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“彼不在”の<会場見学&フェア>でやっておくとよいこと11[卒花発]

結婚式準備の第一歩は会場探しから。できるだけ見学やフェアに行って理想の会場を見つけたいけれど、彼が忙しい、遠方在住などの事情で花嫁がひとりで参加するという場合も少なくないはず。ひとりでも大丈夫かな?そんな不安を抱えている花嫁に、ひとり参加経験のある卒花さんがアドバイス。「予約前」「当日」「彼シェア時」に実践した「やっておいてよかったこと」をご紹介します。

【予約前】
やっておいてよかったこと

ひとり参加花嫁VOICE

花嫁

●彼に会場&フェアの内容を事前に説明
見学後のプレゼンのためにも、忙しい彼には「今回はどんな会場か、どんなフェアなのか」という最低限の情報を伝えておいたのはよかったです。(小池知香さん)

花嫁

●譲れないことと、譲歩できることをリスト化
お互いの「絶対に譲れないこと」と「相手の好みに合わせられること」を明確にし、チェックリストを事前に作成。彼の考えを知ることができるし、当日は何を重点的に見たらいいかがわかりやすくなりました。(Ricoさん)

花嫁

●重視する部分を決めて、質問内容を準備
会場選びでどこを重視するか話し合った上で、質問内容もふたりで決めました。一緒に質問内容を考えていたので、当日大事なことはしっかり確認できてよかった。(ももゆさん)

花嫁

●「契約タイミングは見学後に」をふたりで相談
私ひとりの意見だけで契約はよくない、見学時の感想などを彼に伝えてから契約したいと、あくまでも「当日は見学のみ。契約についてはふたりで相談後に」と話し合っておきました。会場側へ初めに伝えておけたのもよかったです。(@misa_petit.floralさん)

花嫁

●ひとり参加でも特典が付くか、前もって確認を
実際に行ってみて感じたのが、ひとり参加者にはフェア特典が付かないケースが意外と多かったこと。特典なしを当日知ってがっかりしないよう、付くかどうかを事前に確認が◎。(ぽんこさん)

予約前にやっておきたいのは……「彼&会場への確認」!

ブライダルフェア

卒花さんが予約前にやっておいてよかった5項目の中でも、DとEはひとり参加ならではのポイント。見学結果を基に彼と相談してから会場を決めるのか、彼女だけの判断で当日決めてもOKかは、事前に考えておくべき大切なこと。「契約を勧められた際、営業トークに圧倒されてしまった」という卒花さんの経験談もあったので、事前にふたりの方針を決めておきましょう。

試食会などのイベントや当日の特典については、ひとり参加の場合対象外になる会場もあるので、予約時にひとり参加であることを伝え、イベントや特典の有無も確認して。

A~Cの項目は、ふたりで参加する場合もやっておきたい内容ですが、ひとり参加時はより念入りな準備を。ふたりならどちらかがチェックできますが、ひとりだとうっかり忘れてしまうことも。彼の意向を確認し、わかりやすくリスト化しておくと、中身が濃い見学になるし、彼への共有や他会場との比較もスムーズにできますよ。

【当日】
やっておいてよかったこと

ひとり参加花嫁VOICE

花嫁

●言葉だけで伝わりにくい部分は写真でアシスト
見学後の彼への共有では言葉だけでは伝わりきらないと思ったので、フェア中は写真をたくさん撮影しました。会場のいろんな場所を撮ったので、彼もイメージをしやすかったみたい。(ももゆさん)

花嫁

●質問リストを持参し、安心して見学
あらかじめふたりで相談して作成した質問リストは、ひとりで参加時だけでなく、ふたりで参加した際にも同様に持参。おかげで聞き漏れなく、安心して見学できました。リストは見学後の比較にも役に立ちました。(RYさん)

花嫁

●撮影とともにスタッフとの話をメモしながら頭を整理
当日は写真と動画の両方で記録。彼への相談、そして自分の頭の整理のために、写真では伝わりにくい部分や会場スタッフとの会話は、スマホにしっかりメモを取りました。(小池知香さん)

花嫁

●「彼が気になっているので」を上手に使って疑問を解消
「本当は聞きたいけれどちょっと聞きにくい」と思う質問も、「彼に聞いてほしいと言われたので」とひと言付け加えることで、気兼ねなくたくさん聞くことができました。(おこささん)

当日にやっておきたいのは……「比較検討のための判断材料集め」!

ブライダルフェア

当日は、この後彼と情報共有することを意識しながら見学を。会場の雰囲気を彼にどう伝えるかがポイントです。言葉では伝わりにくい場合もあるので、彼がより具体的にイメージしやすいよう、AとBはぜひ実践を。気になる点やよかったところなどを、写真や動画で細かく記録しておくことで、彼に臨場感を持って話すことができ、他会場との比較もしやすくなります。

また、彼と決めておいた質問内容やチェックポイントは、記憶頼りにせずその場でメモを。リストを作って持参すれば、聞き漏れも予防できるしメモも楽になります。聞きにくいけど気になっている質問は、「彼が知りたがっているので」という彼主語のスタンスで確認してみて。

また、この日は見学のみなのか、成約も考えた参加なのか、見学前にふたりの立場を会場の人に伝えることで接し方も変わります。前者の場合は、「今日は見学だけで、契約については彼と話し合ってから決めます」などと最初に話しておけば安心です。

【彼シェア時】
やっておいてよかったこと

ひとり参加花嫁VOICE

花嫁

●まとめ表を作成し、他会場と比較しやすく
見学後、よかった点と気になった点をまとめた表を作成。写真を見せながら、比較しやすいようにしました。(ももゆさん)

花嫁

●写真とともに、感想を伝えながら情報共有
彼にたくさん撮った写真とともに感想などを伝え、もらった見積りも併せてチェック。ひとりではカバーしきれないこともあったので、参考になった会場の口コミなども共有しました。(おこささん)

花嫁

●共有アプリを使って感じたことを彼目線でもまとめて
写真・文章共有アプリを使って、撮影してきた会場の写真と見学した感想を彼に展開。彼の目線で感じたこともアプリにメモしてもらい、それを共にお互いの考えを擦り合せしました。(Ricoさん)

彼シェア時にやっておきたいのは……「伝わる情報の整理&説明」!

ブライダルフェア

ひとり参加の花嫁にとって、見学後のマストタスクが彼への情報共有。彼に伝えるためだけでなく、落ち着いて自分の考えを整理するためにも、Aにある見学時に感じた「よかった点」「悪かった点」、準備していた質問への答えなどをまとめておいて。会場選びの大切な判断材料になるので、撮影した写真も併せて整理しておきましょう。

彼には、まとめた資料や画像、もらった見積りなどを提示しながら説明&相談を。そうすることで、ふたり参加のときと同じように意見交換ができます。彼の感想も資料にまとめれば、他会場と比較する際にも便利。

写真&文章の共有アプリなど、ふたりが気軽にできる方法も試してみて。卒花さんの中には、「お互いの意見を照らし合わせて、会場ごとに点数化した」という人も。彼から意見を引き出すためにも、情報の整理は大事なポイントですよ。

From 編集部

彼不在でも見学は大丈夫!準備万端で足を運んでみて

卒花さんの感想で意外と多かったのがポジティブな声。「彼に気兼ねすることなく、素直な気持ちで質問できた」「フェア時の彼の疲労度を考えたり、ストレスがなくてよかった」などの声も。気になる会場があれば、卒花さんの「やっておいてよかったこと」を参考にしつつ、ひとり参加も選択肢に加えてみて!きっと満足のいく会場に出合えますよ。

取材・文/関東博子 イラスト/佐々木千絵 D/mashroom design 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2023年2月時点のものです

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