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マイナンバーカードが便利!<結婚の手続き>1日でサクッ♪とダンドリ

結婚の手続き

婚姻届提出、提出後に必要な手続きや届け出。何となく大変そうなイメージがありますよね。でも心配はご無用!結婚関連の手続きは今、どんどん効率化、手間がグ~ンと減ってきているんです。ということで今回は、“婚姻届の提出と同時に新居で新生活を開始する予定”の、とあるカップルのモデルケースをご紹介。主要な手続きをスムーズに完了させるカギは、「マイナンバーカード&オンラインの活用」にありました!

今回手続きをするふたりは―――

カップル

ともにフルタイム勤務で、マイナンバーカード取得済み。婚姻届の提出はふたりで有給休暇を取得して平日にする予定。多忙ということもあり、何日かに分けての手続きではなく、「役所の窓口などが通常営業している有休取得日の1日で主要な手続きを済ませたい」と考える、効率重視派カップル。

<ふたりの基本DATA>

・婚姻届の提出と同時期にふたりで新居に引っ越し
・引っ越し先、住所決定済み
・どちらの姓を選ぶか決定済み
・婚姻届は引っ越し先市区町村に提出

今回のパターンに当てはまらない場合はこちらの診断もチェック!

平日の1日で主要な手続きを終わらせる手順

役所と警察署の2カ所に出向き、5つの手続きを

結婚の手続き

足を運ぶのは役所と警察署の2カ所。

役所担当窓口では婚姻届と転入届を提出して、「結婚」と「引っ越し」の手続きをし、運転免許証の手続きで必要な新姓・新住所の住民票を取得。

続けて、結婚後の本人確認書類として使える2つの「身分証明書」、マイナンバーカード(※以後マイナカード)、警察署で運転免許証の変更手続きを行います。

この2カ所をまわって、5つの手続き・届け出を済ませておけば、結婚生活がスムーズにスタートできます!

【手続きに出向く前】
事前にやっておく4つの準備

マイナカード&オンラインを活用して効率的に進めて

結婚の手続き

平日に書類を取りに行ってなど、時間も手間もかかっていた手続き準備も、最近はマイナカードやオンラインのおかげでどんどん便利に進化。おうちでサクッと準備を進めましょう。

■転出届の提出
<マイナポータルからオンライン申請を>
23年2月より「マイナカード+マイナポータルでのオンライン申請」が可能になり、「転出届については原則来庁不要」に。スマホなどからの簡単手続きで完結できるので、引っ越し先役所窓口に出向く2~3開庁日前までに済ませておきましょう。

■転入手続きの来庁予定日の連絡
<転出届提出とセットで役所への連絡完了>
「転入届」は、本人確認必須で窓口へ出向く必要があります。マイナポータルから転出届を提出すると、同時に引っ越し先役所に来庁予定の連絡が行われるため、窓口での転入手続きが効率的に。同手続きの際には、当日の持ち物の案内がされます。

■婚姻届の入手
<オンライン上からダウンロードを>
役所に取りに行くのは不要。市区町村のホームページほか、インターネット上で提供されている各種婚姻届より気に入ったものをダウンロードし入手を。出力して必要事項を記入しておきましょう。

■戸籍謄本の入手
<コンビニで申請、取得を>
本籍地役所以外への婚姻届提出に必要な「戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)」は、「マイナカード+コンビニのマルチコピー機」で交付可能。最寄り店でサクッと入手しましょう。

※戸籍法の一部を改正する法律の施行に伴い、2024年3月1日より婚姻届の提出時の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の提出は不要となります

※コンビニ交付対応市区町村は23年6月現在およそ全体の7割。本籍地自治体が対応可能かホームページなどで確認を

マイナカード未取得の場合は申請を!

マイナカードがあれば、結婚に関わるさまざまな手続きがスムーズに。まだ持っていない人は申請しておきましょう。カード発行に必要な通知書が手元に届くまで、カード申請の混雑度状況にもよりますが、1~2カ月程度かかるので早めの準備が肝心です。

また、2023年5月より新たに「Androidスマホへのスマホ用電子証明書搭載サービス」が開始。スマホだけでマイナカードの機能(電子証明書)が利用できるようになるなど、ますますサービスが広がっています。

【婚姻届の提出など】
役所での手続きをサクッと完了!

結婚の手続き

準備が整ったら待ちに待った婚姻届提出日!役所に出向き、4つの手続きを進めましょう。

(1)婚姻届の提出
記入済み婚姻届を提出し結婚の手続きを。

(2)転入届の提出
マイナポータルでの転出手続きの際に表示される案内等に沿って手続きを。

(3)住民票の取得
新姓、新住所の住民票はこの後行う運転免許証の手続きで必要に。婚姻届の提出時に一緒に発行してもらいましょう。
※市区町村によっては「発行までに1~2週間ほどかかる場合」も。事前に確認しておくと安心です
※住民票へは「旧姓の併記」も可能。希望する場合は旧姓を確認できる戸籍謄本を一緒に提出し、対応してもらいましょう

(4)マイナカードの変更手続き
券面に記載されている氏名・住所などの変更があったときは、14日以内にお住まいの市区町村への届け出が必要。婚姻届、転入届の提出に続けて手続きを。
※マイナカードも住民票同様、旧姓併記が可能

【運転免許証の変更】
警察署での手続きをサクッと完了!

結婚の手続き

役所での手続きが完了したら、住民票を持参し警察署へ。

(5)運転免許証の変更手続き
新居の住所地を管轄する警察署、もしくは運転免許センターで行います。新しい氏名や住所は裏面の備考欄に追記されます。
※運転免許証も旧姓併記が可能。身分証明書として使うことが多いものなので必要な場合はあわせて手続きを

手続き完了!結婚おめでとう~♪

結婚の手続き

これでふたりの「結婚」「引っ越し」「身分証明書」の手続き・届け出は完了!平日の1日でスムーズに終えられた&結婚の記念のお祝いを♪

その他行っておきたい、結婚に伴う手続き・届け出

今回取り上げた手続き完了後に行いたい、その他の結婚の手続きをご紹介。こちらもオンライン対応が進んでいます!

■金融機関の変更手続き
銀行口座の場合、多くの銀行でインターネットバンキングなどを利用してのオンライン申請が可能。郵便貯金口座など未対応の金融機関もあるので、自身の銀行ホームページなどで確認を。また窓口での手続きの場合は、新姓、新住所に変更済みマイナカードや運転免許証が身分証明書として利用できます。

■パスポートの変更手続き
住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口での申請が必要。ただし、申請書は外務省のホームページからダウンロード可能。事前にWeb上で必要事項を記入し、プリントアウトしておけば、申請窓口での作成時間を短縮することができます。

From 編集部

マイナカードとオンラインを使った事前準備もあわせてスムーズな記念日に!

どんどん広がるマイナカードと行政機関の情報連携。さらに今後は民間サービスでの本人確認などさまざまなシーンでの利用拡大も見込める予定です。状況は日々変わっているので、デジタル庁のホームページなどで最新情報をチェックし、結婚に関する手続き・届け出をスムーズに進めてくださいね。

取材・文/南 慈子 イラスト/moko. 取材協力/デジタル庁(https://www.digital.go.jp) 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2023年6月時点のものです

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