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彼とのケンカを防ごう♪結婚準備でもめがちなことランキング&回避術

結婚が決まり、素敵な会場を選んでわくわく!でも、いざ本格的な準備が始まったら彼とケンカばかり……これじゃ悲しいですよね。彼とはずっとラブラブ右肩上がりでいたいから、結婚準備中のもめごともできるだけ減らしたい!そこで今回は、結婚準備で彼ともめがちなことのランキングと、それを回避して仲良く進めるコツをご紹介。先輩花嫁や、カップルのコミュニケーションのプロ・湯原玲奈さんからのアドバイスをぜひ参考にして。

もめがちランキング1位 式準備への意欲に温度差がある

圧倒的に多く挙がったのが「彼が式準備に消極的」「私から頼まないと、彼が準備を進めてくれない」という花嫁の不満の声。結婚式に対する思いの大きさ、準備への熱量の差に比例して、花嫁ばかりが張り切って負担がかかりがちになり、もめる原因に。

これでもめました……

(松下美樹さん)

平日は「疲れた」、土日は「休みの日にまで仕事みたいなことをしたくない」と言って結婚式準備を進めてくれない彼。イライラしてケンカになった。(松下美樹さん)

。(服部真実さん)

彼は「言ってくれればやるよ」というスタンス。いろんなアイテムのスケジュールを把握し、締め切りを決め、発注先を決めるなど細々したことは全て私の仕事。やるべき作業量の差に不満がたまり、途中で少し爆発しました。(服部真実さん)

(C.Aさん)

結婚式の準備は、時間がありこだわりもある私が引き受けました。しかし、実際にすべて一人でやると、やることが多過ぎていっぱいいっぱいに。彼に当たってしまったこともありました。(C.Aさん)

<仲良く進めるには>どんな結婚式にしたいか、はじめに理想を共有しよう

まずはどんな結婚式にしたいのか、ふたりの理想を共有しよう

結婚式に対してはカップルの間で温度差がありがちなので、お互い譲歩し合う必要があります。そのためにはまず「どんな結婚式にしたいか」をふたりで話し合うことが大切。

「これまでお世話になった人たちをもてなし、ふたりのこれからを見守ってくれるようにお願いする場」という結婚式の原点をしっかりふたりで共有しましょう。「自分たちがやりたいこと」を中心に考えすぎてしまいイメージがまとまらないなら、来ていただく方に「どんな気持ちになってほしいか」「どんなふうに楽しんでほしいか」という点にも焦点を当てて、話し合ってみるのもいいかもしれません。「ふたりの理想の結婚式」を共有できれば、目標もクリアになり、式の準備も「どっちでもいい」「任せる」とはならなくなるはず。そこから細かいタスクや役割分担を決めていけばスムーズです(湯原玲奈さん)

先輩花嫁からのアドバイス

(たまごさん)

どんな結婚式にしたいかふたりで話し合う時間を大切にしました。ある程度の軸は私が決めて提案したところ、夫も前向きになってくれ、一緒に準備を楽しむことができました。具体的なイメージを共有することが大事だと思います!(たまごさん)

(rikkoさん)

ふたりの大切な結婚式だということをまずは確認。そして、いつまでにどうなっていれば慌てないか、スケジュールとチェックシートを表計算ソフトで作って共有。作業量が偏らないように役割分担をしました。(rikkoさん)

もめがちランキング2位 結婚式の内容や招待人数で意見が合わない

彼が結婚式に対して自分の意見があることはうれしいことですが、ふたりの意見が合わず、どちらも譲らずケンカになったという人も。「どこまでゲストを呼ぶか」「何をやりたいか、やりたくないか」などでもめた人が多い模様。

これでもめました……

(すぬさん)

私と彼とで、お互いの呼びたい人数に幅があって何度もケンカをしました。(すぬさん)

(まいちさん)

どうしてもやりたかった演出を、「それは必要ないのでは?」と彼に言われてケンカになった。 (まいちさん)

<仲良く進めるには>お互いの要望を伝え、落としどころを丁寧に探ろう

お互いの要望を伝え、落としどころを丁寧に探ろう

まずは結婚式をする目的をもう一度思い出し、お互いの結婚式に対する希望や思いを、率直に伝え合ってみましょう。その後、お互いが譲歩できる落としどころを探す話し合いを。自分が絶対譲れないところやこだわりたいところは、ケンカ腰ではなく、相手の気持ちを考えながらお願いして。

お互いの思いがお互いの心に届けば、全ての願いはかなわないかもしれないけれど、折り合いをつけられる場所が見つかりやすくなります。さらに、親やゲストの希望はどうかという視点を持つことも大切。じっくり話し合って。(湯原玲奈さん)

先輩花嫁のアドバイス

(らーこさん)

内容や人数など、新郎新婦だけならまだしも、両家でもめたら大変。事前にお互いの親の意見を聞いて、擦り合わせをしながら話し合ったらスムーズでした。(らーこさん)

もめがちランキング3位 結婚式にかかるお金について意見が合わない

具体的な見積りが出てくると、最初の予算をオーバーしているのが気になったり、両家でどう分担するかもやっとしがち。意見の違いでもめ始め、ケンカに発展するカップルも。

これでもめました……

(ゆかぽん。さん)

どのようにお金を折半するか、親も含め両家の意見が違い、悩みました。ふたりが親の意見をすりあわせ、じっくり相談して決めました。(ゆかぽん。さん)

(まりぶさん)

会場を成約したときに考えていた予算よりかなりオーバー。「追加やランクアップをしたから仕方ない」「何とかして抑えよう」と、ふたりの考えが違いもめた。(まりぶさん)

<仲良く進めるには>事前に費用分担の方法を決めつつ柔軟に調整しよう

<仲良く進めるには>

結婚式は準備が大変な上に、お金もたくさんかかるもの。節約派で現実的な男性の中には、結婚式よりもっとふたりの新生活にお金を使いたいと思う方もいるでしょう。お金のかけどころでもめたら、なぜそこにかけたいのか、自分の思いを丁寧に話してみましょう。

費用分担については、事前に予算を設定し、基本的には割り勘や人数割り、自分がこだわりたいところについては各自負担など、具体的に話し合っておくのがお勧めです。(湯原玲奈さん)

先輩花嫁のアドバイス

(みなみさん)

彼ともめたくなかったので、車代など多額のお金がかかったり、こだわりたい部分は折半ではなく、各自が多く出すことに。値段を気にせず好きなものを着たかったドレスは、全額自分で出しました。(みなみさん)

(A子さん)

まずは現在のふたりの貯蓄から、結婚式に出せる金額を開示。その合計額より平均予算がオーバーしている会場は、どんなに魅力的でも見学・検討をしませんでした。負担は基本的に割り勘ですが、気になることは契約前に相談。招待人数が違ったり自分の衣裳や支度代が高かったりしたので、最初の取り決めに従っていくらくらいの割合で負担し合えば公平になりそうかを彼と相談し、お互いに納得した会場を選びました。 (A子さん)

もめがちランキング4位 彼が彼親への連絡をさぼりがちになってしまう

会場決め、親族ゲストの選び方や連絡など、両家の親の意見を聞いたり、協力を仰がないと進まない準備も多いもの。「彼が彼自身の親にこまめに連絡してくれず困った」という声も多く、もめる原因に。

これでもめました……

(かなさん)

「これは大事なことだから、お義母さん、お義父さんに聞いてね」と事前に伝えていたのに、彼は連絡しておらず、独断で返事をしていたことが発覚。「ちゃんと確認して!」とケンカになった。(かなさん)

(みのりさん)

彼が自分の親に連絡を取るのを面倒くさがるタイプ。何度頼んでも連絡してくれないので、私が自分の親だけでなく、彼の親にも連絡する羽目に。想像以上に大変でした。(みのりさん)

<仲良く進めるには>全体のスケジュールとやるべきことの締め切りを明確に

<仲良く進めるに>スケジュールと締め切りを明確に

連絡無精な彼に困っているなら、「全体のスケジュールを伝え把握してもらう」「親に連絡し回答をもらう明確な期限を伝える」など、仕事のタスク管理と同様に考えてもらう工夫が必要かもしれません。結婚式はどちらかというと女性側の要望の方が多く、細々とした決め事も多いので、「タスク管理は私がやるから、全体のプロデュースはお願いね」などの役割分担を事前に決めておくのもいいと思います。

その上で、必要であれば相手の親にも連絡するなど、結婚準備がこれからのご両家の親との関係づくりの第一歩になるよう、お互いがそれぞれの懸け橋になるよう協力し合うのもいいですね。(湯原玲奈さん)

先輩花嫁のアドバイス

(ぱぶろさん)

基本的には各自の親に相談するけれど、お互いがそれぞれの親の懸け橋になろうと、相手の親へも積極的に連絡を。おかげで相手の親とも仲良くなれ、準備もスムーズでした。(ぱぶろさん)

もめがちランキング5位 結婚あいさつ・顔合わせへの意向が違う

ふたりの意見だけでなく、親の意向がからみがちな結婚のあいさつや顔合わせ。結婚のあいさつは相手の親に合わせれば済みますが、問題は顔合わせ。どちらか一方でもこだわりが強い場合は、もめる原因になり得るよう。

これでもめました……

(ますおさん)

なるべくラフな感じにしたい彼側と、けじめをつけたい私側で温度差がありましたが、その都度柔軟に対応するしかありませんでした。(ますおさん)

<仲良く進めるには>両家がどうすれば喜ぶかふたりで話し合おう

(湯原さん)

顔合わせや親御さんへのあいさつについては、お互いの親や家族それぞれの考え方を尊重するといいですね。大事なことは、「私がこうしたい」ではなく「相手がどうしたら喜んでくれるか」です。お互いどんな家族なのか、何が好きなのかなどを共有し、どんな方法であれば喜ばれるか話し合いを。両家ともこだわりがある場合、ふたりが間に入り、どちらも納得するいい落としどころを考えましょう。 (湯原玲奈さん)

先輩花嫁のアドバイス

(ゆかぽん。さん)

顔合わせや親あいさつも両家の親の意向を尊重。違う部分もありましたが、ふたりが親の意見を擦り合わせ、じっくり相談して決めました。(ゆかぽん。さん)

もし、ケンカしちゃったらどうする?

ケンカはどんどんしてOK!でも相手を否定しない&早めの仲直りを意識して

「ケンカはどんどんしましょう」と私はいつもいろいろなご夫婦に伝えています。
お互い本音を言い合い、ぶつかり合い、修復する過程で、相手をより深く理解できるのがケンカ。自分の性格や、器の大きさを知る大事な機会でもあります。
大事なことは、ケンカのときに「相手の人格否定をしないこと」。そして「その日のうちに仲直りすること」です。たいていのケンカは、人に言ったら笑われそうなささいなことがきっかけ。なのに、お互いが素直になれずにこじれてしまう。ケンカの収め方という意味でも、仲直りのルールを作っておくのがお勧めです。(湯原玲奈さん)

From 編集部

結婚準備を通してさらにラブラブに!

結婚式準備において、まず大事なのがふたりが挙げたい結婚式の理想を共有すること。ふたりのゴールが明確になれば、意見の擦れ違いがあっても、話し合って解決しやすくなるでしょう。その過程こそが、お互いのこともより深く理解できるきっかけに。もしケンカしてしまっても、もっと仲良くなるチャンス!と前向きに捉えて、乗り越えればOK!今も将来もラブラブでいるために、ぜひふたりで結婚準備を楽しんでくださいね。

湯原玲奈
Profile

湯原玲奈 行政書士/マリッジデザイン株式会社 代表取締役

国際結婚・離婚、外国人の在留ビザ申請を得意とする行政書士の活動のほか、パートナーシップのための「マリッジノート」や、20~30代女性向けの「ライフデザイン・マネジメント研修」などのオリジナルメソッドを提供。
著書に『一生幸せなふたりでいるための10のワーク【マリッジノート】』(朝日新聞出版)。

取材・文/笠原恭子 イラスト/スズキハナヨ 構成/伊藤りつ子(編集部)
※記事内のコメントは2022年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー97人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年4月時点のものです

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