「撮りたい!」が見つかる【前撮りフォト】#色打ち掛けの色柄が映える♪背景編
前撮りで人気の和装フォト。特に華やかな色使いと、細部までこだわった刺しゅうや柄の数々が魅力の色打ち掛けは花嫁たちの憧れ。そこで今回は華やかで多彩な色打ち掛けが、よりすてきに映える前撮りロケーションをご紹介。背景を変えるだけで同じ衣裳でも印象ががらりと変わるから、こんな場所で撮ってみたいと思う組み合わせをぜひ見つけて♪
<#Space In Trad>ポーズも一緒に楽しめる和の屋内空間
足元を気にせずに済む和風の屋内空間だからこそ似合う、撮れるのがお座りショット。正座ポーズをすることで、色打ち掛けのアクセントでもある裾の「赤ふき」や繊細な柄、色掛け下の組み合わせなどがより引き立ち、しっかりと衣裳の魅力を写真に残せるのがうれしい。
写真上:aiさん
<思い出深い黄色が映える和柄背景>
小さい頃祖母が買ってくれた黄色の着物が、すごく似合ってるねと好評だった思い出があり、前撮りでも黄色の色打ち掛けをセレクト。柔らかな色みの背景を選んだことで、しっかりと着物の色柄も映え、ふたりのほっこりした雰囲気にもぴったりに。
写真中:みっちーさん
<屋内だからこそ自然にできる正座ポーズ>
まさに和装にぴったりの日本庭園の中の茶室での撮影は、日本らしいおごそかな雰囲気。室内だからこそ自然に座りポーズができ、手作りしたこだわりのガーランドや和傘を入れた作り込みカットも撮影できた。
写真下:mayukoさん
<衣裳の細部までしっかり残せる魅力的なロケーションで>
趣のある境内での撮影は、新緑の抜けも美しく、ふたりの凛々しい姿を写真に収めることができるロケーション。お座りショットにすることで、ブルーグリーンの色みや衣裳の細部までしっかり引き立ち、赤じゅうたんとのコントラストも美しい一枚に。
<#Trad Architecture>全身で“和”に浸れる伝統建築
伝統的な衣裳をさらに魅力的に映し出すのは、神社仏閣や日本庭園などの歴史を重ねた、和のロケーション。他にはない荘厳な空気の中、鮮やかな色打ち掛けを身にまとって佇めば、まさに気分はお姫さま。ロケーションを生かし、引きで撮影することで、和の世界観が詰まった重厚な写真に仕上がるのも◎
写真上:ゆこさん
<鳥居の朱色が、淡色ブルーの衣裳を引き立てる>
年賀状では和装写真でごあいさつをと、色打ち掛けでの前撮りを決定。神社での撮影ということもあり、鳥居の色とかぶらない色みとして水色をセレクトしたそう。和風な朱の背景に爽やかな色が映え、目にも鮮やかな美しいカットに。
写真中:sakiさん
<歴史あるロケーションだからこそ出せる重厚感>
地元にある御殿堰(ごてんぜき)という歴史と伝統を感じられるエリアの一角で撮影。木造建築の風情あるロケーションに、朱赤の優美な色打ち掛けが映え、花嫁の立ち姿を神々しいほどに際立った。
写真下:渡邉裕子さん
<名庭園のキリリとした空気感とのハーモニーを>
国の特別名勝である岡山後楽園での和装撮影。歴史を重ねたロケーションならではの重厚な佇まいの背景は、ふたりの和装姿をより引き立たせ、荘厳な雰囲気をつくってくれた。
<#Seasonal Flowers>麗しきコントラストを生み出す花々
日本の美を感じる桜やイキイキとした菜の花など、春の可憐な花々はロマンチックで彩り豊かな色打ち掛けとの調和も素晴らしい。淡い色の花々が多いから、ふんわりと柔らかめに仕上げたいなら衣裳は淡色、華やかなイメージで残したいなら濃いめになど、写真の仕上がりをイメージして色選びをするのが◎ 背景の花と色打ち掛けの伝統文様をリンクさせるなんて楽しみも♪
写真上:yumaさん
<桜×青空×和装の至極のバランス>
落ち着いた朱赤の色打ち掛けに満開の桜が映え、柔らかな春の木漏れ日が美しい一枚。桜並木の真ん中にふたりですっと立って引きで撮影することで、青空と桜吹雪に囲まれたロマンチックな雰囲気をつくった。
写真中:ニックネーム7さん
<桜と菜の花に包まれたドリーミーな世界観>
菜の花畑に囲まれながら、満開の桜が背後に降り注ぐように咲く、夢のようなロケーション。新郎の黒い袴と花嫁の鮮やかな朱色の色打ち掛けが、イエローとピンクの美しい背景に映えて幻想的なカットに。
写真下:北島仁美さん
<輝く水辺と桜に色打ち掛けが優美に映える一枚>
咲き誇る満開の桜に華やかな赤の色打ち掛けが映え、最高に絵になるカットに。ふたりをあえて右に寄せることで、きらめく水面が映り込みロマンチック感がアップ。寄りで撮影したことで、着物に描かれた桜や花車、鶴などの文様もばっちり収めた。
<#Fresh Green>鮮やかさ、華やかさ際立つ新緑
桜の花が散り始めると迎えるのが、若葉が茂る新緑のシーズン。この季節は一年のうちでも緑が鮮やかで、爽やかな雰囲気の一枚を残せることが魅力。人気の赤や朱色系の色打ち掛けは、新緑の反対色となるため、お互いの色みを引き立て、爽やかかつ華やかな印象に。また緑の中では肌色が際立ち、美肌に見えるといううれしい効果も♪
写真上:片辺敦子さん
<新緑のグリーンを最大限に生かした構図がGOOD>
新緑の美しい日本庭園で、青紅葉を広く使って撮影した鼻キスショット。柔らかな朱の色打ち掛けと、淡いグレーの羽織が鮮やかな緑にマッチし上品で爽やかな印象に。招待状やウエルカムアイテムにも使用し、式後はリビングに飾るほどお気に入りの一枚になったそう。
写真中:ミニーさん
<雨でこそ美しい、つやのある新緑を背景に>
色打ち掛けは王道の赤に金や黄色の柄が入った写真映えするものをチョイス。会場となるホテルの別邸にある庭園での撮影は、天候が崩れたものの雨露をまとった新緑が一層色鮮やかに輝き、和装を引き立てる美しい背景に。
写真下:北島仁美さん
<衣裳と和傘の伝統色が際立つ、美しい和のグリーン>
赤地をメインに下半身を黒で締めた、大人華やかな衣裳を際立たせたのは庭園の新緑。すっきりと爽やかな背景だからこそ、きらびやかな色打ち掛けと鮮やかな和傘も映え、美しいコントラストを魅せるカットに。
<#Fall Colors>和装のしっとり感を格上げする秋トーン
四季がある日本を代表する秋の絶景が、赤く美しく染まる紅葉。徐々に色づいていくため、真っ赤に燃える背景だけでなく、イチョウの黄色や常緑樹とのミックス感など、場所によって表情が変わり、衣裳に合わせてさまざまな雰囲気を楽しめる。また赤やオレンジなどの暖色が入ることで、豪華さと華やかさを演出し和装姿をより際立たせてくれるのもグッド。
写真上:五十嵐あかねさん
<背景と反対色をまとい、存在感を際立たせる>
成人式で着用した振り袖の上に、オーガンジーの打ち掛けを重ねたコーディネートで撮影。淡いパープル系を選んだことで、紅葉の背景と色が同化せず、花嫁姿をより引き立たせた。
写真中:高田沙也子さん
<紅葉×緑の背景が淡色打ち掛けに調和>
薄いピンクとゴールドがベースの柔らかい雰囲気の色打ち掛けは、紅葉が色づき始めたふんわりとした背景との相性もぴったり。紅葉のオレンジが多すぎず、緑が残る時季だったからこそ、同色の衣裳でも存在感を際立たせることができた。
写真下:yukkoさん
<足元カットも落ち葉を背景にするとこんなに粋>
イメージカットとして人気のある足元ショットも、地面に広がった紅葉の葉を背景に入れることで、彩りと趣があるおしゃれな一枚に。足元カットでもギュッと近づけば、ふたりの仲良し感もしっかり収められて◎
From 編集部
色や柄にこだわって選ぶ色打掛だからこそ、背景にもこだわって
花嫁衣裳の中でも、特に色柄ともに華やかなのが色打掛。掛け下や刺しゅうの柄の細部までが美しい衣裳だからこそ背景にもこだわって、華やかな衣裳の魅力をより際立たせてくれるロケーションを選んでみて。
取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2022年1月、2月、3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー342人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年5月時点のものです
※撮影申請が必要な場合や時期ごとに利用条件が異なる場所があるので、撮影前に必ず確認をしましょう。また撮影時は自然を傷めないよう最大限の配慮を。
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