挙式1カ月前はおうち時間も有効活用!キレイを仕上げる花嫁美容Tips
結婚式までもう少し!当日を最高の姿で迎えるためにここから美容ケアに力を入れたいけど、結婚式にお金をかけたこともあってエステに通うのは少し厳しい……そんな花嫁さんにおすすめなのが、おうちセルフケア!今回は、【笑顔】と【姿勢】を美しく見せるためのポイントについて、「ウォーキングスタイリスト」でありモデルでもあるしまだひろみ先生に教えてもらいました!
ラスト1カ月は【笑顔】と【姿勢】を徹底意識!
花嫁姿のキレイを仕上げるキーとなるのは【笑顔】と【姿勢】の2つ!口角がしっかり上がった笑顔はハッピーオーラにあふれた印象で花嫁を包み、背筋がしっかり伸びて胸を張っている姿勢は、自信あふれる美しい女性を演出。また、この2つは当日の写真写りを大きく左右するものなので、ぜひ意識したいところ。ということで、結婚式までのラスト1カ月は【笑顔】と【姿勢】の2つの改善に重点を置き、これから紹介するTipsをぜひ取り入れてみてください!
Tips1/美しい【笑顔】づくり
口角を上げる「頬骨マッサージ」
<STEP1>手のひらの付け根で頬骨をプッシュ
笑顔をつくったときに「なんだかぎこちない?」「口角が上がりにくくなった?」と感じることはありませんか?今回紹介するのは、そんな凝り固まった口元回りのケア。座ったままテーブルに肘を突いたままできるので手軽で楽チンにトライできます。
また、式本番では、カメラを向けられると思った以上に緊張して顔がこわばってしまうもの。普段から口元をケアする頬骨マッサージを習慣にして、笑顔美人を目指しましょう!
=============================
まずはSTEP1から。
テーブルに肘を突き、小鼻脇から耳の辺りまでを6カ所くらいに分けながら、手のひらのつけ根を頬骨に沿わせるようにして頬骨の内側を押し上げていく。奥歯は食い縛らずリラックス。
ポイント
頬骨を押し上げる際には、ゆっくりと1、2、3と数えて押し、1、2、3で離すというリズムを心掛けて。深い場所にある筋肉にじんわりと圧をかけるように行いましょう。
<STEP2>「あ」「う」体操
STEP1と同様に、テーブルに肘を突いた姿勢のまま、両手を大きく開いて4本の指で側頭部を挟み、親指は頬骨の1.5cmほど下に置く。
親指の腹で斜め上に圧をかけつつ、口を大きく開けて頬の高いところで口角を上に引っ張り上げる意識で「あ」、口をすぼめて「う」の口にしながらゆっくりと口を開け閉めする。
「あ」と「う」をワンセットとしてゆっくりと5回程度行う。
ポイント
「あ」の表情をつくる際には、頬でちょうどたこ焼きが作れるあたりの位置から持ち上げることを意識。たこ焼きができる部分を指で確認しながらやるとわかりやすい。
<STEP3>頬骨の内側をほぐす
STEP2から4本の指を側頭部に固定したまま。親指の腹を頬骨に沿わせるようにしながら、頬骨の内側をほぐしていきましょう。小鼻脇から耳の辺りまでを6カ所くらいに分け、1カ所につき上下に10回ほど揺らすように優しくほぐす。
ポイント
より笑顔美人になっている自分をイメージをしながら取り組みましょう。またマッサージを行う際には肌表面をこすって傷つけないよう、たっぷりのクリームかオイルをつけて行いましょう。
Tips2/美しい【笑顔】づくり
目元たるみ解消「目のワイパー運動」
<STEP1>目をバチッと見開く
パソコンやスマホなどを長時間使用すると、目の周りの筋肉が凝り固まってしまい、まぶたのむくみや目元のたるみの原因に。目の周りの筋肉をほぐすことで、まぶたのむくみや目元のたるみが解消され、表情も明るく印象的な目元に。
今回紹介するエクササイズは、目を大きくオーラのある印象に魅せたい方にもおすすめ。結婚式本番で幸せオーラあふれるキラキラな目元を目指して、ぜひ普段から目のストレッチを取り入れてください。
=============================
まずはSTEP1から。
椅子に座って背筋を伸ばして座ったら、額や眉を動かさないようにしてしっかりと目を見開く。
ポイント
額や眉を動かさないようにするのが難しい場合には、両手で眉とおでこを覆い、しわができないように固定しましょう。
<STEP2>ワイパーのように目線をぐるり
できるだけ遠くを見ながら、目線だけを右に。同じく遠くを見るようにしながらゆっくりと上に移動し、今度はゆっくりと左へ。その後また上を通って、目線をゆっくりと右に戻す。ここまでを1セットとし、まぶたや目線が下がらないよう注意しながら3回繰り返す。
ポイント
ワイパーの動きを目線で表現することを意識して、目の上半分いっぱいにゆっくりと眼球を動かすのがポイント。眼球を支えている筋肉が伸びていることを感じながら行いましょう。
<STEP3>まぶたを閉じて休憩
3セット終えたらまぶたを閉じ、しっかりと目を休ませる。
ポイント
椅子に座っている姿勢は最後まで崩さず、休憩中も背筋をしっかりキープ。
Tips3/美しい【笑顔】づくり
フェイスラインUP「頭皮マッサージ」
<STEP1>こめかみと頭皮に指の腹を密着
現代社会を生きる女性はさまざまな場面でストレスを感じたり我慢をしてしまうことが多く、無意識に奥歯をかみ締めることが多いといわれているそう。その影響で側頭部が凝りやすくなり、フェイスラインのたるみやほうれい線が生じる原因にも。
フェイスラインのたるみや深いほうれい線は、老けて疲れた印象の花嫁に見えてしまう可能性があるので、これから紹介するマッサージで側頭部をしっかりほぐし、フェイスラインすっきりな小顔美人を目指しましょう!
=============================
まずはSTEP1から。
テーブルに肘を突き、5本の指で耳を囲むようにして、こめかみと頭皮に指の腹を密着させる。
ポイント
爪は立てずに髪をかき分けて、頭皮に指の腹を密着させましょう。
<STEP2>頭皮を押して凝りをほぐす
耳の後ろにある親指で頭を支え、その他の指を使って頭皮を押すようにゆっくりと20回ほど小さくくるくる回しながらほぐす。
ポイント
頭皮を押す際には、気持ちいいと感じる程度の強さで。
<STEP3>頭頂部から頭皮を持ち上げる
再びSTEP1の状態に戻り、5秒ほどかけてゆっくりと頭頂部まで指をスライドさせる(このとき、髪の毛もそのまま持ち上げる)。頭頂部で髪の根元をギュッとつかみ、頭皮をグッと持ち上げたら、口を「お」の形にして5秒キープ。このスライドを5回ほど繰り返す。
ポイント
頭頂部まで指をスライドさせるときには、頭蓋骨を触るイメージで。
Tips4/凛とした【姿勢】づくり
美尻をつくる「骨盤調整ストレッチ」
<STEP1>右足を左足の膝に乗せる
長時間同じ姿勢で座っていたり立っていたりすると血流が滞りやすく、腰への負担も増大。さらに、お尻や股関節回りの筋肉も凝り固まって、血行不良による冷えやむくみにもつながり、脂肪燃焼しにくい体質に。
ここで紹介する「美尻をつくる骨盤調整ストレッチ」は、凝り固まったお尻の凝りや張りをほぐして骨盤のゆがみを整え、真っすぐ垂直に立てやすくしてくれる効果が。特にマーメイドドレスや腰回りがタイトなデザインのドレスを着用する花嫁は、意識して取り組みたいところ。骨盤美人を目指し、美しい姿勢を手に入れましょう!
=============================
まずはSTEP1から。
左足の膝上に右足首を乗せ、手は右膝と右足先に軽く添えて背筋を整える。
ポイント
上に乗せた右足の膝とかかとの真ん中に体の中心が来るよう、足の位置を調整しましょう。
<STEP2>股関節から上体を倒す
目線は2~3m前方を見て、背筋を真っすぐ保ちながら股関節から上体をゆっくりと前に倒す。お尻が伸びてイタ気持ちいい位置で20~30秒キープ。
ポイント
背中が丸まらないように注意。胸を開いて、頭からお尻まで一直線となる姿勢を心掛けましょう。
<STEP3>反対も同様にストレッチ
足を入れ替えて同様のストレッチを行う。左右それぞれ20~30秒を1セットとして、3セットを目安に行う。
ポイント
上体を倒しているとき、上に乗せている足の膝を床に向かって押し、下の足のかかとを上に向かって引き上げるようにすると股関節回りがさらに伸びます。
Tips5/凛とした【姿勢】づくり
猫背や二重あご防止「首ストレッチ」
<STEP1>首のサイドを気持ち良く伸ばす
スマホやパソコンに向かう時間が増えると、首や肩が凝り、首が前に突き出たような猫背の姿勢になりやすくなります。そんな姿勢のままだと、花嫁姿を写真に撮られたときに、顔が大きく見えたり首が短く見えたり……。さらに、フェイスラインがぼやけてしまい二重顎の原因にも!
首ストレッチをすることで肩が軽くなり、凝り固まっていた筋肉がほぐれて首のラインが真っすぐ整いやすくなります。すっと真っすぐに伸びた美しい首、すっきり小顔に魅せるフェイスラインを目指し、結婚式では360度どの角度からでも美しく見える姿勢を磨きましょう。
=============================
まずは最初のSTEP1から。
右手を左耳の後ろに添え、縮まった首を長~く伸ばしていく気持ちで耳と肩の距離を離すように首を右にゆっくりと倒していく。左手は椅子を軽くつかんで固定した体勢を保つ。首が気持ち良く伸びる場所を見つけたら、そのまま20~30秒キープ。反対側も同様に行う。
ポイント
首を伸ばすとき、顔の向きは真横に倒したり、斜め上、軽く顎を引きながら斜め前を見るなど、気持ちのいい方向を見つけてください。また、首を伸ばしているときに肩が上がらないように、胸を開いて肩はストンとリラックスした姿勢を保ちましょう。
<STEP2>首の後ろを伸ばす
頭の後で手を組み、後頭部を押さえながらゆっくり前に倒す。首の後ろの伸びを感じながら、20~30秒キープ。
ポイント
首は繊細なので強い負荷をかけず、痛くない位置までゆっくりと優しく傾けていきましょう。
<STEP3>首の前を伸ばす
両手で合掌のポーズをつくり、指先で顎を支えるようなイメージで頭を後ろに倒す。首の前側の伸びを感じながら、20~30秒キープ。
ポイント
鼻から吸って口から吐くという呼吸を続けながら、リラックスした状態で行いましょう。
Tips6/凛とした【姿勢】づくり
巻き肩を解消!「肩甲骨ストレッチ」
<STEP1>両手を広げてうつぶせに
巻き肩の花嫁は、デコルテからバストにかけてだらしなく寂しい印象になりがち。美人オーラもダウンしてしまう要因に。巻き肩や猫背でお悩みの花嫁には、大胸筋などの胸の筋肉をほぐして伸ばす「巻き肩解消ストレッチ」がおすすめ。大胸筋を緩めることで肩が正しい位置に戻りやすくなり、猫背が解消されて美しいバストラインやデコルテを演出できます。また、肩凝り解消にも効果的。
ここで紹介するストレッチは寝る前やテレビを見ながら気軽にでき、1日1分からでもOK!ゴロゴロついでにぜひトライを。
=============================
まずは最初のSTEP1から。
うつ伏せの状態になり、両手のひらを床に付けて横に大きく伸ばす。
ポイント
呼吸は鼻からゆっくり吸って口から吐きましょう。STEP2とSTEP3のストレッチ中も呼吸を止めることなく続けましょう。
<STEP2>体を縦に起こしてストレッチ
曲げて立て膝の状態にした左足と左手で床を押し、体を縦に起こしていく。バスト、肩、腕の付け根あたりが伸びてイタ気持ちいいと感じるところまで体を起こしたら30~60秒ほどストレッチを効かせる。
ポイント
肩甲骨が体の中心に寄って、胸から肩回りが気持ち良く伸びていることを感じましょう。さらにストレッチを深めたい場合には、右腕を斜め上に移動させていくと負荷が上がります。
<STEP3>
反対側もSTEP2と同様に行ってストレッチ。左右各30~60秒ほどを1セットとして、3セット行う。
ポイント
ストレッチを行う強度は「イタ気持ちいい」と感じる程度でOKです。
From 編集部
笑顔と姿勢を意識して、ハッピーな花嫁姿を目指そう
今回紹介したしまだひろみ先生おすすめのストレッチやエクササイズは、どれも日常で簡単に取り組めるものばかり。毎日の生活の中に早速取り入れて、美しくてハッピーオーラにあふれた花嫁をつくる【笑顔】と【姿勢】、ぜひ手に入れてくださいね!
しまだひろみ ウオーキングスタイリスト
モデルインストラクター協会認定ウオーキングスタイリスト。立命館大学産業社会学部卒業。「ウオーキングスタイリスト」として、プロのモデルやタレントなど1万人以上にストレッチや美姿勢エクササイズ、ウオーキング等を指導。食事制限やノルマなどは一切設けず、日常生活の中の「姿勢」や「ウオーキング」を意識することで、誰もが簡単に「美ボディ習慣」を身につけられる失敗しない美ボディメソッドが人気。エステティックの知識や技術、解剖学、ストレッチ、ヨガやピラティス、アロマテラピーや食まで幅広く見識を持つ。著書に『毎日の美ボディ習慣』(repicbook)『モデルみたいにかわいくなれる!おしゃれガールのキレイLesson (キラかわ☆ガール) 』(なつめ社)。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/itabamoe
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです
- 挙式1ヶ月前
- 式直前1カ月前
- 悩み解決
- きれい
- 憧れ・夢