上質な空間、最高のおもてなし…卒花が語る「だからホテル婚にしました」

先輩花嫁がホテルウエディングを選んだ理由ランキング

一般的な結婚式の会場とホテルの大きな違いが、ホテルが365日、数多くのお客様をおもてなしする施設であるということです。贅沢で非日常感のある空間は結婚式をいっそう華やかにしてくれますし、ゲストへのサービスにも信頼が置けます。料理の上質さもホテルならでは。宿泊ができる安心感もあり、ブライダルにふさわしい環境が整っているのです。

ホテルウエディングというと、大きなバンケットに大人数のゲストをお招きする、規模の大きい結婚式をイメージされる方もいるかもしれません。しかし、実はさまざまなサイズのバンケットを備えているところが多く、少人数婚も安心してお任せできるのがホテルなのです。

花嫁がホテルウエディングにかけている金額は？

ホテルウエディングというと、お金がかかるのでは……と心配する方もいるかもしれません。しかし、実は他のタイプの会場と大きく違うわけではありません。ゼクシィの調査では、挙式・披露宴総額の全業態の平均は315万2000円（ゲスト人数平均42.8人）でしたが、ホテルウエディングの平均は314万3000円（ゲスト人数平均41.8人）。全業態の平均とほとんど変わらないのです（「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021」（全国推計値）より）。

ここからはホテルが花嫁に選ばれる理由をもっと知りたい！という方のために、大満足の結婚式を実現した先輩花嫁たちのホテルウエディング実例を、ホテル婚を選んだ理由がランキング上位に紐付くものからご紹介します。ホテルが選ばれる理由にきっと納得いくはずです。

Case01. リゾート感のあるホテルのチャペルでの結婚式

東京湾を望む全面ガラス張りのクリスタルチャペル。まるで海辺のリゾートにいるような雰囲気に魅かれてホテルウエディングを選んだERIKOさん。青いバージンロードには光が反射して、ふたりの門出を祝福するかのようです。

挙式前のファーストミートは、落ち着いた内装のもう一つのチャペルで実施。雰囲気の違う２つのチャペルがあることもこのホテルの魅力の一つだったそう。

披露宴は、ホテルの広いバンケットを生かしたプロジェクションマッピングなど、ゲストの目を楽しませる演出を取り入れ、華やかに開催。料理もランクを上げ、ゲストに感謝を込めておもてなしをしました。

挙式と披露宴でガラリと雰囲気の違う、インパクトのある一日を過ごすことができ、大満足の一日となりました。

ホテルで結婚式を挙げて

リゾート感のあるチャペルとホテルらしさのある披露宴会場で、挙式と披露宴の雰囲気を変えられたのが良かったです。結婚式ではゲストへの感謝を伝えたいと思ってきたので、演出と料理でしっかりおもてなしができたように感じます。それがかなう設備や技術があったのでホテルを選んで良かったと思っています。（ERIKOさん）

Case02．ふたりをとりこにした美味でゲストをもてなす結婚式

結婚前、記念日にふたりで何度かホテルのレストランを利用したことがあり、その料理のおいしさのとりこになっていたというYUIさんご夫妻。サービスも、きっちりしているのに気さくで、肩肘張らないけど行き届いている印象を受け、信頼できるホテルで、ふたりの大好きな味でおもてなししたいと美食の街・神戸でのホテルウエディングを選びました。

披露宴で供されたのはアイガモや甘ダイの前菜に始まり、兵庫県産牛ロースと淡路玉ねぎ、オマールエビの黄金揚げ、神戸牛とフォアグラのおすし仕立てなど地元の名産品や高級食材が使われたコース。贅を尽くし、美しく盛り付けられた一皿一皿がサーブされるたびに、ゲストの顔がほころびます。YUIさんがこだわったのはウエディングケーキ。可憐なケーキのトップを飾るドーナツの新郎新婦はパティシエの手による特注品。とぼけた顔が愛らしく会場をさらに笑顔にしてくれました。

このホテルのたたずまいや内装や照明、世界観もお気に入りだったというYUIさん。大好きなホテルの大好きな味で思い出に残る一日が過ごせました。

ホテルで結婚式を挙げて

両親と余韻に浸る時間が持てるという意味でもホテルウエディングを選んで本当によかったです。式の後、家族は宿泊のお部屋に直行して一息ついてもらえたし、夜部屋を訪ねて式の話もできたし、翌日朝食で集まって、昨日の思い出話ができたことも本当に良かったです。折々に訪れて、思い出を重ねていけることも、ホテルウエディングで良かったな、と思うところです。（YUIさん）

Case03．キッチン併設の眺めの良いバンケットでもてなす少人数婚

ホテルの最上階にあるバンケットの大きな窓からは、福岡の海と空、緑が一望の下に開けています。まるでリゾートに来たかのような開放感を感じさせるホテルで結婚式を挙げたよもぎさん。

ワンフロア貸し切り、30人というゲスト人数にちょうどよいキャパシティーのバンケットには、キッチンが併設されていて、プライベート感も満点。試食のときからおいしい！と思っていた料理で、コロナ下に来てくれるゲストを丁重におもてなしすることがかないました。

中庭をはじめ、ホテルのインテリアはセンスよく、どこを取ってもSNS映え抜群。チャペルも、グリーンで彩られ、背景には海が見えて「唯一無二ですごく素敵なチャペルだった」とよもぎさん。前日からの宿泊も付いていたので、新郎新婦のお仕度は宿泊したお部屋でゆったりと。ホテルならではの素敵な２泊３日がかないました。

ホテルで結婚式を挙げて

選んだホテルはリゾート感が強く、同じ県内に住んでいるゲストも、みんなが楽しめるような雰囲気があったのが良かったです。可能な限り自分たちがしたい演出を行うこともできて、ゲストからは「楽しかった」「料理がおいしかった」と喜んでもらえました。遠方から来る親族も宿泊でゆっくりできたのも良かったと思います。（よもぎさん）

Case04．サービスに絶対の信頼感。ラグジュアリーホテルでの結婚式

スタイリッシュでモダンな空間に引かれて５つ星ホテルでのウエディングを選んだ古原七瀬さん。このホテルのサービスならゲストのおもてなしも安心できると思ったそう。

担当プランナーの対応も素晴らしく、何を聞いてもすぐにレスポンスがあったといいます。「緊急事態宣言が出たときにすぐ連絡をくれたり、送ったメールにもすぐ回答をしてくれるなどの積み重ねがプランナーさんへの信頼につながったのだと思います」と七瀬さん。式当日の朝、プランナーさんがあいさつに来てくれたとき、これまでの準備の日々と今日を迎えた安心感に、ホッとして涙が出そうになったそうです。

結婚式当日、挙式の後は、憧れだったバブル＆フラワーシャワーで祝福に包まれ、51階のバンケットでの披露宴では東京タワーを背景にしたファーストバイトで理想をかなえた七瀬さん。サービスの質、センスのよさ、どれも期待以上のクオリティーで大満足のホテルウエディングとなりました。

ホテルで結婚式を挙げて

ホスピタリティーとラグジュアリー感が気に入ってこのホテルを選びました。担当プランナーさんは、式当日の朝から、お開き後の後撮りのときまでずっとそばにいてくださって大変心強く、感謝しております。高層のホテルならでの51階の披露宴会場から見える東京の夜景が素敵すぎたのも忘れられない思い出です。（古原さん）

Case05．遠方ゲストを大勢お招きして老舗ホテルでおもてなし

岩手県盛岡市の老舗ホテルで結婚披露宴を行った上野絵里さん。新婦の出身が他県ということもあり、70人のゲストのうち遠方ゲストは41人と半数以上。宿泊される方は32人もいました。そのため、ゲストが宿泊でき、館内に美容室があって着替えやヘアメイクへの対応も任せることができるホテルを選択。

地元の年配ゲストの方には、会場名を伝えただけで「いい会場ね」と言っていただけたそう。遠方ゲストからは「ゆっくり身支度ができたよ」と喜ばれたそうです。

披露宴では、コロナ下の結婚式ならではの工夫を随所に。ゲストと高砂席で話をして密にならないように、ふたりがゲスト卓に足を運ぶテーブルラウンドを２回行ったり、当たり入りの手作りくす玉を全員に配布して、余興代わりの抽選会をしたり、両家の家族へのサプライズや、バックホー（油圧ショベル）でのケーキバイトなどで盛り上げ、ゲストが笑顔になれる結婚式を実現させました。

ホテルで披露宴をして

当日のゲスト対応がしっかりしていて、特に年配ゲストの評判が良かったので一安心。「ヘアアレンジをホテルでしてもらえたので自分で美容院を予約する手間が省けた」と喜ばれました。また市内でも有名なホテルで、料理の味でもゲストに満足してもらえたようです。コロナ下の結婚式で対策に苦労しましたが、ホテルの会場は広く、ゲスト同士の席の間隔を開けるなど対策をしっかり取ることができたのも良かったです。（上野さん）

Case06．クラシカルでゴージャスなインテリアが素敵な会場での結婚式

貴族の邸宅にいるかのようなアンティークな調度品に囲まれた、大阪の美しいホテルで結婚式を挙げた河野佐知子さん。ホテル内のどこをとっても、豪華さと上品さ、雰囲気の良さは格別だったといいます。

本物志向の佐知子さんらしく、挙式では自身でバイオリンを演奏し、披露宴でも音楽の仲間たちと弦楽五重奏を披露。弦楽器の音色と、広くて重厚感のあるホテルの空間が調和し、ゲストに感動の輪が広がる一幕になりました。

実は両家の親もホテルで結婚式をしており「ホテルならおもてなしも料理も、間違いがないから」とホテルウエディングを勧められたのだそう。会場探しでこのホテルを見学した際に、親から言われたその良さを実感したという佐知子さん。素晴らしい空間で自分たちらしさを生かした結婚式を実現し、親からもゲストからも大好評を博しました。

ホテルで結婚式を挙げて

ホテルは結婚式以外の目的にも使われるので、内外装とも本物志向。サービスにも間違いがありません。結婚式にはゲストも私たちも大満足！　お料理もゲストから好評でしたし、豪華で上品な、私たちらしいおもてなしができたと思います。（河野さん）

構成・文／河内千春　D／ロンディーネ　イラスト／寺澤ゆりえ
※記事内のデータならびにコメントは2021年11月に、ホテルで結婚式を挙げた「ゼクシィ花嫁会」のメンバー44人が回答したアンケート、および過去３年以内にホテルで結婚式を挙げた20～30代の女性103人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年1月時点のものです

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