［余興のお願いは不要］ 新郎新婦が奏でる♪歌う♪ミュージック演出実例10

Case01．親へのサンクスムービーのBGMは新郎新婦のピアノ連弾

両親へのサンクスムービーの映像に合わせて、新郎新婦ふたりでピアノの連弾を披露したまゆかさん夫妻。小さな頃からピアノを習わせてもらっていたまゆかさんは、両親にピアノを弾いている姿を見せたかったのだそう。思い出の写真が映し出されるサンクスムービーに合わせて、ふたり一緒にピアノ演奏をすることで、いっそう感動的な演出になりました。

実現のポイント教えて！

会場にはピアノの使用料の相談と、ピアノとムービーの映像を合わせるための打ち合わせが可能かどうかを相談しました。ふたりでの練習期間は３カ月です。（まゆかさん）

Case02．新郎のバイオリンと新婦のピアノ演奏

両家とも音楽が好きだという、りあさん夫妻。バイオリンを習っていて、今も社会人合奏団で継続している新郎と、子どもの頃にピアノを習っていた新婦は、家族に感謝を伝える演奏をしたいと、花嫁の手紙の後に、一緒に演奏を披露しました。両家の親も喜んで、ゲストの中には感動して泣いた人もいたそう。ふたりらしさ溢れる披露宴の締めとなりました。

実現のポイント教えて！

会場には、最初の打ち合わせの時点で、ピアノとバイオリンの演奏をしたいことを伝えていました。会場にピアノがあるか、事前に響きを確認できるか、会場内で設置場所を変更できるかを確認しました。（りあさん）

Case03．チャペルをステージに。新婦のバイオリン演奏

バイオリンのコンクール入賞歴もある佐知子さん。挙式では、感謝の気持ちを演奏で伝えたいと、人生の節目によく演奏してきた思い出の曲を披露しました。披露宴でも「これまでの音楽生活を一番そばで支えてくれた母に喜んでもらいたい」と母の一番好きな曲を弦楽五重奏で演奏しました。「演奏会みたいな結婚式で楽しかった」「結婚式で演奏が聴けるかな、と期待して行ったけど期待以上だった」とゲストから嬉しい声が多数寄せられたそうです。

実現のポイント教えて！

挙式でも演奏できるホテルを探しました。チャペルは一日何組も使うので挙式での持ち込み演出を許してくれるホテルは少なかったです。また広い披露宴会場で音を響かせるために、マイク５本を手配し、弦楽のメンバーには少し早く会場入りしてもらい、音響スタッフと打ち合わせ、リハをしました。（佐知子さん）

Case04．新郎新婦ふたりで息の合ったフルートデュエット

ふたりが出会うきっかけとなったフルートを通じてゲストへの感謝を伝えたかったという柚子さん夫妻。生演奏で感動を届けたいと新郎新婦によるフルートデュエットを披露しました。「緊張もしましたが、彼の音を頼りに最後まで演奏でき、ふたりにとってもかけがえのない最高の思い出になりました！」と柚子さん。演奏をすることは内緒にしていたため、ゲストからは「夫婦ふたりで演奏なんてびっくりした」「フルートの演奏が聴けるなんて思ってなくてとても感動した」と反響も大きかったそうです。

実現のポイント教えて！

披露宴会場が生演奏NGだと困るので、見学をした時点でフルートの演奏は可能かを確認しておきました。結婚式の２カ月前に、会場での音の響きや演奏するポジション確認のため、会場を20分ほど使用する時間をつくっていただきました。当日は音を出してのリハーサルができず、ぶっつけ本番だったのは大変でした。（柚子さん）

Case05．新郎新婦の連弾に姉弟の合奏、家族も歌を披露

「一生に一度の機会にふたりで何か形に残るものを成し遂げたくて」と、映画『美女と野獣』のダンスシーンの曲をピアノで連弾したRISAさん夫妻。映画館でこの映画のエンドロールが流れているときに、彼が一輪のバラを差し出し告白したのが交際が始まったきっかけという、思い出深い作品だそう。

また、新婦は弟のバイオリンとも合わせて演奏。小さい頃は発表会などで一緒に演奏する機会があったものの、成人してからは10年ぶりという姉弟の共演で「大切な家族に聴いてもらいたい」という思いを叶えることができました。最後には新婦おじの発案で両家の親と祖父母からふたりへ歌のプレゼントまで！音楽が家族の絆をつなぐ、忘れられない結婚式となりました。

実現のポイント教えて！

新郎はピアノの経験がなかったものの、自宅の電子ピアノでふたりで半年、練習を重ねました。会場には打ち合わせ開始頃からピアノを弾きたいと伝えていました。会場と相談して数日前にリハーサルもさせていただき、弟がバイオリンを持って立つ位置、マイクの位置、ビデオカメラ設置の位置などシュミレーションできましたし、会場のピアノで練習することもできました。（RISAさん）

06.親へのサプライズ！新婦のピアノ弾き語り

ピアノを長く習っていたraraさん。親が以前から「自分の結婚式でピアノを弾けたらいいのに」と言っていたのをずっと覚えていたそう。その夢を叶えるにあたって、せっかくだからと弾くだけではなく、歌も入れた弾き語りにして驚かすことに。花嫁の手紙の直前、ピアノを弾きながら歌う娘に、まさか弾き語りをするとは思っていなかった親はかなりびっくりしたそう。選曲もあいまって、感動的なサプライズ演出になりました。

実現のポイント教えて！

会場には最初から「もしかしたらピアノの演奏をするかも」と相談していました。練習期間は３カ月と短く、本当に演奏できるか心配でしたか、実現できてよかったです。（raraさん）

Case07.ガーデンでの新婦の歌と新郎のギター伴奏

緑に囲まれた中庭でギターと歌のサプライズ演奏会を行ったmariさん夫妻。お色直し入場でギターを手にした新郎が現れたときには、ギターを弾けることを知らないゲストから驚きの声が上がったそう。選んだのはふたりにとって思い出の歌。小さい頃から歌うことが好きで、趣味で合唱を続けてきた新婦。一人で歌うのは緊張したそうですが、新郎の伴奏に支えられながらの歌は忘れられない思い出になりました。

実現のポイント教えて！

会場のプランナーさんとは、打ち合わせの初期段階から歌う演出を入れたいと共有していました。練習は自宅で行い、コロナ下ということもあり練習する時間はたっぷりありました。（mariさん）

Case08. 新郎の思いのこもった歌に新婦がギターで伴奏

披露宴の終盤、生い立ちムービーの上映に合わせて、新郎は歌、新婦はギターでの伴奏を披露した武藤さん夫婦。新郎は「中学生の頃に出会った大好きな歌を結婚式で歌うことで、家族やお世話になった皆さんへささげたい」という思いを長年温めていたそう。親への感謝と労りを込めた歌詞を心を込めて歌いました。新婦はギターに初挑戦。コード弾きくらいなら……と頑張って自主練に励み、一番近くで新郎の夢の実現を支えました。

実現のポイント教えて！

式の前日に会場で、演奏と一緒に上映する生い立ちムービーの再生タイミングを確認しました。当日は、ムービーに付けていたCDの音に合わせて演奏しました。ふたりでの歌と演奏は、気持ちを伝える機会ができたり、感動したと言ってくれる友人がいたりして、練習した甲斐があったと思いました。（武藤拓さん）

Case09．新郎新婦で再入場時に「恋ダンス」

披露宴の再入場時に大ヒット曲『恋』に合わせ、「恋ダンス」をしたミホさん夫妻。ゲストに楽しんでもらいたいから、と企画したダンス演出でしたが、誰もが知る曲と、新郎新婦の息の合ったダンスに披露宴は盛り上がり、大成功。ふたりでのダンスは「私たち自身も楽しかった」と大満足の結果となりました。

実現のポイント教えて！

会場とは、楽曲のどのタイミングで扉を開けるか、披露宴会場のどの場所で踊るかなどの打ち合わせをしました。（ミホさん）

Case10.新郎新婦で再入場時に「ラブライブ！」ダンス

お色直し後の再入場で、人気アニメ『ラブライブ！』の曲に合わせたダンスを披露した川原さん夫妻。ダンスをすることになったきっかけは、なんとプログラム上、時間が余りそうだったから。バツグンにノリのいい曲に合わせて、アイドルばりのキュートなダンスを踊る新郎新婦の様子に、ゲストは予想以上の盛り上がりを見せました。

実現のポイント教えて！

結婚式までの２カ月間、動画を見ながら練習して振り付けをマスターしました。（川原彩乃さん）

構成・文／河内千春
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです

●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって映像の持ち込み、および使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう。
●会場によって音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。

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