ドレス、装花etc.おしゃれ花嫁の結婚式、トータルコーデ全部見せ!
おしゃれな花嫁さんは結婚式全体をどうコーディネートしているか、気になりますよね。そこで、おしゃれな花嫁さんにドレスやヘアメイク、会場装飾など、結婚式全体を見せてもらいました!花嫁さんのこだわりのポイントやコーディネートのコツもご紹介。
ナチュラル感のあるリラックスWedding
グリーンを活用した自然体なテイスト
<ウエディングドレス>
花嫁らしいボリューミーなスカートがかわいいMonique Lhuillierのドレスをチョイス。一方でストラップは細い「スパゲティストラップ」で華奢見えも。
<ヘアメイク>
ポイントは、ピンク色のヘアカラー。タイトなシニヨンでシンプルにまとめ、シャボン玉のような大きめピアスがアクセント。披露宴ではドレスはそのままにヘアをゆるめのポニーにチェンジし、小枝クラウンを着けておしゃれに。
<ブーケ>
グリーンをメインに、ぴょんぴょん飛び出るような遊び心のあるシルエット。差し色でオレンジ色を添えて。
<白無垢>
あえて純白ではなく、優しい色みの白無垢をセレクト。刺しゅうのゴールドに合わせて、小物もゴールドで統一。重ね襟はくすみピンクで愛らしく。
<ヘアメイク>
以前から憧れていたという「お色直しでのヘアカット」を実現!ミニボブにカットしてもらい、ドライフラワーとゴールドのヘアピン、イヤーカフでおしゃれにアレンジ。
<ブーケ>
和装に合わせたブーケは、深い色のカラーと枝を合わせて少し小ぶりに。深めの色で、ドレスの時と変化をつけて。
<会場装花>
高砂席はグリーンをメインに、アンスリウムやシンビジュームを入れてコーディネート。また自生している木を置きたいという希望があり、エバーフレッシュを飾ったそう。今でも家で育てているとか。
<ウエルカムスペース>
ゲストをおもてなししたくて、ほとんどのアイテムを手作り。ウエルカムボードは黒でかっこよく。ウエルカムのれんは撮影スポットとして大人気だったそう。
<テーブルコーデ>
テーブルコーデは料理のコースにあらかじめ付いていた木のプレートをベースに考案。ゲスト卓の中心には木に見立てたグリーンを。レザー席札に、メニュー表はブラック&トレーシングペーパーを重ねたデザイン。コロナ対策としてマスクケースとアルコールジェルも用意。
<ケーキ>
クリームを無造作に塗ったようなラフなイメージで、装花と合わせたお花をプラス。
こだわりポイント
グリーンいっぱいの会場なので、装花もグリーンをメインに新緑の季節らしく。使用した色は、ゴールド、ブラック、ブラウンと、ポイントでオレンジ系を入れておしゃれに。みんなが笑顔で一日過ごせるようにと思いを込めました。
Ayakaさん流「ナチュラル感のあるリラックスWedding」の作り方
1)装飾はグリーンをメインに
2)差し色でオレンジ系を入れおしゃれにまとめて
会場の緑を生かし、メインカラーのグリーンで爽やかな空間をつくり上げ、ドレスのデザインやヘアカラー、おしゃれな装花でゲストの印象に残るウエディングに。
モダンでシックな上質Wedding
黒を利かせ、シンプルで洗練された印象に
<ウエディングドレス>
1着目に選んだのは、VERA WANGの繊細かつボリュームのあるAラインドレス。花びらのようにチュールが広がる優美なシルエットがお気に入り。
<ヘアメイク>
ヘアメイクは外注し s’appuyateliererのkiyoさんに依頼。ドレスのボリュームを際立たせるきっちりとしたシニヨン。前髪をオールバックにしてパールのティアラを合わせ、教会での挙式に映えるクラシカルなスタイルに。
<ブーケ>
「白一色だと王道になりすぎてしまう」とセレクトしたのは、パープル系のダークカラーが入ったブーケ。ラウンド形ではなく横に広がる珍しいシルエットが花嫁のお気に入り。
<ウエディングドレス>
式の準備中にウエディングドレスに魅了され、お色直しも白のウエディングドレスを着用。2着目はMonique Lhuillierのつるんとしたシルク生地のマーメイドドレスに、黒のサッシュベルトを巻いて。ドレスの形も生地もがらっと変えることで1着目から印象ががらりとチェンジ。
<ヘアメイク>
ダウンスタイルに編み込みを入れて、ビジューのバックカチューシャでガーリーに。短めヘアをあえて生かすスタイルがとてもおしゃれ。
<ブーケ>
ピンクベースに淡い黄色やパープルを入れた愛らしい印象のブーケ。もこもこのラグラスを使うことで秋らしさも演出。
<会場装花>
「モダン」「抜け感」「幾何学」などイメージに沿うワードを意識しフローリストと打ち合わせを重ねたというReikoさん。装花全体のカラーはかわいらしく、花器やお花の形を工夫することで甘くなりすぎずおしゃれな会場に。
<ウエルカムスペース>
コッパースタンドを夫婦でDIY。ウエルカムボードも自らデザインし、ウエルカムスペースにはモノクロで統一した写真や結婚祝いのプレゼントを飾って。
<ペーパーアイテム>
シンプルにテーブル上にはメニュー表とプロフィールカードのみ。メニュー表もプロフィールカードも自作のデザインで、メニュー表は高級感を出すために活版印刷にしたのがポイント。
<ケーキ>
9月挙式らしく秋のフルーツのイチジク、ザクロをメインに、ベリーや花を飾って。アメリカからオーダーで取り寄せたケーキトッパーのブラックカラーがアクセントに。
こだわりポイント
モダンでスタイリッシュな印象になるように全体コーディネートは常に「引き算」を意識していました。一方で、ただシンプルなだけではつまらないと思い、アクセサリーや装花などに所々エッジの利いたデザインを取り入れた点もこだわったポイントです。結婚式では避けられることも多い色であるブラックもアクセントカラーとして積極的に使用しました。
Reikoさん流「モダンでシックな上質Wedding」のつくり方
1)「引き算」を意識し装飾はシンプルに
2)グリーンは極力使わず、シルバーやブラックの色のアイテムを使用
3)変わった形のお花や花器を使用するなど所々にエッジを利かせて
シンプルな中でもこだわり抜いたデザインを選ぶことで、ふたりの個性が伝わる空間が仕上がります。
カラフルだけど派手すぎない抜け感Wedding
ポップな色みの花々に大人の抜け感を
<ウエディングドレス>
試着中に「運命的を感じた」というANTONIO RIVAのドレス。シンプルながら洗練された後ろ姿がお気に入り。
<ヘアメイク>
挙式は凛としたタイトシニヨンで、披露宴では編み下ろしスタイルにチェンジ。白いお花のピアスやヘアアクセサリーとマッチして、雰囲気の違いを楽しめたとのこと。
<ブーケ>
フローリストと相談して、「オレンジ色のカラー」のブーケに決定。花言葉「乙女のしとやかさ・情熱的・素晴らしい美」も決め手に。あえて1つの花材にしたことで印象的かつオリジナリティーも出すことができ気に入っているそう。
<白無垢>
お色直しは白無垢と決めていたaiさん。鶴と梅の模様が入った美しい白無垢がおしゃれな会場の中でとても新鮮。
<ヘアメイク>
前髪はすっきりとオールバックにして、金箔とコチョウランで華やかに。つや感のあるまとめ髪が大人っぽく上品。
<会場装花>
「今まで見たことがない感じ」をテーマに、好きなイメージと苦手なイメージを資料化し打ち合わせに臨んだというaiさん。和装に合わせ和風な雰囲気も取り入れつつ、お花の色みは夏らしくポップに。軽やかになりすぎないように花器はガラスを少なめにし、陶器なども採用。
<ウエルカムスペース>
前撮り写真を使用したウエルカムボードのみを設置して、会場のおしゃれな空間を生かした。
<テーブルコーディネート>
プロフィールブックとアルコールスプレーのボトルはDIYし、カラフルな装花の邪魔にならないようモノトーンに。ミラー席札にはカリグラフィーで文字入れして、会場に溶け込むようにゴールドでまとめた。
<ケーキ>
会場に合わせて、プランの中で一番シンプルな2段重ねの金箔ケーキをチョイス。
こだわりポイント
堅苦しい式になるのは嫌で、ゲストとの距離感が近いガーデンパーティのような雰囲気を目指しました。おしゃれな会場に合わせたシンプルなドレスと型にはまらない装花で、結婚式に行き慣れたゲストにも喜んでもらえるよう工夫。やりすぎ感のない洗練されたウエディングを意識しました。
aiさん流「カラフルだけど派手すぎない抜け感Wedding」の作り方
1)ゲストの「見たことがない」を叶える個性的な装花
2)会場自体のおしゃれさを生かすシンプル&大人感のあるアイテム
ポップな花々を大胆に飾り、ゲストが楽しめる空間を実現。会場や装花を生かすため、ドレスやペーパーアイテムはシンプルかつ大人の上質さを感じられるものを選んで。
From 編集部
細部までこだわって妥協なしのウエディングに!
「ゲストが笑顔で過ごせるグリーンの空間」「王道スタイルからの引き算」「洗練された抜け感のある結婚式」と、花嫁さんたちは自分の目指すイメージを細部までこだわって表現していました。ぜひ今回ご紹介した花嫁さんのこだわりを参考に、ふたりの理想のウエディングを形にしましょう♪
取材・文/竹本紗梨 D/mashroom design 構成/伊藤りつ子(編集部)
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです
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