ゲスト満足度を高める!結婚式のお金<かけどころ&削りどころ>TOP5
「ゲストに満足してもらえる結婚式にしたい」そのためには、やっぱりお金をかけないと……と思っていませんか?先輩花嫁に寄せられたゲストからの声を聞くと、ゲストの満足はお金をかけて得られる項目と抑えても得られる項目があったんです。そのポイントをランキングで詳しく紹介していきます!
おもてなし重視派、花嫁に調査!
<お金のかけどころTOP5>
第1位 質にこだわり、贅沢なおもてなし「料理」
結婚式に出席するとき、「料理」を楽しみにしているゲストも多いですよね。おもてなしを重視する花嫁さんは、高級な食材をメインに使ったり、コース全体をランクアップしたりと、豪華なものを選んでいます。おいしさはもちろん、見た目にこだわることも多いようです。
花嫁のかけどころはココ!
【メインをアップグレード】
メインの料理をフォアグラにアップグレードし、1万7500円のコースに。結婚式らしく華やかなお料理を意識して、とても好評でした。
(りささん)
【コースをランクアップ】
高価な食材を使った2万円のコースにランクアップ。前菜から伊勢エビを使った料理内容で、ゲストが高砂席まで「おいしい!」と言いに来てくれました。
(りぃさん)
【目の前で仕上げる演出を】
地元の食材を使用した2万円のコース。魚料理では大きなパイ包みを切り分けてくれる演出があり、ゲストからも歓声が。デザートもワゴンに乗せて、ゲストが選べるようにしました。
(st1122さん)
第2位 ゲストの好みに合わせた「ドリンク」
「ドリンク」は人によって好みがさまざま。どんなゲストにも楽しんでもらいたいと考え、種類を増やした先輩花嫁が多くいました。お酒を充実させるほか、ソフトドリンクを用意することも大事。
また、披露宴中だけでなく、それまでの待ち時間にウエルカムドリンクがあるかどうかも満足度を左右するポイントのようです。
花嫁のかけどころはココ!
【地元産のフルーツジュースを追加】
桃、ぶどう、りんごのフルーツジュースを1人550円で追加し、5500円のドリンクコースに。地元外からもゲストを呼んでいたので、喜んでもらえました。
(st1122さん)
【お酒が苦手なゲストにも配慮】
女性ゲストやお酒が苦手なゲストも楽しめるように、カクテルメニューを豊富に。1人540円の追加料金でした。また、妊婦や授乳中のゲストには、個別にソフトドリンクメニューを増やして案内してもらいました。
(むーさん)
【ビールサーバーを設置】
お酒が好きなゲストが多かったので、約1万円ほどの追加でビールサーバーを設置。自由に取りに行けるスタイルは、ゲストからも好評でついつい飲みすぎてしまったようです(笑)。
(こぶちゃんさん)
第3位 帰ってからのお楽しみ「引出物・引菓子」
ゲストが結婚式から帰ってからのお楽しみともいえる「引出物・引菓子」。特に引出物は、式後に使うものとなるため、ゲストの印象に強く残るものです。
先輩花嫁からは、ゲストに合わせて品を選び、贈り分けをしたという声が多く聞かれました。また、親族や上司などご祝儀の金額が多いゲストには高い品を選んだそう。なかには、欲しいものをリクエストしてもらったという先輩花嫁も。
花嫁のかけどころはココ!
【ゲストによって贈り分け】
私の友人にはタンブラーを。彼のゲストは会社の年上の方が多かったので、選べるギフトを選択。親族にも選べるギフトにしましたが、ランクを少し上げました。もらって嬉しいものを考えて選びました。
(遥加さん)
【リクエストの品を引出物に】
21名の少人数婚だったこともあり、引出物はゲスト全員に欲しいものをリクエストしてもらう形に。本当に欲しいものを贈りたかったので、ゲストもとても喜んでくれ、満足でした。1人5000円から1万円の品でした。
(くーさん)
第4位 余韻に浸れる「記録に残すもの」(アルバム・ムービー)
結婚式の最後に撮って出しの映像を見たり、集合写真をもらったり、結婚式を振り返り、余韻に浸れる写真や映像など「記録に残すもの」はゲストにとっても楽しみの一つ。種類も多く、こだわればこだわるほどお金がかかりますが、その分ゲストも楽しめるので、かけどころと考える先輩花嫁が多いようです。
花嫁のかけどころはココ!
【撮って出し映像にゲストも涙】
セレモニームービー1万5000円、エンディングムービー22万円、アルバム21万円、集合写真7万円など、写真や映像にお金をかけました。その中でも撮って出しのエンディングムービーは、涙しながら見てくれたゲストも。高かったけれど頼んでよかったです。
(りぃさん)
【集合写真をゲスト全員へ配布】
ゲスト全員の集合写真と、新郎新婦の家族ごとの集合写真の焼き増しとして20万円。予算オーバーの原因となりましたが、全員へプレゼントしたところ、とても喜んでもらえたので満足です。
(うーきさん)
第5位 会場全体で一体感が出る「演出」
ゲストが楽しめる演出も、ゲストの満足度を大きく左右するポイントの一つ。特にバルーンリリース、トレジャーボックス、クイズなど参加できるものは楽しい思い出としてゲストの心に深く残るよう。また、音楽の生演奏なども喜ばれるようです。
花嫁のかけどころはココ!
【バルーンリリースで大歓声】
皆で楽しむ演出を取り入れたくて、バルーンリリースを。風船を持ったゲストや、空に飛んでいった様子を写真やムービーでゲストもたくさん撮ってくれました。空に上がったときには歓声が!4万円でした。
(りぃさん)
【全員が景品を持ち帰れるように】
披露宴中にたくさんゲームを用意して、最低でも1人1つずつは景品を持って帰ってもらいました。ブーケトスの代わりに駄菓子まきをしたりして、景品や駄菓子にお金をかけました。楽しんでもらえて嬉しかったです。
(綾さん)
おもてなし重視派、花嫁に調査!
<お金の削りどころTOP5>
第1位 ふたりらしさを伝える「ペーパーアイテム」
ペーパーアイテムはお金の削りどころとして挙げた花嫁さんが多く、1位にランクイン。コストを抑えつつも、しっかりとオリジナリティーが出せる部分なので、工夫次第ではむしろゲストの満足度がアップする可能性も秘めています。式テーマやふたりらしさが伝わる内容にすれば、ゲストもわくわくしてくれそうですね。
花嫁の削りどころはココ!
【プロフィールブックと席札をDIY】
披露宴の雰囲気や装花等とマッチしていたこともあり、ゲストに好評でした。後からDIYの話をしたところ、「すごいお金がかかっているのかと思った!」と友人に驚かれました。ゲスト120名分で合計3万円弱でした。
(Megさん)
【ウエディングHPを作成し、印刷代カット】
プロフィールブックに載せるような内容はHPに盛り込み、自作の席次表にQRコードを載せました。ページ数を増やすと印刷代もかかってしまいますが、HPにしたことで削減でき、ゲストにも楽しんでもらえました!
(むーさん)
【ギフト用の紙袋を外注手配】
引出物などを入れる紙袋は会場のものではなく、ネットで手配しました。紙袋代のコストが抑えられた上に、ビニールっぽい素材だったので、雨に濡れても安心でした。
(マリアさん)
第2位 量よりセンスの「装飾(装花・空間の飾り付け)」
テーブル装花、空間の飾り付けは、コストを抑えつつ、工夫とセンスでおしゃれにできるところ。また、会場そのものがおしゃれな空間であれば、あまり装花・装飾にコストをかけなくても印象的な空間づくりが可能なこともあります。
花嫁の削りどころはココ!
【小ぶりな装花で会話もしやすい】
テーブル装花は一番下のランクにし、各テーブル1万円に。小ぶりなお花のおかげで、テーブルの向こうのゲストの顔を見ながら会話ができたようでした。アットホームな結婚式だったので、テーブル装花は小ぶりの方が良かったです。
(りぃさん)
【会場に合うナチュラルな装花に】
白とグリーンを基調としたテーブル装花は、花材の色を絞り、ボリュームを抑えたことでコストダウンに。ナチュラルな会場の雰囲気に合っていたことで、女性ゲストから「素敵だね!」と好評でした。
(ありぴさん)
第2位 工夫次第で削れる「記録に残すもの」(アルバム・ムービー)
「装飾」と同率で2位にランクインしたのが、「記録に残すもの(アルバム・ムービー)」。これは前半の「かけどころ」で、5位にランクインした項目でした。こちらでは、自作する際にゲストの写真を多く入れたり、写真や映像が得意な友人に頼んだりと工夫次第では、お金を掛けなくても満足できるポイントといえそうです。
花嫁の削りどころはココ!
【自作ムービーにゲストの写真を】
挙式、披露宴で使用したムービーは全て自作しましたが、友人や親族の写真も多く入れることができて好評でした。
(遥香さん)
【友人がカメラマンに】
ムービーや写真は友人がたくさん撮ってくれていたので、ランクアップせずに済みました。友人からシェアしてもらう際も結婚式の話を振り返れたりして、良かったです。
(yunyanさん)
第4位 リユース活用しやすい「衣装小物」
衣裳などの大きなものと比べて、コストを抑えてもあまり影響が出ない「衣装小物」。親族や先輩花嫁から借りたり、フリマアプリを活用している声が聞かれました。工夫しながら自分の雰囲気に合ったものを選ぶことで、ゲストも自分も満足できる部分が多いようです。
花嫁の削りどころはココ!
【妹からのサムシングボロー】
先に結婚式を挙げた妹に小物類を借りたので費用が抑えられました。サムシングボローとして当日着用している姿に、妹はとても喜んでくれました。
(りぃさん)
【ハンドメイドアプリを併用】
会場提携のドレスショップにて無料レンタルしたものと、ハンドメイドアプリで購入したヘアアクセを併用。ハンドメイドアプリのアクセは高見えしたようで、ゲストにも可愛いと言ってもらえました。
(ゆいさん)
第5位 ふたりの気持ちが伝わればOKの「プチギフト」
ゲストのお見送りの際などに渡す「プチギフト」は、あいさつ代わりという意味合いが強いこともあり、気持ちが伝わればそれでOK。例えば、ゲストの名前を入れたり、メッセージシールを貼るなど、ちょっとした工夫をすれば、ゲストの記憶に残るプチギフトになりそうです。
花嫁の削りどころはココ!
【名前&メッセージ入り「クッキー」を外注】
名前とメッセージが入れられるクッキーを外注で頼みました。費用はそれほどかかっていませんが、可愛くて記念になると喜んでもらえました。
(moepiさん)
【好き嫌いのない「お米」をセレクト】
プチギフトの中でも比較的安かったお米をセレクト。好き嫌いがあまり分かれない品だったので、老若男女どのゲストにも喜ばれて満足でした。
(絢生さん)
From 編集部
ランキングを参考に、彼と優先事項を話し合ってみて
さまざまなアイテムにお金がかかる結婚式。全体的にコストを節約するより、こだわりの的を絞り、お金をかける部分・削る部分のメリハリをつけることで、ゲストにより好印象を与えることができそう。自分たちは何を大切にしたいのか、このランキングを参考にして彼と優先順位を話し合ってみましょう。
取材・文/前川ミチコ イラスト/佐々木千絵 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2021年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー95人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年1月時点のものです
- 結婚式準備全般
- 結婚式場検討期
- 温かい
- もてなし
- 感謝
- 頑張りたい
- 楽しく読む