[卒花談]知っておいて安心!見学「前」に気にしておきたいポイント5
会場見学では、実は実際に行ってみないと分からないことがたくさん。特に気になる日取りや見積りなど、会場を決める上で大切なポイントは、見学前に知っておけると安心です。先輩花嫁たちのリアルな声も参考に、後悔しない会場選びを!
1.人気の日取りは1年前でも予約が取れないことがある
「絶対この日に!」という希望がある人は要注意……
\ここ、知っておいて!/
人気のある11月22日(いい夫婦の日)が、大安の休日ということで埋まっていました。「どうしてもこの日に」というこだわりがある場合は、早めに予約を入れるか、空きのある会場を探す必要があります。(rinさん)
気候のよい春や秋は予約が集中しがち。運よくふたりの誕生月でもある7月の大安の土曜日が空いていましたが、人気のシーズンを確実に押さえたいなら、1年前から見学を始めても早すぎることはありません。(上田公美子さん)
希望の日取りがある人は、早めに動き出すのが鉄則!
春や秋の人気シーズンや連休のほか、11月22日(いい夫婦の日)、7月7日(七夕)、12月25日(クリスマス)といった特定の日には予約が集中しがち。さらにコロナ下で延期をせざるを得なかったふたりもいるので、人気の会場だと1年以上先の予約しか取れないケースも。「絶対この日!」という強い希望がある人は、見学前に問い合わせてみよう。
もしくは第2・第3希望の日程まで考えておくか、「4~5月の空いている土日ならいつでもOK」というように幅を持たせて検討するのもオススメです。
2.最初の見積りから100万円以上アップすることもある
人数増やランクアップは、見積りに直結
\ここ、知っておいて!/
まさに100万円アップしました。初回見積りには最低限のものしか含まれていないことが多いので、ある程度上がることは頭に入れておいた方がいいかもしれません。(あきかなさん)
よく「100万円上がる」と聞くので気を付けていましたが、それでも見積りがアップ!特に装花や料理、ドレス、写真などはランクアップすることが多いので、最低ランクではなく平均的な金額で出してもらうことが大事です。(namiさん)
初期見積りの段階で希望のプランやこだわりをなるべく全て含んでもらおう
会場見学時にもらうことの多い初期見積り。まだ準備を始めて間もない段階なので、ふたりにとって何が必要で、何にこだわりたいのかが見えていないことが多い。その後、ゲスト数が決まり必要なアイテムやグレードアップしたいものが具体的になるにつれ、金額も上がっていったという先輩花嫁の声が聞かれた。
想定外の金額アップを極力抑えたい人は、ゲスト数を早めに固めておき、最初からあらゆる項目を全て詰め込んでもらったり、あらかじめランクを上げて見積ってもらおう。
3.即決して大丈夫?会場は比較するほど違いが見えてくる
1軒めの会場で決めてしまい、後から後悔することも……
\ここ、知っておいて!/
1軒目の会場で、「今日契約すれば希望の日取りが押さえられる上、値引きもできる」と言われ、その場で即決してしまいました。もっと他の会場も見学して決めればよかったかもしれません。(ゆきさん)
1カ所見ただけでは料金の相場がつかめないし、挙げたい式のイメージも湧いてこないので、複数の会場を見学した方がいいと思います。私たちは4~5軒回るうちに費用ややりたいことが明確になってきました。(野中早知さん)
最初に訪れた会場で契約しかけましたが、一度落ち着いて検討。会場ごとにアピールポイントがあるし料金体系もまちまちなので、見学する際にはあせらない気持ちで臨むことが大切です。(まいちさん)
じっくり比較検討して、ふたりの好みを見極めよう
複数の会場を見学するうちにイメージが固まり、より納得感を持って会場を選べる。足を運ぶうちにチェックすべきポイントやふたりの好みがより明確に分かってくることも。見学時の特典なども確かに魅力的だけど、そればかりに心を奪われず、しっかり比較しながら決めよう。
4.会場を決める際には「仮予約」なるシステムが存在する
仮予約後、一定期間を過ぎるとキャンセル料が発生することも
\ここ、知っておいて!/
本命の会場を見学した後ですぐに契約してしまいましたが、後からもっと気なる会場が出てきて後悔。キャンセルすると内金の10万円が返ってこないと知り、かなり悩みました。(シーナさん)
契約書にはキャンセル料のことが細かく書いてあります。どういう状況でキャンセル料が発生するのか、何カ月前までならキャンセルしても料金が発生しないのかなど、しっかり確認を。(最高のティラミスさん)
会場を迷っているなら「仮予約」を上手に利用して
「仮予約」とは、式の日時を仮押さえできるシステムのこと。期間は大体1週間程度で、この期間なら仮に予約を取り消しても料金が発生しない場合が多い。他の会場と迷っているときや別の会場も見学してから決めたいという場合には、ぜひこの制度を利用して。
一方、本契約の際には10万円程度の内金の支払いが発生することが多く、契約後の自己都合のキャンセル時には戻ってこないことが多い。キャンセルポリシーは会場毎に異なるので、契約前にしっかり確認しよう。
5.見学時のプランナーさんが担当になるとは限らない
会場によってさまざまなケースがあり、同じ人がずっと担当しない場合も
\ここ、知っておいて!/
会場見学時の担当者の人柄に惹かれて会場を決めたのに、打ち合わせが始まって私たちの担当プランナーになったのは別の人。最初に教えてほしかったと思います。(木村モエさん)
見学の際に対応してくれたプランナーさんがよかったので、ずっと担当してくれるのかどうか尋ねたところ、部署を異動する予定があるとのこと。心の準備もあるので事前に確認しておいてよかったです。(あきかなさん)
信頼できるプランナーさんだったのに途中で退職されました。後任の方もとっても素晴らしい方でしたが、変わる可能性は頭に入れておくべきでした。心配な人は、会場見学の際に、式当日まで担当してもらえるか聞いておくといいかもしれません。(robiさん)
見学時と担当プランナーが異なることがあるか、最初に確認をすると安心
結婚式会場とはいえ、部署ごとに役割があるのは他の企業と同じ。会場見学やブライダルフェアで対応してくれるスタッフは、式のプランナーとは所属や職務内容が異なることも多い。こちらの希望が叶えられるとは限らないので、気になる人は最初に確認しておこう。
From 編集部
事前リサーチを済ませたら、いざ見学へ!
先輩花嫁のリアルな体験談から寄せられた、会場見学の前に知っておいてほしいチェックポイントの数々。式の条件や希望も大事ですが、これらの会場の事情や仕組みも頭の片隅に入れておくと安心です。ぜひ納得のいく会場探しに役立ててくださいね。
取材・文/南 慈子 イラスト/黒猫まな子 構成/小堀そら(編集部)
※記事内のコメントは2023年1月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー69人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです。
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