お色直しでがらり印象チェンジ!“おしゃれ&華やか”な2大最旬花嫁へア
白ドレスには挙式にふさわしい王道ヘアがいいけど、パーティ後半のお色直しヘアは思いきり華やかで今っぽいスタイルを楽しみたい!そんな方も多いのでは?結婚式の一日の中でメリハリのあるヘアを希望した花嫁さんを分析すると、お色直しヘアに2大ムーブメントの兆しが。1つは長めのリボンを大胆に使ったヘア。2つ目は髪に金箔(きんぱく)を散らしたヘア。
注目の2つのヘアのおしゃれな先輩花嫁の実例をご紹介します♪
最旬お色直しヘア1
長めゆるリボン
ベロアリボンを垂らして甘さを引き締め
高い位置からフィッシュボーン編みにしたポニーに、ベロアリボンを結んだnatsumiさんのヘア。髪色になじむダークブラウンのリボンは、片結びにしてナチュラルに背中に垂らした様子が甘すぎなくておしゃれ。イヤリングやブーケに忍ばせたゴールド使いも相まって、くすみピンクのドレスが大人かわいい雰囲気に。
ここがこだわり!
披露宴前半がダウンスタイルだったので、お色直しではタイトなヘアを希望。ピンクのドレスなので甘くなりすぎるのを避けたいと相談したところ、エッジの効いたフィッシュボーン編みを提案してもらいました。ベロアリボンは、ちょう結びではなく片結びにすることで、程よいかわいらしさになったと思います。(natsumiさん)
2種類のリボンをくしゅふわっとミックスし軽やかに
大きく巻きを残した高めの編み込みヘアに、パール感のある幅広のプリーツリボンと、アクセントとしてブルーの細いスエードひもをリズミカルに巻いたruriさん。プリーツリボンの透け感や、その合間から無造作に引き出された髪の質感がエアリーで軽やか。色とりどりの華やかな刺しゅうの入ったドレスのテイストともマッチしています。
ここがこだわり!
1着目のローシニヨンヘアからの変化が際立つように、ポコポコした高めの編み込みにしました。リボンはヘアメイクリハの際にいろんな種類を持ち込み、ドレスとの相性でセレクト。プリーツリボンは、花嫁らしさを残す意味も込めて白を。生地のパール感も、ドレスのビーズ刺しゅうとうまくリンクしました。(ruriさん)
ドレスとリンクしたベロアリボンをさりげなく投入
ブラックのトップスとヌードピンクのふわふわスカートがおしゃれなドレスにyukaさんが合わせたのは、ルーズな玉ねぎヘア。ドレスの肩ひもと同じ黒のベロアリボンを1つ目の玉ねぎ部分の下に仕込み、そのまま長めに垂らしていることで、ドレスとの一体感あるコーディネートに仕上がっています。耳元のイヤリングはつやのあるブラック。異なる質感のミックスもおしゃれ上級者の技としてまねしたいポイント。
ここがこだわり!
ドレスのスカートがふわふわとかわいいので、アクセは黒でまとめて大人っぽさを意識。黒のベロアリボンは、ドレスの肩と揃えたくて生地屋さんで購入したもの。少し個性を出したくて、高めのポニーテールアレンジに。直前の白ドレスはシニヨンだったので、お色直しでは髪をくるくるに巻いてもらいイメージチェンジ成功です。(yukaさん)
ベロアリボンをアクセ風に長く垂らして
yunさんは、ブラウンのベロアリボンをちょう結びし、ふんわりアップした髪の左サイドにオン。ポイントは長く残したリボンが垂れた部分。腰まで流れる縦のラインが、ドット柄のキュートなピンクのドレスの差し色となり、大人かわいいアクセントに。歩いているときの後ろ姿の印象もより魅力的に。
ここがこだわり!
一日のヘアスタイルの変化をヘアメイクさんに相談し、かっちりした雰囲気から徐々にカジュアルになるよう、シニヨン→ダウン→おだんごの流れに決定。1着目の時はセンター分けにしていた前髪ごとふんわり巻いて上げ、冬挙式らしいベロアリボンを飾って。垂れの長さを残したことがポイントになったと思います。(yunさん)
最旬お色直しヘア2
キラキラ金箔散らし
ヘアの後ろにさりげない金銀のきらめき
つるっとタイトになでつけたローポニーヘアにさらりとあしらわれた金銀箔が、夜空に瞬くミルキーウエーのよう。Sayaka.@wd__0321さんのお色直しヘアは、耳上から後頭部にかけて入れた輝きが、サテン地のグレージュドレスの光沢とマッチ。明るめの髪色に程よく溶け込んでいるのも、都会的なおしゃれのセンスを感じさせます。
ここがこだわり!
人とはちょっと違うおしゃれなヘッドアクセを探しましたが納得感のあるものに出合えず、いっそのこと自分の好きなように金箔を付けようと思い立ちました。金箔はハンドメイド通販サイトで購入。ヘアメイクリハから持ち込み、耳上辺りにアクセサリーを飾っているような雰囲気で付けてほしいとオーダーしました。(Sayaka.@wd__0321さん)
髪から肩へと華やかにゴールドがはじける
右サイドはゴールドのピンのみ、左サイドはキラキラの金箔が降り注いだような装飾で左右で差をつけた、遊び心溢れるMaiさんのお色直しヘア。金箔は肩周りの素肌にも散らし、ゴールド使いのイヤリングとも呼応して表情まで華やいで見えます。ドレスのテラコッタカラーと金箔との相性もよく、まさにパーティのラストを飾るにふさわしいコーデに。
ここがこだわり!
左右から見たときに変化を付けたくて、左側だけに金箔を散らすことに。肩まではやりすぎ?と少し迷いましたが、実際に付けてみると程よい主張で、ゲストからも大好評でした。また、前髪を切ったことを周りに内緒にしていたので、1着目のタイトなシニヨンからがらりと変化できたこともプチサプライズになりました。(Maiさん)
ダウンヘアに金箔を忍ばせクールに味付け
ふんわり巻き下ろしたダウンヘアの上で、ランダムにきらめく金箔が遠目から見ても美しいSaeさんのお色直しヘア。サイドの髪にゆるい流れを残したまま耳に掛け、こめかみから耳に掛けてポンポンと金箔をまぶしたことで、顔周りが明るくなり幸福感のある表情も高まっている印象。カーキ色のドレスのおしゃれ度も一層際立っています。
ここがこだわり!
1着目が柔らかいシニヨンヘアだったので、2着目のカーキ色のドレスはダウンヘアにして、甘さの中にクールさを取り入れようと意識。ヘアアクセサリーは一切無しにし、その代わりに金箔を顔周りに付けシンプルなイヤリングと合わせて。1着目のヘアをほどいた後の自然なカールを、バランスよく生かしてもらいました。(Saeさん)
From 編集部
お色直しは冒険しておしゃれなヘアに挑戦してみては?
白ドレスよりも個性が発揮できるお色直し。「何色で再入場するのかな?」とゲストのワクワク度も最高潮に高まっています。素敵なカラードレスを選んだら、ヘアスタイルもショーアップにふさわしいインパクトを追求して、ゲストの期待値を上回るおしゃれなトータルコーディネートを叶えましょう。
取材・文/伊藤佳代子 D/ロンディーネ 構成/伊藤りつ子(編集部)
※掲載されている情報は2022年7月時点のものです
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