまざまありますが、卒花さんの例を参考に自分の優先順位を決めて、後悔のないパターンを採用してくださいね。

構成・文/小松ななえ イラスト/寺澤ゆりえ D/(データ)ロンディーネ 、(実例)mashroom design
※記事内のデータおよびコメントは2023年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー93人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に挙式披露宴を行った20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によるものです
※掲載されている情報は2023年9月時点のものです

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