「一体感」or「さりげなさ」でお揃いに♪おしゃれカップルのリンクコーデ
おしゃれカップルの前撮りや結婚式でのリンクコーデをお届け。最近のカップルは、結婚式のテーマや会場の雰囲気、ロケーションとのバランスを考え、そこからふたりで色みや濃淡といったトーンを統一したり、ポイントで同じカラーを取り入れたり……さりげなくお揃い感を演出していました。
01. グリーンいっぱいの空間にも映えるシンプルなバイカラーで
たなてぃ@tanaty__wdさんカップル
新婦がひと目ぼれしたカラードレスに合わせて、新郎のコーディネートを決定。また、会場がグリーンいっぱいのナチュラルな雰囲気だったので、ブラックとバイカラーでシンプルにまとめたのもこだわり。
それぞれのコーデは?
冬婚にぴったりなベロア生地のブラック×ホワイトのバイカラーが洗練されていて、あまり見たことのないデザイン。試着した瞬間にひと目ぼれしました。ワンポイントのリボンも少しかわいらしい要素になっていてお気に入りです。ドレスに合わせてベロア素材にパールがあしらわれたカチューシャを着用したのもポイント(新婦)
彼女のカラードレスの黒に揃えて、蝶ネクタイも襟も黒いジャケットにしました。1着目の正統派のタキシードからカジュアルダウンするようベストは合わせず、ベージュのジャケットをセレクト。柔らかい色みが、緑いっぱいの会場にもピッタリでした(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2023年2月挙式)
02. オリーブ園になじむ淡いベージュでナチュラルに
@am_wd108さんカップル
オリーブ園での撮影のため、オリーブのグリーンに合うナチュラルなコーディネートをしたいと思ったふたり。このときの写真を春のウエディングに使用する予定だったが、冬の前撮りだったため、新婦はキャミドレスに羽織るニットを淡いベージュにして重たくならないように。タキシードも同じベージュを選び、ふたりでワントーンにすることで、よりナチュラル感溢れる写真に。
それぞれのコーデは?
結婚式ではふんわりしたドレスを着用する予定だったので、前撮りは雰囲気の違うキャミドレスに。全身に可憐な花が散りばめられたナチュラルなデザインがお気に入りです。オリーブ園に合うよう、編み下ろしヘアにしつつ、シンプルなイヤリングで大人っぽさも意識しました(新婦)
仕事上スーツを着用することが多いのですが、前撮りだからこそいつもは着ない淡い色のスーツを選んでみました。ベージュカラーに茶色の蝶ネクタイを合わせてよりナチュラル感を出そうかと悩みましたが、黒の蝶ネクタイにすることで、少しカッコよさが出るようにしました(新郎)
着用シーン/前撮り
(2022年12月撮影)
03. ジャケットとドレスの刺しゅうにゴールドを取り入れて
stm970622さんカップル
ガーデンウエディングだったので、ナチュラル感とラフな雰囲気をイメージしてコーディネート。まず選んだ新郎のタキシードのシャンパンゴールドに合わせ、色みを抑えたグレージュにゴールドの刺しゅうがあしらわれたAラインドレスに。ふたりの色のトーンも共に淡くやさしい雰囲気でまとめた。
それぞれのコーデは?
ナチュラルな雰囲気にしたくて、控えめなシルエットでくすみカラーの一着をセレクト。ゴールドの花柄刺しゅうが全体的にあしらわれているのがお気に入りです。ドレスに合わせてピアスも花モチーフのゴールドに(新婦)
ガーデンウエディングだったので自然に合うように、また自分の雰囲気にも合うやさしい色みのタキシードを検討。シャンパンゴールドの淡い色と一体感が出るように、ネクタイはブラウン、靴はホワイトなど、小物もナチュラルカラーでコーディネートしました(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2022年10月挙式)
04. カラフルな装花を生かし、他とかぶらないブラウンで
あや@a__trunk_wdさんカップル
大人カラフルをテーマに会場を彩ったふたり。装花を引き立てつつも空間になじむようにふたりの衣裳をセレクト。これまで自身が参列した結婚式でもあまり見たことのないブラウンで、人とは違った雰囲気にしたのもこだわり。春だったので、ドレスはオーガンジー素材でタキシードは淡めのカラーで軽やかさも演出した。
それぞれのコーデは?
色みは深いブラウンですが、オーガンジーなので、軽くてサラッとした着心地のいい一着です。装飾はミニマムながらボリュームのあるオフショルダーがかわいくてお気に入りです。ドレスが落ち着いたトーンなので、メイクやブーケ、イヤーカフで色を取り入れポップな雰囲気に仕上げました(新婦)
細身のシルエットが好きですが、体形に合うタキシードがなかなか見つからず、オーダーメイドスーツを購入しました。参列者とかぶらなそうだったのが、ブラウンを選んだ決め手になりました。蝶ネクタイは同系色ですがベストの裏地とお揃いのペイズリー柄でさりげないアクセントに(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2023年4月挙式)
05. ラフ×ガーリーなオールブラックコーデ
yuna @y_wd__1005さんカップル
セルフ撮影の後撮りは、前撮りや結婚式の華やかなコーデとは一線を画す、小物まで全て黒で統一したオールブラックコーデに挑戦。重たくならないように、ラフな仕上がりにしたくて、新郎はジャケットを合わせず、新婦はリボンやパールなど女性らしいあしらいを小物で取り入れた。
それぞれのコーデは?
胸元のレースと程よいボリューム感がお気に入りの一着です!ブラックコーデだけど、かわいらしさも取り入れたくて、リボンとメッシュが入ったデザインをセレクトしました。グローブもパールがポイントのものを合わせて、ガーリーな装いに(新婦)
黒のシアーシャツにスラックスを合わせ、ラフな雰囲気に撮影したかったので、ジャケットや蝶ネクタイは着用しませんでした。カジュアルではありますが、結婚式や普段の装いとは違う、ちょっとキレイ目なコーデになりました(新郎)
着用シーン/後撮り
(2023年4月撮影)
06. シックなブラウンコーデに小物でスパイスを
ho_trunkwdさんカップル
アットホームをテーマにした結婚式に合うように、落ち着いたトーンのコーデを検討したふたり。まずはブラウンのカラードレスを選び、それに合わせて新郎もブラウン系のタキシードに。ふたりとも色もシックでシンプルな衣裳のため、新婦はヘアメイクやブーケ、新郎はシャツでインパクトをプラスした。
それぞれのコーデは?
ブラウンドレスは落ち着いた色なのでパフスリーブでもかわいくなりすぎず、とろみのある素材感も好みでした。ダークトーンなのでナチュラルになりすぎないようにしつつ、ボリュームのあるブーケやイヤーカフでオレンジやホワイトなど明るい色を取り入れました(新婦)
ブラウンのタキシードですが、光の当たり具合でグレーに見えるところがお気に入りです。アクセントになるようにと選んだ紺色とボルドーのストライプシャツを合わせたのがこだわり。ネクタイは黒にしてポップすぎないようにしました(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2022年12月挙式)
07. 鮮やかなピスタチオグリーンにオレンジを差し色にして
あかねさん&げんきさんカップル
式全体を通してかわいくなりすぎないスタイリングを大事にしたふたり。お色直しは少しカジュアルな印象で、あかねさんお気に入りの珍しいピスタチオグリーンのドレスをまず選び、彼はカーキのシャツでリンク。ブーケと蝶ネクタイでオレンジを差し色にしつつ、締め色で黒も取り入れて、カラーで統一感を上手に演出した。
それぞれのコーデは?
カジュアルさとおしゃれ感を兼ね備えたピスタチオグリーンが珍しくて、引かれました!ドレスにボリュームがあったので、シンビジウムのみのブーケ、ブラックの大ぶりピアスなどシンプルなコーデで、大人っぽくまとめました(新婦)
黒タキシードが着たくて選んだ一着です。シャツと蝶ネクタイは彼女のドレスに合わせて選んでもらいました。グリーンだけでなく、彼女のアクセサリー、ブーケの色も小物で取り入れたのがポイントです(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2022年5月挙式)
08.タイのラインとドレスのカラーでお揃い感
ぱるかさんカップル
モダンなモノクロトーンの披露宴会場に合わせて、華やかでゴージャスな雰囲気を目指したふたり。白いタキシードが着たいという新郎の希望をベースに、ドレスも相性のよさそうなレッドをセレクト。タキシードに合わせたタイもレッドのライン入りで、さりげなくカラーでリンクしていたのがポイントに。
それぞれのコーデは?
会場と調和するようにツヤのあるサテン生地をセレクト。デコルテのハートカットと立体的なダーツで細見えするデザイン、スカートへの切り替えでメリハリのあるシルエットが気に入っています。ウエストのリボンベルトでかわいさを出せるところもポイントです。(新婦)
ベストのブラウンが締め色になっておしゃれな感じがするところが決め手になりました。彼女のウエディングドレスが真っ白というよりは、アイボリーよりの刺しゅうドレスだったので、そちらの色とのバランスも考えました。(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2022年5月挙式)
09. テラコッタのドレスとベスト&靴下でチラ見せリンク
Yukaさんカップル
テラコッタオレンジのカラードレスを決めた際、オーダー予定の新郎のベストのバックをオレンジよりのブラウンにすることで、さりげないリンクコーデに。さらに、カラードレスの色当てと新郎の靴下の色当てクイズを行ったため、新郎は靴下もオレンジにして、リンク感を高めた。
それぞれのコーデは?
ドレス専門店でオーダーメイドしました。テラコッタカラーのドレスの中でも少しオレンジよりで、ドレスのレースにブラウンやオレンジを重ねて作られた絶妙な色がとても気に入りました。ゴールドのアクセやドライフラワーのブーケなどドレスを軸に統一感のあるトータルコーディネートにこだわりました(新婦)
オーダーメイドにし、体にフィットすることはもちろん、生地や色みまでこだわることができました。明るめのネイビーに、ベストの後ろ部分はオレンジよりのブラウンで新婦のドレスとリンクさせ、思い入れのある一着に。お色直しの蝶ネクタイはブラウンのペイズリー柄で靴はブラウンにして統一感を出したのもこだわりです(新郎)
着用シーン/披露宴2着目
(2022年11月挙式)
From 編集部
ふたりだけでなく全体の雰囲気との相性もチェック
ふたりにさりげない統一感があるからこそ仲の良さが伝わって、会場や装飾といった全体との一体感があるからこそ結婚式もグッと好印象に!ぜひ実例のカップルさんのリンクポイントを参考に、それぞれの衣裳選びやコーディネートを楽しんでくださいね。
構成・文/小松ななえ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2023年7月時点のものです
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