気品と主役感が魅力！サテンのウエディングドレス＆カラードレス14

サテン（satin）とは、生地の織り方を意味する言葉で、日本では繻子（しゅす）織と呼ばれる光沢のある生地のことを言います。サテンとひと言で言っても、シルクやポリエステル、ナイロンと素材はさまざま。生地はハリのあるタイプはもちろん、なめらかで落ち感のあるタイプなどがあり、その生地感を生かしドレスのデザインもバラエティー豊か。次からは卒花さんの実例とともに、サテンドレスの魅力を紹介していきます。

SNAP１ 繊細な刺しゅうとツヤ感で上品に！Aラインのサテンドレス

上品な印象のサテンのドレスは、胸元やトレーンにあしらわれた細かい刺しゅうが美しかったのと、ロングトレーンとオフショルダーが取り外し可能で、一着で印象をガラッと変えられるという点も選んだポイントです。また、ウエストがしっかりと絞られたAラインのためスタイルが良く見えるのもお気に入り。ヘアはオフショルダーにかからないようアップスタイルに。ドレスの刺しゅうにシルバーの糸が使われていたため、小物はドレスの雰囲気に合うようにヘアパーツはシルバー＋ビジューの素材を、イヤリングはクリアビーズ素材をセレクトしました。（y__wd0314さん）

SNAP２ ロングトレーンがエレガントな印象に。格調高いサテンドレス

クラシカルでエレガントな雰囲気が好きなので、こちらのサテンドレスを選びました。丸顔のため上半身がすっきり見えるよう袖ありのデザインをセレクト。前から見るとシンプルですが、挙式では後ろ姿をゲストが撮影してくれることもあるので、階段できれいに写るようデザインされた長いレースのトレーンがお気に入りです。ヘアは低めのシニヨンで、丸い部分は横長にしてもらうことでエレガントに。高さのないクラウンで大人っぽく仕上げました。（aya_wedding_3612さん）

SNAP３ ツヤっとした光沢とシンプルデザインが魅力のサテンドレス

ドレスをシンプルに大人っぽく、きれいに着たいと思ったのでツヤっとした光沢と高級感があるサテン素材を選びました。ドレスはオーダーでInstagramなどからサテンドレスの画像を集めて、デザイナーさんと打ち合わせ。お気に入りのデザインからいいとこどりしています。一見シンプルなデザインですが、肩から肩甲骨あたりまでをレースにすることで、可愛らしさを取り入れました。ヘアは挙式ではシニヨン、披露宴ではゆるめのローポニーに太めのベロアリボンやドライフラワーパーツでアレンジ。ドレスは一着ですがヘアでメリハリを付けました。（maiko_weddingさん）

SNAP4 クラシカルな会場に映えるワザあり2WAYなサテンドレス

クラシックな雰囲気の教会だったのでサテンドレス一択でした。その中でも「Pronovias」の『IXION』は、袖のパフスリーブの付け外しができる2WAY。挙式の際は袖あり、ビーチ撮影や会食の際は、動きやすいよう袖なしで着ました。アクセサリーも袖ありのときは控えめに「ripsalis」のバロックパールを。袖なしのときは、「オルガブランカ」の『DELTA』で華やかになるようバランスを取りました。トレーンが長く、最後までくるみボタンも付いていて、とてもお気に入りのドレスです。（みきさん）

SNAP5 サテン×レースが上品！ウエストマークでよりスタイルアップ

二の腕がコンプレックスだったので、少しでも細く見えるデザインを探していたところ、オフショル部分が気になるパーツを隠してくれるこちらのドレスに出合い即決しました。レースのデザインが上品で、ウエストラインがしっかり絞られることで全体的にスタイルがよく見えるところも気に入っています。ドレスが主役になるようヘアはアップでまとめたのですが、ここで着けているヘアアクセサリーはスピーチをお願いした親友が結婚式で着けたもの。ヘアアクセサリーを譲ってもらい「幸せバトン」が受け取れたこともうれしかったです。（ayumiさん）

SNAP6 スカートのレースが軽さをプラス。気品あふれるサテンドレス

もともと、ふわふわしたチュール素材のドレスを選んでいたのですが、コロナの影響で結婚式が延期となり、選んだドレスが延期日だと別の方の予約があり着れなくなりました。改めてドレスを選ぶことになったのですが、前回私がドレス選びをしたときにはなかった新作のドレスを担当さんがおすすめしてくださりひと目ぼれ！サテン素材というと重たいイメージでしたが、スカートの裾から半分ほどがレース素材で重く見えず、それでいて上品さがあふれている点も決め手に。アクセサリーは本物のパールとスワロフスキーがあしらわれた「ミキモト」のミニティアラを選びました。（あやさん）

SNAP7 オフショルダー＆刺しゅうも魅力。クラシカルなサテンドレス

事前に受けた骨格診断でハリのある素材がいいと言われていたこともあり、いろいろな素材のドレスを試着してみましたが、サテン素材が一番しっくりきました。オフショルダーのデザインやトレーン部分の刺しゅうも含め、クラシカルな雰囲気でとても気に入っています。（popoさん）

SNAP8 ハリのある素材がふんわりシルエットをキープ＆脚長効果も

低身長のためドレス選びには苦戦しましたが、こちらはスカートにハリがあり、切り返しが高い位置にあるのでバランスが良く脚長効果もあったので選びました。サテン素材はふんわりと柔らかく、座ったときにもシルエットが上品で、高砂ソファにもばっちり映えた点も気に入っています。挙式会場は祭壇まで5段の階段があったためトレーンを長くクラシカルな雰囲気に。ドレス自体はシンプルなのでアクセサリーは大ぶりのものをセレクトしました。（f_wedding1122さん）

SNAP9 ロイヤルブルーのバージンロードに映えるサテンドレス

挙式会場はバージンロードのロイヤルブルーが特徴の美しいチャペル。荘厳な雰囲気に映えるよう、光沢感があり華やかなサテンドレスを選びました。ドレスは淡いピンクの刺しゅうがとても可愛く、取り外し可能のバックリボンやロングトレーンがお気に入りです。プリンセスラインでボリューム感があるので、ヘアはコンパクトにまとめ、上品でシンプルなパールアクセサリーを合わせました。（KMさん）

SNAP10 長袖がこなれ感を演出。シンプルかつ華やかなサテンドレス

前撮りがカフェと海辺での撮影だったので、どちらにも合うようにシンプルなデザインのドレスを選びました。デザインはシンプルですが、光沢のあるサテンは素材が華やかなので、屋内・屋外どちらの撮影でも「サマ見え」するところが気に入っています。ヘアや小物も、なるべく豪華になり過ぎないように気をつけました。（さおりさん）

SNAP１ ナイトウエディングに映えるブルーのカラードレス

最初は別のカラードレスを選んでいたのですが、ドレスショップに行ったときの「このドレス似合いそうだから着てみれば？」という母のひと言がきっかけ。試着してみると自分の肌色とも相性が良く、見ているときと着たときの印象がかなり変わったのを覚えています。ブルーのサテンのカラードレスは、夜のガーデンや披露宴会場での写真映えがとても良かったです！ドレスがシンプルなデザインだったので、ヘアスタイルは後ろで編み込みにしてもらい、リボンを付けて可愛さを出してもらいました。（3snow_1227さん）

SNAP２ ラメのキラキラでツヤっぽく。主役感が魅力のサテンドレス

披露宴会場はシャンデリアが印象的でラグジュアリーな雰囲気。その会場にぴったりな、ラメ入りのサテン生地のカラードレスを選びました。サテン素材は動くたびにラメがキラキラ光り、ツヤ感もあり写真映えバツグン。シンデレラをイメージさせるようなカラーとデザインが引き立つように、大ぶりのティアラで主役感を演出しました。（harukatatsukiさん）

SNAP3 上半身を華やかに！キラキラ胸元が魅力のサテンドレス

カラードレスは自身が好きな色のオレンジかブルーと決めていたのですが、式場提携のドレスショップにはオレンジの取り扱いがなく、ブルー一択に。とはいえ、さまざまなデザインを試着してこちらのカラードレスに決めました。披露宴で着ることを考えると高砂席での写真が多くなると思い、上半身が寂しくならないデザインであることを意識していましたが、少し暗めなライティングのときでも胸元がキラキラして華やかな印象を演出できたので気に入っています。（ayumiさん）

SNAP４ ワインレッド×マーメイドラインの絶妙バランスが魅力のドレス

サテン素材のウエディングドレスを着たかったのですが好みのドレスがなく、カラードレスでサテンをチョイス。11月の結婚式だったので、ワインレッドが季節的にも合っていたし、とても好きな色でもあったので大満足でした。サテン素材の魅力はなんといっても高級感や上質なイメージを演出できるところ。このカラードレスはクラシックなテイストで年代を問わず好評でした。（Nobuyo.Tさん）

構成・文／青山のりこ
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです

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