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結婚式で「花嫁の手紙」を読んだ花嫁が、実は心残りだったこと

花嫁の手紙を読んだ花嫁さんも実は、「おおむね満足しているけれど、実は少しだけ心残りが……」なんてこともあるようです。今回は、そんな「実は心残りだったこと」を集めました。いつから書き始める?どんな内容を書く?リハーサルは?など、先輩花嫁の心残りをアドバイスと共にご紹介します。

「いつ書き始める?」モンダイ

書き始めが遅過ぎると、間に合わなくて直前にバタつく羽目に

手紙を書き始める時期のここ残り

私の心残り……

花嫁

【ギリギリ過ぎて書きたいことが書き切れなかった】
式の3日前から書き始めたのですが、もう少し早く書けば良かったです。ギリギリになって焦って書いたので、準備不足で書きたいことが書き切れませんでした。(ときちゃんママさん)

花嫁

【書き始めるのが遅過ぎて、うまくまとめられなかった】
式の1週間前から書いたのですが、書き始めるのが遅くて上手に書きたいことがまとめられませんでした。今考えると「もっと伝えたいことがあったのにな……」と後悔しています。(花ネギさん)

花嫁

【雑に書いたものをそのまま父へ渡してしまった】
手紙の原稿自体はスマホのメモ機能を使って早めにまとめていたのだが、他の準備でバタついてしまった。結婚式前夜に慌てて便箋に書いたので、文字が雑になった。読んだ後そのまま父へ渡したので、もっと丁寧に書いたものを渡したかったな。(えびさん)

他の準備で忙しく、なかなか着手できずに前日や当日に書くこととなった人も多いよう。後回しにしていた結果「前日に書いた」と答える人もたくさんいました。結婚式が迫っても未着手の状態だと、いつまでに書き上げなくてはという締め切りが負担となって「何を書こうかまとまらず眠れない日が続いた」など追い込まれたり、「内容の吟味に時間を取れなかった」など後悔につながっていました。

実際に便箋に書くのは直前でも、構想は早めに考え始めて

卒花からは「式直前だとしんみりする気持ちよりも、いよいよという現実感に押されて慌ただしく、なんとなくまとまってるからいいか!という程度になってしまう。数カ月前から大まかに書いておいて、準備の落ち着いた時に添削して、直前は読む練習をするのがベスト」という声がありました。

ギリギリに書き始めると他の準備にも追われ、「これでいいか」と妥協してしまうことが想定されます。時間に余裕を持って考え始めればじっくり内容も吟味できるし、書いた後やリハーサル時に気づいた修正や追加したい内容の反映も可能。目安としては、1カ月くらい前から内容を考え始め、完成は1週間前となるように進めると安心です。

「どのくらいの長さにする?」モンダイ

ボリューム満点過ぎorさっぱりし過ぎの心残りが

手紙の長さで後悔の花嫁

私の心残り……

花嫁

【全員にメッセージを書いたので15分という長尺に】
来ているゲスト全員に感謝の気持ちを伝えたいと、「私の友達はこんなすてきな人だよ」というのを紹介しました。新郎側のゲストも含めてゲスト全員に宛てたメッセージにしたため、15分くらいしゃべってしまいました。われながら長かったと思います。(こまてらさん)

花嫁

【無駄な文章を削る暇もなく、長くなり過ぎた】
書き始めたのが前々日。3時間ほどで一気に書き上げ400字詰めの原稿用紙3枚分ほどに。読み返したり無駄な文章を削る時間がないまま本番となり、早く読み終えなければと早口になってしまった。(みもざさん)

花嫁

【コンパクトにまとめ過ぎた】
式の2週間前に書き始め、両親へ今まで育ててくれた感謝の気持ちやこれからの決意を書きました。手紙を読んだ時間は1分半程度。かなりコンパクトにまとめてしまったので、もう少し長くても良かったと思っています。(奈々子さん)

アンケート結果では、短い人では1分半ほど、長い人では15分ほどのボリューミーな手紙を書いたという人が。短くした人からは、「あっけなく読み終わってしまったので、もっと長く書けばよかったかな」という心残りが。長くなった人からは「長くなり過ぎた結果、それを自覚しているがゆえに早口になってしまった」などの心残りがありました。短くても長くても、「~過ぎる」と心残りにつながりがちのようです。また、「手紙に書いた内容を実際に声に出して読んでみると意外に長いことに気づいた」という人もおり、黙読だけではなく音読してみることも大事そうです。

読みやすさや聞きやすさ、双方から考えて3~5分程度がおすすめ

「花嫁の手紙」は新婦から家族・ゲストへの思いを伝える大切なシーン。楽しみにしているゲストもいるでしょう。せっかくの場面なのに時間を気にして早口になってしまったり、簡潔にし過ぎて伝えたいことを伝えられなかったというのはもったいないですよね。ゲストにも飽きずに集中して聞いてもらうことを考えると読む時間は3~5分、便箋にすると2~3枚程度がおすすめです。また、新郎も手紙を読む場合、互いの手紙の長さを合わせてバランスを取って置くと◎。

「誰に宛てて書く?」モンダイ

彼の親やきょうだい、欠席者へも書けば良かったと心残りが

書いた相手へのここ残りをもつ花嫁

私の心残り……

花嫁

【全員に思いを伝えた分、家族へはあっさりとし過ぎた】
普段は言えない感謝の気持ちを伝える場にしたく、来ているゲスト全員にメッセージを伝えましたが、その分家族に対しては文章量を割けず、今振り返ると少しあっさりしてしまったかなと思います。(こまてらさん)

花嫁

【その場にいる彼の両親へもメッセージを書けば良かった】
最初は両親へのメッセージの後、彼の両親とゲストへのメッセージも入れていましたが、長くなるし、形式的になってしまうのでと両親へのメッセージのみにしました。式当日、目の前で彼の両親も聞いてくれていたので、やっぱり入れたら良かったかなと後で思いました。(なっつさん)

花嫁

【欠席した家族へも書けば良かった】
父と母へ宛てて、これまでの出来事で感謝を伝えたいことをその時のエピソードを交えて書きましたが、今考えると式当日欠席していたきょうだいや祖母へのメッセージも伝えたかったなと思います。(ぽにょさん)

花嫁の手紙を誰に宛てて書くかは人それぞれですが、後から思い返すと「あの人にも書けば良かったな」なんて心残りもあるようです。
具体的には「きょうだい」「親戚」「彼の親」「友人」「上司」「欠席となった人」など。その中でも「きょうだい」と「彼の親」に宛てた内容を書かなかったことが心残りと答えた人が目立ちました。実際に式で聞いている姿を見て、読みながら「あっ」と気づくケースもあるようです。

誰に宛てて書きたいかを精査してみて

花嫁の手紙の長さや読む時間などを考慮しつつ、「限られた時間の中で誰へのメッセージを含めるか」と考えてみるのが良いでしょう。結局は、書きたい相手へ書くのが一番。構成を考える中で、式当日誰に思いを伝えたいかを精査しながら進めてみて。ぐっと相手とのエピソードを掘り下げたい場合は、書く相手を絞った方が印象深い内容になります。来てくれたゲスト全員にメッセージを送るなら、花嫁の手紙ではなくゲスト席のメッセージカードで思いを伝えるという方法も。

「どんな内容を書く?」モンダイ

当たり障りなくあっさりし過ぎ&深掘りしてぶっちゃけ過ぎた心残りが

書いた内容への心残りを持つ花嫁

私の心残り……

花嫁

【ネットの例を参考にしたら、少し内容が薄くなってしまった】
ネットで調べていたら、おおよその手紙の例が出てきたのでそれを参考に書いた結果、伝えたいことが伝えられていないような、少し内容の薄い手紙になってしまった。今思うと、もっと伝えたいことを書けば良かったと心残り。(らーこさん)

花嫁

【少しぶっちゃけ過ぎたかも】
感謝の内容を中心に書いたが、両親とのけんかの内容も書いてしまい、少しぶっちゃけ過ぎた内容になってしまったかなと感じました。(うぃさん)

花嫁

【感動的なシーンにするには内容が薄かった】
手紙にあまり重たい内容は書きたくないと思いながら書いていたら、逆に中身がない薄いものなってしまった。花嫁の手紙の時間が感動的なシーンにならずにあっけなく終わってしまった。(なつさん)

心を込めて書いた手紙だけれど、「今思うと少しあっさりして、表面的な内容になってしまったかな」「もう少しゲストも感情移入してくれやすいような具体的エピソードを入れれば良かったかな」いう声が目立ちました。「本当は苦しかった思い出のことを書きたかったけれど、恥ずかしくて書けなかった」とゲストの前で自分の正直な気持ちを伝えることに抵抗があったという人もいました。

読む用と渡す用、2つの手紙を用意するという手も

花嫁の手紙は今まで伝えられなかった思いを伝えられる機会なので、正直な思いを手紙に書いてみましょう。具体的エピソードを入れるとゲストも状況をイメージできて感情移入しやすくなります。とはいえ、身内しかわからない内輪ネタばかりでは、「?」となってしまうこともあるので少し気を付けて。

書籍やネットで見た「花嫁の手紙」の文例を参考にする人も多いと思いますが、盛り込むエピソードや表現など、どこかに自分らしさを加えるのがおすすめです。また、ゲストの前で自分の思いを伝えることに抵抗がある人は、式で読む用とあとから渡す用にわけるという手もありますよ。

「リハーサルはする?しない?」モンダイ

ぶっつけ本番で四苦八苦orリハし過ぎて淡々と読んでしまった心残りが

リハーサルせずに心残りの花嫁

私の心残り……

花嫁

【練習が足りず、四苦八苦した】
何回も読み込んでおけば良かったです。リハーサルも含めて、書いてからあまり見返していないと、当日思いが込み上げ過ぎて読むのに四苦八苦しました。(玲香さん)

花嫁

【リハーサルのし過ぎで、読むのが滑らかになり過ぎた】
練習をし過ぎて、かなり滑らかに読んでしまい、自分も含めて、周りも泣く雰囲気が出なかった。想像していた花嫁の手紙のシーンにはならなくて残念。(たっくんママさん)

花嫁

【こなれ過ぎて早口に】
何度も練習した結果、すらすら読み過ぎてしまいました。早口、かつ読み慣れてしまい自分も感動が薄れてしまったように思います。(えださん)

リハーサル無しで本番に臨んだ人からは、「緊張で思うように読めなかった」「いざ読もうとしたら文章の流れが読みにくく、つっかえながら読む羽目に」などの心残りがありました。反対にリハーサルを万全にした人からは、「練習し過ぎて、本番では手紙に感情を込められず、涙も出なかった」との心残りが。ある程度リハーサルをすることで、本番でスムーズに読むことにつながりそうです。

本番前に1回はリハーサルしておくのがおすすめ

練習し過ぎて機械的な話し方になるのも残念ですが、少なくとも1度は声に出してリハーサルしてみるのが良いでしょう。音読することで手紙の読みにくさに気づくこともあり、ブラッシュアップも可能。

音読すると、息継ぎのタイミングや話し方のクセもわかります。心残りがないと答えた卒花は、「本番前のリハーサル以外にも、自宅で何度も時間を計りながら読む練習をした」「BGMを流しながら練習した」など自宅でもBGMや時間を実際の環境に合わせて読む練習をしていました。

From 編集部

心残りになりがちな「〇〇モンダイ」を知って、花嫁の手紙を書いてみよう

花嫁の手紙を書き始める前に、心残りにつながりそうな「〇〇モンダイ」を知っておけば、きっと満足度の高い「花嫁の手紙」が書けるでしょう。思いを込めた手紙を式当日に読む際は、大きく深呼吸してから、ゆっくりと気持ちを込めて読んでみて。余裕があれば、伝える相手へのアイコンタクトも交えるといいですね。きっとみんなの心に残る素敵なシーンとなるはずです。

※構成・文/RIE☆ イラスト/黄身子
※記事内のコメントは、2023年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー57人が回答したアンケート、および20~30代の既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

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