大好きな新郎・親・友人にとびきりのサプライズ♪“花嫁発信”の演出15
「大好きな相手の喜ぶ笑顔が見たい!」そう考えている花嫁さんへ。簡単にできるものから、少し手の込んだものまで、花嫁発信のサプライズ演出アイデアをご紹介!先輩花嫁から成功させるコツも聞いたので、ぜひまねしてみてくださいね♪
【For新郎♪】たくさんの愛が詰まったサプライズ
花嫁が「これからもずっと一緒にいられますように」と願いを込めて『これからやりたい52のこと』をトランプレターに。トランプのデザインも彼の好きなヒーローの絵柄をセレクトしたこだわりぶり。全く気付いていなかった新郎は感動で泣きそうになり、サプライズは大成功。
成功させるコツ♪
打ち合わせ中盤頃にプランナーさんへメールで相談。作業は自宅でしたが、夫の目に入らないよう隠し場所には気を付けました!当日は、私のお支度の間にプランナーさんが飾り付けの様子を写真に撮って確認しに来てくれ、とてもありがたかったです!(s.h_wedding___さん)
結婚式が終わった後も楽しんでもらいたいと、「いま開けてね」、「結婚式から1カ月」、「結婚2周年」、「結婚5周年」、「新しい命を授かったとき」、「子どもが巣立ったとき」など全部で8通の手紙を用意。挙式前に手渡された新郎は感激!
成功させるコツ♪
手紙を用意するのがギリギリになってしまい、書いているときに彼に見つかったらどうしようと、ハラハラ(笑)。一緒に住んでいる場合は、早めにちょこちょこ準備をしておくのがいいかもしれません。プランナーさんと相談し、チャペルで手渡しました。(namiさん)
「人生に一度の節目の日に、日頃の感謝を伝えたい」と、チャペルの扉に彼の好きなところを書いたハート形の付箋を大きなハートにして貼ることに。花嫁は別室でその瞬間を見られなかったけれど、直後のファーストミートで涙目の彼から「嬉しかった」の声が。
成功させるコツ♪
挙式の半年前ぐらいにサプライズをすると決めてから、日々携帯のメモに「彼の好きなところ」を書きためておきました!式直前、彼が仕事から帰ってくるまでの間に30分ほどで書き上げ、こっそり担当者へ渡し飾り付けをお願いしました。(yuiさん)
結婚式を2回に分けて行った、rn_prebrideさん。1回目の披露宴で、花嫁の友人が作成した余興動画をうらやましがっていた彼を見て、別日の1.5次会でムービーを流すことに。彼の友人たちへ連絡し、メッセージムービーを撮影してもらった。動画を回収して編集し、当日ゲストが入場する前にサプライズで披露!中学・高校・大学・社会人と幅広い友人からのメッセージを見た新郎は、花嫁の行動力に驚きつつとても嬉しがっていた。
成功させるコツ♪
オープニングムービーなどの試写依頼とは別に、サプライズムービーの試写依頼の連携を個別で進めました。プランナーさんが準備してくれて、ムービーの投影までバレずにサプライズすることができました。大変だったけど、これまで接点のなかった彼の友人とやりとりできて楽しかったです!(rn_prebrideさん)
祝電披露にサプライズを仕込んでいた花嫁。
司会者が「新郎、秀(しゅう)さんにとって、とっても大切な方から祝電が届いております」と紹介され、読み上げられたそう。
「ご結婚おめでとうございます
そして、結婚式準備お疲れさまでした!
きっと、意見の食い違いや、準備することがいっぱいで大変なこともあったと思います
けど、こうして素敵な結婚式が挙げられたのは
しゅうさんがそばにいてくれたからです
いつも私のわがままを聞いてくれてありがとう
私と結婚してくれてありがとう
楽しい一日にしようね
今あなたの隣にいる新婦・仁美(ひとみ)より」
祝電の送り主が新婦だと分かった新郎はとてもいいリアクションで、ゲストからも「ひゅ~」と歓声が!
成功させるコツ♪
祝電を司会者の方に読んでもらっている最中、「誰からだろう?」と考えている新郎の隣で演技をしながら聞いていました(笑)。サプライズシーンも動画に納めたかったので、事前に高砂席近くの卓の友人へ「祝電紹介が始まったら、動画を撮っておいてほしい!」と、お願いしておきました。おかげで、いいリアクションを納めることができました♪(jin__weddingさん)
【For家族♪】感謝の気持ちが伝わるサプライズ
「バージンロードを歩く意味」を調べたKANAさん。「バージンロードは花嫁の人生、扉が開く前が産まれる前、開いた時が誕生。そこからの一歩一歩が1年を表し、新郎がいるところまでが今までの人生」という意味を知り、父だけではなく母とも一緒に歩くことを決めた。
成功させるコツ♪
両親へは新婦入場の前に「バージンロードは花嫁の人生を表しているから、3人で歩きたい」というメッセージを読んで伝えました。母には、母親が挙式で歩くことは少ないので貴重な経験ができて嬉しかったと言ってもらえました!(KANAさん)
新郎新婦どちらも家族と仲が良く、結婚式を楽しみにしていた両家の家族。「大好きな家族との時間をきちんと取りたい」と、花嫁がプランナーさんにお願いし、ファミリーミートの時間をつくってもらった。また、それぞれの家族だけで家族写真を撮る時間を設けてもらい、どちらの父母も大喜び!
成功させるコツ♪
両家の家族には事前にチャペルへ来てもらうように伝えていました!家族写真はイメージ通りの写真を撮ってもらうためフォトグラファーを指名して、同じフロアにあるチャペル、新郎新婦控室、親族控室で私たちと家族が遭遇することがないように、スタッフさんたちが調整してくれました。(mnak_wdさん)
親族のみの挙式・披露宴を挙げた清香さん。結婚前から親しくしてくれた新郎の兄夫婦に、「これからもずっと仲良くいてほしい」という思いを込めて、お手本バイトをサプライズ指名。大きなケーキを頬張る新郎兄の様子に、両家とも大盛り上がり♪新郎の父母も嬉しそうな笑顔に。
成功させるコツ♪
打ち合わせでプランナーさんに相談し、当日その時まで義兄夫婦はもちろん、親族にも伝えていませんでした。義兄夫婦は本当に驚いていて、お手本バイトの意味が分かっためいっ子たちは大笑いしながら喜んでいました!(清香さん)
「性格が正反対で昔からよくけんかしていて、母から仲良くしてほしいと言われていた」というkiyoka17さん姉妹。直接エスコートをお願いするのは恥ずかしいけど、サプライズにすれば盛り上がるはず!とエスコートを指名した。予想外だった花嫁の姉は驚きながらも前に出てきてくれて、姉妹の最高の表情を写真に残せた!
成功させるコツ♪
姉には父と中座すると伝えており、家族にはサプライズで姉を呼ぶからと教えてありました。気付かれないように「パパとの退場楽しみ」「高砂席まで写真撮りに来てね」とあえて会話していました。(kiyoka17さん)
小さい頃から大切に育ててくれた父母へ「思い出を振り返りながら感謝を伝えたい」と、幼少期の写真を使って、花嫁がムービーを自作。手紙を読むシーンでムービーを流し、花嫁の父母は今にも泣きそうな表情で、時折目頭を押さえていた。
成功させるコツ♪
家族のいろいろな表情の写真を使ってムービーを作成しました。当日は私自身も泣きそうで、会場を見る余裕はありませんでしたが、父母は本当に喜んでくれました。(咲菜さん)
【For友人♪】みんなが笑顔になるサプライズ
定番のローズではなく、花嫁が好きなオレンジ色のカラーの花を12本使い、行ったセレモニー。それぞれの意味に合う友人たちをその場でサプライズ指名し、1本ずつ手渡してもらった。花嫁から彼には「信頼」の1本を手渡し、そして最後の「感謝」は大好きなプランナーにお願いしたそう。涙を流しながら渡してくれたり、「こんな演出は初めて!」と喜ばれるなど、時間をかけたサプライズは大満足の結果に!
成功させるコツ♪
ゲストだけでなく、プランナーさんへもサプライズだったので、内緒で直接司会者さんと連絡を取って調整をしました。ダーズンフラワーセレモニーでの司会者さんの言葉も、プランナーさんにも提出しなくてはいけなかったため、プランナーさんには別のダミー用紙をお渡ししました(笑)。(mnak_wdさん)
「今まで見たことがない演出でゲストを楽しませたい!」とゲスト参加型のリング演出を考えたjin__weddingさん。
新郎側ゲストには水色の箱、新婦側ゲストにはピンク色の箱を渡し、中にふたりの結婚指輪が入った2つの箱と、指輪に見立てたパインあめが入った箱を用意。指輪交換の際に、司会者から「指輪を運んでいただく方を今ここで、選ばせていただきます!」との声掛けで全員が箱をオープン。指輪が当たったゲストに新郎新婦の元へ運んでもらい、お礼としてギフト券をプレゼントして記念撮影も行った。
成功させるコツ♪
式の2カ月前に小箱をネットで購入し、直前に飴を詰めました。会場でも初めてのことだったらしく、サプライズリングの演出方法を文章にして伝えました。また、司会者さんとも入念に打ち合わせして、一緒に進行などを考えてもらいました!(jin__weddingさん)
ふたりの式のテーマは「Love Sparkle」。テーマにちなんだキラキラした演出を、大好きなゲストたちと一緒に楽しみたい!と、ウエディングケーキを花火で飾ることに。新郎側・新婦側それぞれ10名のゲストがケーキに花火を挿し、火が全ての花火についたとき、自然と拍手が起こって会場は大盛り上がり。
成功させるコツ♪
ゲストへは完全サプライズで、当日その場で司会者の方から参加を呼びかけてもらうことに。最後の数本はなかなか火がつかず、会場全員で「頑張れ~」と応援していました!花火はなるべく等間隔で挿すのがポイントです。(Moeさん)
席札に手書きメッセージを入れると決めていた雛子さん。空いている上半分のスペースには、思い出の写真を用意することに。ゲスト全員との思い出写真をチェキにして、心を込めて書いた長めのメッセージ。思い出を振り返って涙しながら書いたけれど、友人からは「面白かった!」という反応が(笑)。イメージとは違いつつも、大好評で喜ばれたそう。
成功させるコツ♪
幼少期から成人した後の写真まで、過去の写真データをPCやアルバムから探し、チェキプリンターで揃えてプリントアウトしました!一人一人との思い出を振り返りながら、3日ほどで準備しました。(雛子さん)
引出物は用意しないことが多い会費制パーティ。クリスマスシーズンの式だったので、花嫁が小さい頃に憧れていた「クリスマスの朝に起きると、ツリーの下にたくさんプレゼントが置いてある」シーンを再現。高砂ソファの周りに積み上げた大量のクリスマスプレゼントボックスが、全てゲストへのものであることをサプライズ発表。ゲストみんなが童心に返ったようにキラキラした顔でプレゼントを選んでいて、まさに憧れの映画のワンシーンのようだった。
成功させるコツ♪
式半年前にプランナーさんへ相談。式2カ月前にゲスト分のプレゼント40個を夫と一緒に選びました。そして、式前日に車で荷物の搬入。信じられない量の荷物になるので、プランナーさんへ早めに相談するのがベストです!(光保さん)
From 編集部
花嫁サプライズで、大好きな人たちを喜ばせよう♪
先輩花嫁たちは新郎、家族、ゲストへの気持ちをサプライズにして伝えていました!花嫁にとっても、サプライズを受けた相手にとっても、記憶に残る素敵な結婚式となったはず。今回紹介したアイデアを参考に、あなたも気持ちを伝えたい相手に「サプライズ」を用意してみませんか?
取材・文/竹本沙梨 D/mashroom design 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のコメントは2022年12月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー87人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年2月時点のものです
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