ベール・シューズ・アクセetc.【ドレス小物】卒花はどう手配した?徹底調査
花嫁姿はドレスにさまざまなアイテムを合わせてコーディネートします。ベールにグローブ、アクセサリー、そして専用インナーまで。そこで、今回はドレス小物をいつ、どこで、どうやって手配したのか、卒花の皆さんに聞いてみました!
ヘッドドレス……手配率90.9%
ドレス決定のタイミングで、会場やヘアメイクさんを通して手配した人が多数
【手配時期】
まず多かったのは、ドレス決定タイミングと重なる挙式2カ月前から1カ月前。生花などの場合はヘアメイクリハーサルのタイミングで決定という声もありましたが、リハーサルまでに、イメージを固めて臨むのが良いようです。
【手配方法】
ティアラやヘアアクセサリーの場合は、ドレスを借りたドレスショップで「レンタル」する人が多いようですが、生花の場合はヘアメイクさん、会場のフラワーコーディネーターさんにオーダーという声が目立ちました。オリジナリティーやトレンドにこだわる花嫁さんはオンラインショップで購入したという声も。
【価格】
ドレスとセットになっているケースも多く、花材の場合は1万円以下がほとんど。また自ら手配した人の場合も、数千円から1万円台が多いようでした。
卒花さんはどう手配した?
【ドレスショップとブーケショップで】
ティアラは提携のドレスショップで挙式1年前にレンタル。プラン内で無料でした。お色直し用の生花は挙式半年ほど前に、ブーケショップと相談して決定。6000円くらいでした。(松下美樹さん)
【こだわりのティアラは専門店で】
ウエディングドレス用のティアラはヘッドドレス専門店で購入。セール中のため1万円くらいでした。ドレスを試着して決めたかったので、挙式の2カ月前に決定。お色直し用はブーケと合わせて生花に。会場のプラン内に含まれていたので、小物合わせの時に決めました。(M.Kさん)
【こだわり派卒花さんの実例1】ゴールドのヘアチェーンを重ね着け
「流れるようなリーフのモチーフに、パールがあしらわれたスレッドチェーンの組み合わせがとても気に入っています。着けるとパッと華やかになり、ゲストにも好評でした」(@_______4321wdさん)
【ヘッドドレスDATA】
□着用シーン/挙式・披露宴1着目
□手配時期/挙式2カ月前
□手配先&手配方法/アクセサリーショップで直接購入
□価格/2つで約2万円
【こだわり派卒花さんの実例2】リーフを会場で手配
「ビジューや刺しゅうの施されたドレスが引き立つよう、リーフのみと極力シンプルにしたことで洗練された雰囲気になりました。大胆なあしらいでさまざまな角度から見たときに印象が変わるところがお気に入りです」(小林朱美さん)
【ヘッドドレスDATA】
□着用シーン/披露宴2着目
□手配時期/挙式1カ月前
□手配先&手配方法/会場のフラワーコーディネーターにオーダー
□価格/8000円くらい
アクセサリー……手配率97.3%
ドレスと共にレンタルする人が多数。イヤーアクセは自己手配が多め
【手配時期】
ドレス決定後の「ドレス小物合わせ」のタイミングで、挙式2カ月前くらいに決定する人が多め。アクセサリーにこだわりのある場合、ドレス選びと同時くらいに探し始めた人も。
【手配方法】
ネックレスもピアスやイヤリングなどのイヤーアクセサリーも、ドレスを借りたドレスショップでのレンタル派が半数以上。イヤーアクセの手配率は97.3%、ネックレスは75.5%で、ネックレスは手持ちのパールの他、用意していないと答えた人が24.5%と他のアイテムより高め。イヤーアクセは自己手配が30%で、リーズナブルに抑えたい派とこだわりたい派に分かれました。
【価格】
ドレスショップや会場で手配した場合は、ドレスのレンタル料やプランに含まれているケースが多いよう。自己手配の場合はお得なサイトで数千円程度で購入した人もいれば、作家にオーダーし1万~数万円かけた人まで、幅広い価格帯となりました。
卒花さんはどう手配した?
【衣裳が決まった段階で手配】
イヤリングセットはドレスが決まった後、ネットショップで2万円ほどでドレスに似合うものを選びました。(カナタさん)
【手持ちのパールアクセを合わせて】
ウエディングドレスではネックレスは着けませんでしたが、イヤリングは挙式1年前に専門店で1万円ほどで購入しました。お色直しのドレスには、手持ちのパールのネックレスとイヤリングをセットで使用しました。(松下美樹さん)
【こだわり派卒花さんの実例1】祖母から譲り受けたパールのネックレス
「祖母から譲り受けたパールのネックレスを身に着けました。もらったのは成人式の時で、祖母が大切にしていたものだからこそ、結婚式で絶対に身に着けたいと思っていました。サムシングフォーのサムシングオールドにもなり、良かったです」(ももゆさん)
【ネックレスDATA】
□着用シーン/披露宴2着目
□手配方法/成人式で祖母から受け継いだ
【こだわり派卒花さんの実例2】アクセサリー作家の作品をオンラインで購入
「ドレスがシンプルな分、キラキラ輝いたり揺らめいたりする存在感とデザインが個性的であるところに引かれました。テーマカラーのパープルが入っているところもお気に入りです」(小林朱美さん)
【イヤーアクセDATA】
□着用シーン/披露宴1着目
□手配時期/挙式半年前
□手配先&手配方法/アクセサリー作家のオンラインサイトで購入
□価格/1万6800円
ベール……手配率90.0%
ドレスショップでのレンタル&購入がほとんど
【手配時期】
最終のドレスフィッティングや小物合わせの際に決めたケースが多いようです。また、前撮りでベールを使ったショットを撮影する場合は、その前に購入したという声も。
【手配方法】
約45%がドレスショップでレンタル、約25%が購入。シンプルなものをお得なネットショップで購入したという声も見受けられました。
【価格】
ドレスのセットやプラン内、無料でレンタルできたという声が多い結果に。価格帯としては1万円前後が多いようですが、ネットショップで数千円で購入から、ドレスブランドで数万円でレンタルといったケースもありました。
卒花さんはどう手配した?
【ドレス決定後にレンタル】
挙式2カ月前のドレス決定後に試着し、そのままレンタルしました。価格は1万5000円くらいでした。(ともこさん)
【お気に入りブランドのものをフリマサイトで】
挙式8カ月前にドレスブランドで気に入ったベールを見つけて、フリマサイトで出品されていたのを見つけ次第購入しました。価格は1万6000円でした。(小池知香さん)
【こだわり派卒花さんの実例1】SNSで情報を探し、オーダーメイド
「シンプルなドレスに合わせて華やかなベールにしたいと思い、パール、スパンコールやビジューをたくさんあしらってもらいました。全体的にパーツをちりばめるのではなく、顔に近い部分は多め、裾の方へいくにつれ少なめにして、グラデーションになるようにこだわりました」(@oks_wdさん)
【ベールDATA】
□着用シーン/挙式
□手配時期/挙式4カ月前に手配し、1カ月前に納品。前撮りに間に合わせた
□手配先&手配方法/SNSで探したベールの制作会社に依頼しオーダーメイド
□価格/3万3000円
【こだわり派卒花さんの実例2】ドレスショップで購入
「裾周りだけではなくフェイス部分にもチョウチョウとお花の刺しゅうがランダムに散りばめられているデザインです。顔周りの刺しゅうによって、バージンロードを歩く際も、注目される顔の辺りまで華やかになるところがお気に入りです」( @wd_xmさん)
【ベールDATA】
□着用シーン/挙式
□手配時期/挙式半年前に試着予約し、1カ月前に店舗で購入
□手配先&手配方法/ドレスショップで購入
□価格/3万7400円
グローブ(手袋)……手配率80.0%
ドレスショップ以外で購入し、費用を抑えた人も
【手配時期】
こちらもドレスの最終フィッティングや小物合わせのタイミングに手配したケースがほとんどで、挙式1カ月前と答えた人が多かったです。また、ドレスの決定と同じくらいのタイミングという人も。
【手配方法】
手配先はドレスショップが多く、レンタルが約35%、購入が21.8%。購入していない人に続いて多かったのは、オンラインショップですが、フリマショップなどでリーズナブルなものを購入したという声も目立ちました。
【価格】
レンタル、購入の場合は数千円くらいの価格帯が一般的。有名ブランドで購入すると数万円になるケースも。
卒花さんはどう手配した?
【フリマサイトでお得に購入】
某ブランドのシンプルなデザインのグローブをフリマサイトで購入。3000円でした。(TOMOMIさん)
【最後の小物合わせで購入】
ドレスをレンタルしたブランドで、最終フィッティングの際に1万円前後で購入しました。(SORAFUさん)
【こだわり派卒花さんの実例1】卒花さんからのお譲り
「初めはドレスショップでロンググローブを合わせましたが、しっくりきていませんでした。ひと目ぼれして卒花さんから譲り受けたグローブは、総レースのドレスにも合い、丈も長すぎず短すぎずちょうど良かったため、求めていたナチュラル感を出すことができました」(@wd___saoriii6さん)
【グローブDATA】
□着用シーン/挙式
□手配時期/挙式半年前
□手配先&手配方法/卒花さんのSNSで見てひと目ぼれ。挙式後に譲ってもらった
□価格/ヒミツ
【こだわり派卒花さんの実例2】ドレスのプラン内でレンタル
「軽やかさを感じさせる繊細なアンティークレースのグローブです。ドレスに合うように、そしてアンティーク感を演出できるように手首の長さを選びました」(ももゆさん)
【グローブDATA】
□着用シーン/挙式
□手配時期/挙式2カ月前
□手配先&手配方法/ドレスと同じショップでレンタル
□価格/ドレスのプラン内
シューズ……手配率97.3%
【手配時期】
ドレスの最終フィッティングや小物合わせで決定した人がほとんどのようで、挙式1カ月前という回答が多い結果に。
【手配方法】
7割を超える大半の人がドレスショップでレンタル。一方、その次に多かったリアル店舗で購入したケースは、価格重視よりも、憧れのブランドにこだわったという声が目立ちました。
【価格】
ドレスショップでレンタルした人は、無料というケースが多いようでした。また、他のアイテムに比べてシューズは少し高価で、購入の場合は1万~数万円、憧れブランドでの購入にこだわると10万円近くになることも。
卒花さんはどう手配した?
【持ち込み不可で会場でレンタル】
会場の提携店でのレンタルが必須で持ち込みできませんでした。シューズを含め小物一式の費用はすべて挙式費に含まれていました。(眞邊光保さん)
【彼からのプレゼントに】
憧れていたブランドの靴を、挙式5カ月前に彼がプレゼントしてくれました。価格は1万5000円でした。(北島絢生さん)
【こだわり派の卒花さんの実例1】憧れのデザインをネットショップで購入
「ウエディングドレスには足袋のデザインのブーツを合わせたいと思っていました。8cmヒールで挙式中も歩きやすく、式後も普段使いしやすいデザインで、購入して良かったです」(みれいさん)
【シューズDATA】
□着用シーン/挙式
□手配時期/前撮りでも着用できるように挙式半年前
□手配先&手配方法/ファッション系のオンラインショップで購入
□価格/1万3110円
【こだわり派卒花さんの実例2】憧れのブランドで購入
「履いた瞬間背筋がぴんと伸びるような、気持ちまで上がるキラキラのパンプスです。ウエディングといえばこのブランドのシューズだと思っていたので、当日履くことができてとても嬉しかったです」(りんごさん)
【シューズDATA】
□着用シーン/挙式、披露宴1着目
□手配時期/挙式3カ月前にお店へ行き、サイズを取り寄せて挙式数日前に納品
□手配方法&手配先/ブランドの店舗で購入
□価格/約12万円
専用インナー(ドレス用下着)…手配率97.3%
購入派が優勢。フィッティング時または数カ月前にオーダー
【手配時期】
体にフィットしたものをオーダーしたい、試着時から用意したいという人は挙式半年前から3カ月前くらいに手配をしたという声が目立ちました。一方、最終フィッティング時の1カ月前という人も多いようです。
【手配方法】
ドレスショップでの購入が多いようですが、専門店での購入の人も。また未使用のものをフリマサイトで購入したという声もありました。
【価格】
1万円前後から5万円までさまざまな価格がありましたが、ドレスショップや専門店での購入だと3万円前後のものが多いようです。
卒花さんはどう手配した?
【専門店で採寸し、購入】
挙式1カ月前に専門店で直接採寸してもらい購入しました。その際に着用ドレスの特徴や写真を採寸者の方にお伝えしました。価格は下着一式で1万5000円以下だったと思います。(みほさん)
【お得にフリマサイトで購入】
フリマサイトで定価6万円ほどのセットを8000円で購入。ドレス試着前に買ったので、試着の際も着けて行けました。(カナタさん)
From 編集部
ドレスショップで購入が王道。上手に調べて手配
ドレスとの相性を重視して、ドレスショップでさまざまな小物を手配する人が大半のようです。最近は、リアル店舗以上にオンラインでの購入範囲が広がり、フリマサイトも上手に活用している様子がうかがえました。タイミングも、アイテムにこだわりがある場合などは、ドレス試着のタイミングに用意するケースもありましたが、最終フィッティングあたりが定番。ぜひ、皆さんも実例を参考に、しっかり満足のいくドレス小物選びをしてくださいね。
構成・文/小松ななえ イラスト/moko.
※記事内のコメントは、2023年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー82人が回答したアンケート、および2年以内に挙式した20~30代の既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです
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