[ゲストの交通費・宿泊費]飛行機・新幹線・ホテルのお得な手配方法って?
遠方から来るゲストの交通費や宿泊費の負担、皆さんはどうする予定ですか?ゲストの負担を少しでも軽くしたいけど、まとまった人数になると正直ちょっときついですよね……。そこで、今回は遠方から来るゲストの交通費・宿泊費を卒花さんたちがお得に手配した方法を聞いてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
ゲストの交通費・宿泊費のお得な手配方法
おすすめはこの3つ
交通費や宿泊費を少しでもお得に手配する方法としてのおすすめは、「早めに」「まとめて」「キャンペーンやプランを利用」の3つ。ゲストの交通手段や宿泊先を手配するときは、まずは該当するお得な手配方法がないかを確認してみましょう。
お得な手配方法1
「早めに」
新幹線や飛行機は早割を使うとお得
お得に手配できる方法の1つ目は「早めに」手配すること。JR各社や航空会社各社も、早期割引サービスを導入しています。ゲストへ送った招待状の返信期日はおおよそ1カ月前に設定することが多いので、返信が来次第手配をするとよいです。遠方に住む親や家族など必ず出席することが決まっている相手の分は、1カ月以上前から手配が可能ですね。
お得に手配しました!
【「えきねっと」の「トクだ値」で安く手配】
東京から新潟までのゲスト5人分の新幹線チケットを、JR東日本のサイト「えきねっと」の「トクだ値」の早期割引で購入しました。通常の片道分で手配するより1人当たり2000円弱安く手配できたので、5人分で1万円弱お得でした。(あーやんさん)
【「e5489」で早割チケットを手配】
神戸から広島へ来る親戚4人分の新幹線のチケットをネット「e5489」で早割チケットを手配。定価より1人当たり1400円くらい安くなりました。(mmkさん)
【JALの「ウルトラ先得」で手配】
福岡や大阪から来る友人8人分の飛行機チケットをJALの公式オンラインサイトから75日前までの予約でお得になるJAL「ウルトラ先得」で手配。1人当たり1万円程度安く手配できました(yun039さん)
「早めに」の手配でお得になる
サービスやサイトの一例
◆JR「えきねっと」
ネット予約サービス「えきねっと」ではJR東日本・JR北海道の特急列車や新幹線で使える「トクだ値」という割引サービスが。割引率は列車や区間で異なり、座席数や列車、区間は限定。
◆JRおでかけネット「e5489(いいごよやく)」
JR西日本が提供する指定券・乗車券予約サービス。「eチケット早得」などでは定価より安く購入できることも。使用には事前にJ-WESTネット会員への登録が必要。
◆各航空会社の公式サイト
日本航空では、早めの購入で割引価格となる「先得」サービスや「特便割引」サービスなどがある。全日空でも、搭乗の75日~21日前までの購入で割引価格となる「SUPER VALUE」などがある。
※早期割引チケットは、キャンセルや変更が不可な場合が多いため、購入前にキャンセル規定や期限の確認を。また、販売座席数には限りがあり、便や区間によっては設定がない場合がある。
お得な手配方法2
「まとめて」
往復割引や団体割引などを使うとお得
お得に手配できる方法の2つ目は「まとめて」手配すること。片道分をそれぞれ購入ではなく、往復分をまとめて購入することで割引になる「往復割引」や複数名で(8人以上でなど条件あり)同じ行程を移動する場合は、「団体割引」を使えばお得な交通費で手配できることも。遠方に住む複数名の親族が同じ地域から一斉に来るときなどに使えそうです。
お得に手配しました!
【新幹線の往復割引乗車券を購入】
義理の両親と義理の妹・弟など5人の新潟から東京までの新幹線の往復乗車券をみどりの窓口で購入。1人分約2000円安く手配できました。(m.aさん)
【8人分を団体割引で購入】
名古屋・青森間の新幹線チケットとして8人分用意する必要があったので、JRのホームページから購入。団体割引でまとめて1万円以上お得になりました。(CRさん)
「まとめて」の手配でお得になる
サービスやサイトの一例
◆JRの「往復割引乗車券」
JRでは片道601km以上を同一行程で往復の場合、行き帰りのチケットをセットで購入すると「行き」「帰り」の運賃がそれぞれ1割引きとなる。行きと帰りが同じ行程であること、乗車券を往復で購入することなど条件がある。
◆JRの「団体割引乗車券」
8人以上で同じ行程を移動すれば、乗車券が10~15%割引きとなる。割引率は時期によって異なり、2週間前までの申し込みが必要となる。乗車券分のみが割り引きとなり、特急券は正規料金を支払う必要がある。
◆飛行機の「往復割引」
JALでは満12歳以上の人が、航空券の有効期間内に同一区間を往復する場合利用できる割引サービス。JALグループ国内全路線が適用で、搭乗日の330日前から販売されている(JALの「往復割引」の利用期限は2023年4月11日まで)。
お得な手配方法3
「キャンペーンやプランを利用」
式を挙げる会場の提携ホテルへの宿泊や、限定キャンペーンなどを使うとお得
お得に手配できることの3つ目は「キャンペーンやプランを利用」すること。例えば、式を挙げる会場やホテルが提携している宿に宿泊する場合、通常料金よりお得に宿泊できることが。ホテルウエディングの場合は、式を挙げたホテルにそのまま宿泊可能なこともあり、遠方から来るゲストに利便性の良さが喜ばれそうです。
ゲストへのおもてなしとして「交通手段+宿泊先」をセットで手配してあげるのも喜ばれそうです。
旅行商品を取り扱う各社が、独自のキャンペーンを用意していることもあるので、旅行会社のサイトもチェックしてみてください。
お得に手配しました!
【会場提供の宿泊先を手配】
東京や大阪から来てくれた友人ゲスト5人分の宿泊先を会場から車で20分ほど離れた所にある提携ホテルに手配しました。定価の30%オフで手配でき、1人当たり3000円お安くなりました。(パンプキンクリスマスさん)
【じゃらんNetから宿を予約】
関東・関西地方から東海地方に友人3人を招待したので駅前の宿の限定プランを「じゃらん」のホームページから手配しました。1人当たり1000円程度安く手配できました。(ふくろうさぎSHさん)
【ダイナミックレールパックで購入】
JR東京駅のみどりの窓口で、大阪から来るゲスト5人分の交通費+宿泊費を「ダイナミックレールパック」で購入しました。別々に手配するよりパックで購入したことで1万円以上お得でした。(りなぽよさん)
「キャンペーンやプランを利用」で
お得になるサービスやサイトの一例
◆じゃらんNet
国内旅行や宿・ホテルの予約サイト。当日予約や今だけのじゃらん限定プラン、航空券や新幹線と宿泊とでさらにお得になるセットプランがある。
◆ダイナミックレールパック
往復のJRと宿泊施設を自由に組み合わせることができるプラン。価格変動型の旅行商品なため、申し込み時期や列車によって料金が変動。タイミングによっては、JRと宿泊施設を別々に手配するよりお得になることがある。
※会場提携の宿泊先については、サービスの有無、対象人数、割引率などを担当プランナーさんに確認して。
[予約する前にチェック]
お得に手配する際の注意点
予約する前にチェックしておきたい3つのポイント
予約・購入前には以下についてもチェックを。
例えば、早期購入の場合は変更やキャンセルができないことがあるなど注意も必要です。
◆時期をチェック
基本的には年末年始や大型連休などの繁忙期は交通費や宿泊費も高くなり、平日や閑散期は安くなる傾向が。JRならインターネットで「繁忙期・閑散期カレンダー」で検索してチェックを。
◆キャンセル規定をチェック
急な欠席連絡で変更やキャンセルとなった場合、お得に手配した場合は変更やキャンセルができないことも。キャンセル料もキャンセル時期によって異なることもあるので、注意が必要。タイミングによっては、全額負担となるケースも。予約前にキャンセル規定を確認して。
◆持ち込み重量をチェック
飛行機代を抑えるために、格安航空会社(LCC)で手配する場合は荷物の重量にも注意を。LCCでは機内への持ち込みや預ける荷物の重量制限があることが多く、重量を超えると追加費用がかかることが。結婚式への参加では、ゲストの荷物も多いことが予想できるので、注意して。
From 編集部
お得に手配できれば、お財布にも優しい
遠方ゲストの交通費・宿泊費は、全額負担、一部負担など人それぞれ。きちんとおもてなししたいけれど、多くの遠方ゲスト分を全額負担となると、少し厳しいということもありますよね。遠方から来るゲストの交通費や宿泊費も全額負担で手配したいけれど、少しでもお財布に優しい方法を探しているという花嫁さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
構成・文/RIE☆ イラスト/moko.
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※記事内のコメントは、2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー26人が回答したアンケート、および女性100人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです
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