その婚姻届、当日出せないかも!?提出前にチェックしたい4つのポイント
婚姻届の提出日にはこだわりたい!記念日や縁起のいい日など思い入れのある日にしたい!というカップルも多いはず。でも、実は婚姻届には出したい日に出せないかもしれない4つの「カモ」があるんです。そんな「カモ」を回避して素敵な記念日をつくってくださいね。
婚姻届、出したい日に出せない可能性があるって知ってる?
例えば付き合った記念日など、思い入れのある日に婚姻届を提出しようと計画を立てているなら、ちょっと待って!どこかの歯車が狂ってしまうと、狙った提出日を過ぎてしまうカモ?……避けるべき4つの「カモ」と、どうすれば避けることができるのかを解説します!
[case1]窓口が混んでいるカモ?
希望の提出日は、もしかしたら窓口が混んでいるカモ。特にいい夫婦の日やバレンタインデー、大安などすべてのカップルにとって縁起のいい日は、婚姻届を出したいカップルが順番待ちをしているカモ?しれませんよ。
このカモを避けるには、提出予定日時の前後、特に後ろに大事な予定を入れないようにするか、時間をしっかり空けておくのがおすすめ。例えば記念日旅行への出発前など、どうしても大事な予定と重なってしまうなら、必ず気を付けるようにしましょう。
[case2]記入方法が間違っているカモ?
もし婚約届の記入方法が間違っていれば、狙ったその日には提出できないカモ。特にふたりや証人の、以下のポイントが間違えやすいカモ……。
・氏名の読み方、漢字
・本籍の住所、筆頭者の氏名
・続き柄の「二女・二男」が「次女・次男」になっている
・証人の届出人押印にスタンプ印やゴム印が使われている
でも、もし間違えてしまっても、本人記入部分であればその場で修正すれば大丈夫。間違えた部分に二重線を引き、余白に正しいものを書き直すなどして修正できます。訂正箇所によっては訂正印が必要な場合もあるので、提出時には印鑑を持ってくと安心。大切な婚姻届に二重線や訂正印を加えたくなければ、間違えないよう注意しましょう。
[case3]婚姻届に不備があるカモ?
最近はおしゃれなデザインのオリジナル婚姻届を使いたいというカップルも増えています。自宅やコンビニプリントなどでさまざまなデザインの婚姻届を自分で印刷できるサービスもありますが、指定のA3サイズ以外で印刷をしてしまうと受理されません。
また、市区町村によってデザインへの制約が違い、A市では受理されたけれど、B市では受理してもらえなかった、などというケースがあるカモ。
そんなときは、書き終えた婚姻届を提出する前に、市区町村でチェックしてもらうのがおすすめ。チェックに時間がかかる可能性もあるので、事前チェックをしてもらえるか、どれくらい前までに持っていけばいいかを各自治体に確認しましょう。
このように事前チェックを受けることで、上記のような記入方法の間違い、必要書類の不備も防げるというのもポイント。心配なふたりは、ぜひ事前チェックを受けましょう。
[case4]自己都合で行けないカモ?
例えば急に大事な予定が入ったり、はたまた体調不良になったりなど、自分自身の都合で婚姻届の提出に行けないこともあるカモ。
そのような場合、どうするのかをふたりで話し合っておきましょう。例えば日付を優先してどちらかひとりが提出に行くのか、ふたりで一緒に行くことを優先して第2候補の日付を決めるのかなど、何を優先するのかが決まっていれば慌てることもありません。
From 編集部
早めに準備を始めて、狙った日に婚姻届を提出しよう
これからのふたりにとって大切な日となる、婚姻届の提出日。希望通りの日に提出するには、早めに準備し、事前チェックを受けて、ヌケ・モレなしの状態で臨めば安心。これからずっとふたりで祝う大切な記念日に、婚姻届提出を成功させましょう!
文/前川ミチコ イラスト/タカヒロコ D/mashroom design 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2023年8月時点のものです。手続き・届け出の方法は随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。
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