ベールはどう着ける？ティアラの挙式ヘア最旬SNAP【プロが解説】

ティアラの挙式ヘアは、特に大人かわいい系の花嫁さんに人気です。その理由として、Aラインやベルラインのドレスと相性がよく、バランスよく見えるから。また、ティアラ×髪型で、輪郭補整がしやすいところも魅力だと思います。花嫁さんのヘアメイクをするときには、ほぼ全員から「顔を小さく見せたい」というオーダーをいただきますから。顔の黄金バランスといわれる、ひし形シルエットをつくりやすいアイテムです。

ベールは、着ける位置から裾にいくにつれてハの字に広がっていくもの。そのため、高めに着けると自然と顔周りにふんわり広がって、低めに着けるとストンと落ちて見えます。生地の硬さによっても見え方が変わるので、ベール選びのときにチェックしてみてください。

鎖骨下あたりまであるセミロングヘアは、顎と耳の延長線上にあるゴールデンポイントにふんわりボリュームを出したアップシニヨン。パールをあしらったプリンセスティアラを、前髪と後ろの髪の境目に着けることで、クラシカルかつキュートな印象に。華やかなロングベールは、シニヨンの上の高めの位置にオン。前髪は軽く巻いて、女性らしい雰囲気に。

挙式ヘアのこだわりPOINT

ふわふわのシニヨンヘアに、ティアラとベールを合わせてプリンセスをイメージしました。会場提携のヘアメイクさんにお願いしたのですが、事前準備として普段通っている美容師さんと相談し、後毛や前髪などを作ってもらいました。 （ことねさん）

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主張しすぎない上品な低めの幅広ティアラを使った挙式ヘア。riko_rusk.1010さんは、挙式後のホースパレードで映えるように、高さとボリュームのある編み込みシニヨンをチョイス。インパクトのあるアップヘアが引き立つように、耳下ラインの低め位置にロングベールを着けて引き算。落ち着いた印象に仕上げています。前髪はナチュラルに分けて、大人のかわいらしさもプラス。

挙式ヘアのこだわりPOINT

屋外のホースパレードでも華やかに映えました。頭の形に沿うようにティアラを着ける位置を調整。ティアラは角度の少しの違いでも印象が変わるので、納得するまで追求するといいと思います。（riko_rusk.1010さん）

「クラシカルなウエディングスタイルをイメージしました」というNANAさんは、揺るぎない華やぎが手に入るティアラをセレクト。程よいボリュームと丸みのある存在感のあるプリンセスティアラでフェミニンな雰囲気に。床に付く長さのロングベールは、編み込みで作る大きめシニヨンの上からかぶせるようにオン。裾にかけて広がるベールで洗練度を高めています。

挙式ヘアのこだわりPOINT

髪の長さはロング。編み込みシニヨンと流し前髪で上品なまとめ髪にしました。自分の好きなテイストのヘアメイクさんを外注し、理想通りに仕上がりました。（NANAさん）

重厚感のあるチャペルで挙式をしたMaiさんは、プリンセスティアラとロングベールをコーディネートしてリュクスな雰囲気に。ベールはシニヨン部分にかぶるセンターポジションに付けて、ふんわり広がるように。顔周りの華やかさがアップします。高さのあるデザインときらめくビジューのティアラも存在感ばっちり。

挙式ヘアのこだわりPOINT

ふんわりとしたアップシニヨンで、ロイヤル感のある花嫁を目指しました。すっきりとおでこを出すことで落ち着いた雰囲気に。うつむいたときの横顔もバランスよくなりました。（Maiさん）

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王冠をイメージさせるゴージャス感のあるティアラをシンプルなアップスタイルに合わせてスタイリッシュに。背中までの長さの軽やかなショートベールを高めの位置に着けて、トップにボリュームを出してロイヤル気分を高めています。顔周りをフワッと覆うベールでメリハリがついて、小顔効果も抜群。

挙式ヘアのこだわりPOINT

落ち着いた雰囲気にしたかったので、根元をふんわり立ち上げたかき上げ前髪に。エッジの効いたクラウンティアラを合わせて、大人っぽく仕上げました。（れなさん）

クラシックな雰囲気の会場で結婚式を挙げたannaさんは、きちんと感のあるローシニヨンに。華奢なフォルムのカチューシャティアラ、柔らかな風合いのロングベールを組み合わせることで、カッチリしすぎないかわいらしさも出せます。ベールはシニヨン部分を覆うように着けて、低めの位置にポイントづけ。重心を低くすることでぐっと落ち着いた印象に仕上がります。

挙式ヘアのこだわりPOINT

まとめ髪でも小顔に見えるようにしたかったので、後れ毛を出してもらいました。前髪は普段と同じように軽く巻いてから流しています。（annaさん）

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ティアラ×ショートベールを使った大人かわいい挙式ヘア。セットで購入したというパール付きのティアラとネックレスのフェミニンな雰囲気に合わせて、編みや波ウェーブを加えた柔らかさのあるまとめ髪に。低めの位置にシニヨンを作ることで首回りがすっきり見えて、横顔もより美しく見せてくれます。カールさせた後れ毛も小顔見せ効果を発揮。

挙式ヘアのこだわりPOINT

会場提携のヘアメイクさんにお願いしました。サイドの編み部分を見せつつ、前から見たときにバランスが良くなるようにティアラを着ける位置を調整。編みや波ウェーブを見せたかったので、ベールは低めの位置に着けていただきました。（yg_wd_さん）

きらめくビジューをあしらったエレガントなティアラを選んだポイントは「サイドまでしっかり装飾のあるデザインが決め手でした」と語るAmiさん。横から見ても美しいティアラには、表面につやのあるローシニヨンで洗練度アップを。ティアラとベールの一体感が出るように、着ける位置や角度を揃えてバランスよく仕上げています。

挙式ヘアのこだわりPOINT

挙式と披露宴のヘアスタイルはガラッとイメチェンするために、シンプルなローシニヨンにしました。シニヨンは、正面から少し見える大きさにすることで寂しくないようにしたのがポイント。（Amiさん）

アイキャッチなV字にパールが連なったモダンなティアラをセレクト。ほんのりハリのあるソフトチュールのロングベールが、タイトなローシニヨンのアクセントに効いています。ベールは後頭部の真ん中あたりから着けて華やぎをプラス。オールバックのスリークなまとめ髪が、おしゃれ上級者に見せるカギ。

挙式ヘアのこだわりPOINT

かわいいよりもかっこいいスタイルにしたかったので、すっきりとおでこを出したローシニヨンに。タイトなシルエットによって、ベールのふんわり感を出せたところも気に入っています。（＠r.1996_weddさん）

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きらびやかなビジュー付きの幅広ティアラとロングベールをコーディネートしたロイヤル感のある挙式ヘアは、スレンダーシルエットのドレスとも相性抜群。高めの位置に付けたベールが顔周りを一層華やかにしてくれます。胸下くらいまであるロングヘアがベース。シンプルな雰囲気を目指したというAyakaさんは、タイトなローシニヨンに。顎ラインまである前髪は、センター分けにしてすっきりと。

挙式ヘアのこだわりPOINT

ヘアメイクの希望書を作成しておいたので、会場提携のヘアメイクさんにスムーズにイメージを伝えられました。ただ、ベールを着ける位置はあまり考えておらず。こだわりがある人は事前にリサーチしておくのがいいと思います。（Ayakaさん）

フェイスアップするタイプのベールは２段構造になっているので、ショートベールでもロングベールでも、ベールダウンのためのベールは短めに作られています。着ける位置が低すぎると、ベールダウンしたときにベールの端が歩くたびに唇あたりにパタパタと当たってしまうことも。

そのため「ベールダウンしたとき、手に持ってるブーケにかかるぐらいの長さがちょうどいい」といわれてるんです。ブーケのぶん、顔周りに余白をつくれますから。ヘアメイクのリハーサルでは「どこに着けたいか」と伝えておいて、当日にもベールダウンしたときの見え方をチェックしておくと安心です。

取材・文／岸田雅子　D／ロンディーネ
※記事内のデータおよびコメントは2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです

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